待望の!ショタおに~!
表紙から可愛さ満点♡プルプル背伸びして、少しでも大人に近づこうと奮闘する宝くんが可愛いすぎます!
可愛いんだけど、あくまで財閥の一人息子っていうプライド、気高さを併せ持っていて大人びた言動もたびたび……そのギャップに私達モブはツッコんだり笑ったりヒヤヒヤさせられたりで、一気に最後のページまで駆け抜けました。
特に好きだったのは500円までのおやつ!
あれは待雪さんもキュンってしちゃうし、うまい棒のオチが最高〜!
宝くんの、年相応に子どもらしいところと世間知らずわなところ、待雪さんの執事という越えられない立場の壁がお話の中に散りばめられていてふふって笑えたり、切なかったり。
読んでるこちらは感情が忙しなくさせられて2人のこれからを見守りながら読んでいました。
描き下ろしと、コミコミさんの小冊子はとにかく良かったです!
これからは身体も心も大きく成長した宝くんに翻弄され、溺愛される待雪さん、2人の幸せな未来しかなくてニマニマが止まらない最後でした♡♡
大人になってからも待雪さんの寝かしつけ絶対続いてそうだし朝待雪さんが起きる時まで見詰めてて背中に背負っておはようって笑いかける宝くんが見えるw(妄想)
義理弟×兄の共依存愛を描いた兄弟BLです。
弟の愛がじんわり見えない透明な毒のように身体に染み付いて、気づいた時には弟以外に触れられる事に嫌悪感を覚え弟を求めてしまう兄……。
最後まで読み終わると表紙が最高!となりました。
鈴蘭は白くて可愛い花だけどその全てが毒という。弟はまさに鈴蘭そのもの。綺麗で美しい姿を持つ毒。けれど、一方的でなくお互いに愛があるから狂気に見える関係もどこか見守りたいと思わせられる2人でした。
親が居るのに…なシチュ大好きマンなので手を叩いて喜びました。
でも、理解ある両親みたいだから二人なら大丈夫なんじゃないかな、とドロドロしすぎない希望が見える作品だと思います。キュンとは違うドキドキを久しぶりに味わいました!
共依存とてもいいですね……。
お互いにいないとダメになっちゃうやつ。二人だけの世界大好きです。
弟が兄を名前で呼ぶようになるのが好きです。
実兄弟BLです。
兄との文通から始まるノスタルジックな弟の語りと作品全体に流れる夏の雰囲気がなんともエモいです。
文通って今の時代もうないですよね!手紙特有の丁寧な話し口調だからこそ、語られる気持ちがより切なく感じさせてくれます。
兄弟だから、と心にしまいこむ気持ちと、どうにかしたい、兄弟以上の関係になる事への葛藤が丁寧に描かれていて両片思いが切なかったです。
子どもの頃からの思い出もたくさんあって、お互いに「兄弟」なのだと自覚する瞬間が何度もあります。その度に自分の気持ちにセーブかけちゃうのが、見ていてもどかしさも感じさせてくれます。
えちシーンも少しあります。
両思い後の二人の雰囲気もよかったです。
兄弟ものがお好きな方に私もおすすめしたい作品になりました!
帯の『BL×ミステリー×マルチエンディング』に惹かれ購入しました。
3つのルートを読者が選ぶ事で結末が分かれるマルチエンディング形式で、犯人が誰なのかを推理しながら読む楽しみがありました。
ニコラスの周りにいる3人の怪しい人物達。
どのルートを選んでも辻褄が合うように話が作られているのが素晴らしいです。
3ルートとも、結末はバッドエンド気味です。また、3ルート分かれる前に主人公が手酷くレ○プされる描写があるので苦手な人は地雷が詰まった作品かもしれません。
道具を使った一方的なプレイや、殴ったりする暴力的なシーンなど受けくんが痛々しく泣いたり叫んだりする場面がたくさんあります。怯える顔や泣き顔が好きな人は刺さると思います。(私は好きでした!)
それぞれ、ルート毎に別ルートの人物の動きが関係して繋がっていたりもして、最後まで読んだ後にもう一度最初から読み返して確認したくなる作品でした!
ミステリーが好きな方や上記地雷がない方にはぜひおすすめしたいです(^^)
受けくん、かわいそ可愛いです♡♡