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世界一のケンカップル

大好きなシリーズの3作目。今までの2作品では、恒介が家族、特に父親とのわだかまりがなくなったり、恒介と篤の理解者で友人となった真生くんが登場しましたが、今作は敦が家族の寿恵さんへカミングアウトするお話がメインです。

"彼女"と思い込んでいる母親へ、不安や心配をさせたくない。だから、恒介と付き合っていること、つまり自分はゲイであることは言いたくない…その気持ちはすごく分かります。でも同時に、恒介の存在を隠すことは、恒介を傷つけることになるのではないか、隠す=やましい事だと言う捉え方にはならないだろうか、私はそう思いました。篤の気持ちも分かる一方、もし私が自分の存在を隠されたら、正直辛いです。それから嘘をつかれたことについて、寿恵さんは幸せなのかなって、疑問にも感じました。誰かを思う嘘は、嘘を突き通すことができれば、もしかしたら嘘は真実に変わるかもしれません。しかし今回は寿恵さんと篤だけの問題ではなく、そこには恒介という、篤にとってかけがえのない存在がいます。恒介を傷つける嘘だとしたら、寿恵さんを思ってついた嘘は、結果的に篤を苦しめたり、寿恵さんにとっても良いことにはならないんじゃないかと思いました。恒介は篤を思って、篤の嘘に対して理解を示しましたが、恒介や篤の中にモヤモヤした感情があるように感じました。
そんな篤、恒介の心を動かしたのは、真生くんでした。篤の彼氏は恒介だ、家族には素直になれって教えてくれたのは篤達だと、2人に喝を入れます。真生くんは前作で、素直に祖父に寂しいと言えないことや、本音を伝えられないことについて、篤や恒介に救われました。真生くんにとって、篤や恒介の問題は、他人事ではなかったんだと思います。その真っ直ぐな言葉の数々に、号泣しました。
真生くんの言葉に対して、恒介は篤を庇いますが、篤は、自分の嘘は、寿恵を騙し、恒介にも嘘をつかせてしまい、結果的に2人を傷つけているんじゃないかと考えるようになりました。寿恵さんに本当のことを言いに行くときに、恒介に"一緒にいてくれたら嬉しい"と伝えたこと、恒介がそれを"いいに決まってる"と伝えたことに、また涙しました。
いざ寿恵さんに真実を伝えるとき、なかなか一歩を踏み出せず、言えない篤。その背中を押し、きっかけをくれたのは恒介でした。自分(恒介)はゲイで、篤に付き合ってもらっていると。篤は驚いたと同時に、"付き合ってもらってる"発言に怒り、寿恵さんの前でお約束のケンカを始めます。寿恵さんは薄々気がついていて、その事実を、2人から伝えてくれたことに喜び、帰って行きました。"良い人と出会えてよかったね"そう寿恵さんが2人に伝えたシーンで大号泣しました。
篤は、恒介がいてくれたから、恒介だから、寿恵さんに真実を伝えられたんだと、感謝の気持ちを恒介に伝えます。胸がいっぱいになった2人は、このあと濃厚なエチチをします(*^▽^*)可愛いんですよ篤がー!!!ぜひここ篤の可愛さを感じてほしいです(#^.^#)
お互いに、お互いだから幸せなんだって思える2人が凄く素敵だなと思いました。

2人を心配してくれたゴウさん、彼女のフリをしてくれたみちこちゃん、そして2人の心を動かした真生くん、彼ら3人の、恒介と篤への愛が凄く感じられました(*^▽^*)

描き下ろしも微笑ましいです( ◠‿◠ )篤宅に片づけに行ったのにエチチしちゃって片づけられられなかった自分に落ち込む恒介が可愛いです笑。

世界一のケンカップル、おすすめです!!!

大満足でした

原作既読です。大満足のドラマCDでした。

ちょいチャラで上っ面での付き合いを好んだり軽く見られがちな反面、心の声やふとした時に寂しそうで、本当は臆病で一途で重い、そのギャップがたまらない匡人。その幅のある感じ、斉藤壮馬さん凄いです!イメージですが艶があって軽くも重くもなれる!

私の推し、旭さん。
推しの旭さん。
旭さん…最っ高に素敵でした(((o(*゚▽゚*)o)))
聴いてください!ほんとイイ!
そんな年いってないけどダンディというか、多分低めで落ち着いているからだと思いますが、すっごく素敵でした。

原作がそのまま音声化されていて、かつ、セリフのない場所での間の息遣い、凄く良かったです!読みながらじゃなくても、旭さんや匡人の顔が浮かんできました( ◠‿◠ )
上巻は"ここで終わりかっ!!"って所で終わるので、下巻も楽しみでたまりません(*^▽^*)
オススメです!!

愛の力を感じました

敵対しあう立場の2人が、惹かれ合う。障害があるほどに燃えますが、でもどうやってピンチを切り抜けるのか…前巻以降ウズウズしてました。自分達だけの問題ではなく、先人達の罪や思いも知って背負って生きる2人を、応援せずにはいられません!!!

冒頭のカラー、ヨシュの覚悟の始まり。
お互いが理解し合える部分もあれば、譲れないものもあると思います。でもそういう部分全部ひっくるめて、ヨシュにとっての1番譲れないものがコヨーテ なんだと感じました。コヨーテの、覚悟の愛の告白にもグッときて涙が出ました。揺るがない気持ちを、互いが、互いのためにもち続けていられることが、こんなにも自信と希望になるんだって、胸が熱くなりました。

まだ、何か裏がある気がするので、続きが楽しみでなりません!!

丁寧に描かれた感情が素敵

本命DTのヤリチンと、最近ゲイと自覚した処女。ルームシェアをする中で、中を深めていくお話です。
何か大きな出来事が起きる…というわけではありませんが、感情の変化や自身の抱える悩みに葛藤する部分に、非常に共感できて素敵な作品でした。
自分に需要があるのか、こんな自分を好きになってもらえるのか、そう悩むチヒロさん、分かるなぁ。自信がない時、自分を好きになれないとき、"私なんて"と落ち込むとき、そういう日常で感じる些細なことが、丁寧に描かれていると思いました。
求められるものを与える、期待に応える、銀治くんの気持ちもよくわかります。楽だから、って思うこともあるし、こちらの行動で相手が喜んでくれるのは決して悪い事ではないと思います。でも、"求められること"前提に慣れすぎて、銀治くんは"こうしたい"という気持ちを持っていない。だから、セフレやワンナイトばかりになるんだと思います。誰かと真剣に向き合いたい、恋がしたい、そう思えた事が、銀治くんが変われた第一歩なんだと思いました。銀治くんが、チヒロさんに想いを伝えるときの、どストレートな告白…"好きです"が凄く素敵でした。

感情を丁寧な描いてくださってる凄く素敵な作品なので、おすすめです( ^ω^ )

匡人の過去に、イメージが変わりました

チェンジワールドで郁要をかき乱していた笑!?穂積さんが、今度はメインです!

穂積匡人さんが、"タチ"だったのか…すっごくそれ私好きですねー!!攻めか受けかっていうのは、私は今まではあまり気にしていなくて、その人が感じている攻受の"意味合い"について考えたことがなかったので、匡人の考え方が新鮮というかハッとして、かなりお気に入りのシーンです。しかも、匡人の忘れられない過去がからみ、今までの"余裕そう"や"陽気"なイメージとは少し違う、純粋さを感じました。同時に、私が抱いていたイメージっていうのは、"過去の傷を隠す"ために自分を繕っているのかなって思いました。もしかして、実は郁要よりピュアかも!?今作では匡人は受けです。好きな人じゃないと受け入れられないって、私好きですねー!

匡人のお相手が、八島旭さん。ノンケです。攻めです。匡人ほどおしゃべりではないけど、ここぞって時に年上を感じるような落ち着きや経験を感じさせてくれます( ◠‿◠ )めちゃタイプだわ私笑(((o(*゚▽゚*)o)))匡人が初めて旭に抱かれるとき、匡人めっちゃ可愛いんですが、"男"であることを旭に感じさせない努力をするんですよ。健気!!でもそんな匡人に、"女の代わりじゃない"って伝えるんですよ!"匡人"を抱いてるんだって言ってくれてますよね!さりげない優しさが、さりげないから響きます。旭素敵だわ〜!!

上下巻で大ボリューム!!かなり読み応えがあり、深いです!上巻最後では、旭の弟が登場し、下巻へと続きます。涙なしに読めない、文句なしの神作品です(^○^)

2人で感じる幸せ

大好きな作品です( ◠‿◠ )たくさん考えさせられる作品で、深く心に響きました。
過去をなかったことにしないこと。
相手を思っての行動は全て正しいと思いこむのは間違っている。
この2点が、特に私に響きました。

旭が元嫁に抱いた愛情も、匡人が和臣と過ごした時間も、恒生が匡人にされた行いも、なかったことにはしたくない。子供には恵まれなかったけど、愛し合っていた日々があった旭。忘れなきゃと思えば思うほどに、忘れられないほど好きだった匡人。兄を想えば許したくないけど、そのことが兄を苦しめていたと気がついた恒生。許されないことをしたかもしれないけど、前に進むために過去と向き合う匡人。それぞれの熱い思いを感じました。
私個人の考えですが、忘れないことと、なきものにしないことは、私の中では意味合いが少し違います。そのこと自体を忘れていても、人生の糧になっていれば、教訓のように心に留めておくことが出来ると思いますが、なかったことっていうのは、全否定のように感じてしまうんです。だから、過去を否定するのではなく、良かったことも悪かったことも、心に留めておく事の大切さを、作品から感じました。

もう一つ、恒生は旭を思って、匡人と引き離したかもしれないけど、それは結果として旭を傷つけたかもしれません。同じように、匡人は旭や恒生を思って、旭と離れる決意をしたかもしれませんが、旭は匡人を追いかけました。相手を思ってした行動は、必ずしも、相手の最善とはいえない…まさにですよね。ナルさんの言葉は、"正しいと思い込むのは間違い"で、相手を思っての行動が間違っているとは言っていません。思い込むことや、"これが正しい"と決めつける・先入観を持つ"ことは違うんじゃないかってことだと思いました。郁央に匡人が"妹を傷つけた相手"がいたらどうするか聞いたとき、その人は嫌だから妹のために殴ってやりたいけど、それで引き離したとしても、それが妹の幸せかは分からないみたいに話すんですが、そうだなって思いました。誰かを思っての行動は、その人の為の行動なのに、その人が同じように受け取るかは分かりませんもんね。

たくさん悩んで、泣いて、笑って、旭と匡人が、周りの支えてくれる人達と見つけた、"2人で感じる幸せ"に、号泣しました。ラブネストは、愛の巣であり、帰る場所・自分の居場所だと、作品を読んで感じました。どう生きていきたいかを詰め込んだ、旭と匡人の幸せの空間になりますように…( ◠‿◠ )

蛍は明日死ぬ コミック

斉川冬 

蛍が結ぶ愛

大切にしていた本の中に、恋している人"蛍"がいる。蛍は存在しないのに、どうしても彼女の姿を、他人の誰かに求めてしまう。もしその状況で、そっくりな、男性が、現れたら…。
最初は蛍とそっくりだったから二宮くんに好意を寄せた浅田くんと、浅田くんに好かれたくて"蛍"を演じた二宮くん。最初はお互いに、姿なき"蛍=理想の人"を求めていたが、次第にお互いに強く惹かれる、素敵な作品です。似ているから好きになったのに、気がつけば"違うところ"を探して求めていた浅田くんの愛情が凄く伝わってきました。蛍を演じ、蛍の代わりでいいと思っていたのに、まるで自分が愛されているようで、演じることが辛くなった二宮くんの、健気で真っ直ぐな思いに、涙が止まりませんでした。間違いなく神作品!!!

二宮くんに実は思いを寄せていた友人、優。優視点で見た2人の歪んだ関係性や、優の気持ちを思うと、切なくて辛い気持ちが込み上げてきて、涙が出ました。

きっかけは蛍だったかもしれないけど、2人にとって何が大切なのか、"蛍ではない"それに気がつけたのは、蛍のおかげかなと思います( ◠‿◠ )

文句なしの神作品

加筆がかなり多めで、連載中から大好きでしたが、さらに好きになりました!

トラウマを引きずりつつも幸せになった林田さん。でも、本当に林田さんは今、幸せなんだろうか…そんなモヤモヤが晴れました( ◠‿◠ )綺麗事で生きていけないし、悩み苦しむ姿が非常に感情を揺さぶられて、文句なしの神作品です!!

秀那くんが男になるし、大人になるし、みっともなくすがるし、余裕なくなるし…人間味溢れてかなり魅力的でした!

弓さんとの過去を受け入れたかどうかは、林田さんにしか分からないと思います。心に負った傷は、弓さんも林田さんもなくなる事はないと思います。でも、"引きずって今も不幸せなんだ"って2人が思っていない事や、過去を無きものにはしないって思っていることが、伝わってきました。どちらかがではなく、2人ともが、同じような気持ちなんじゃないかなって感じました。だからアルバムを弓さんが林田さんに贈り、林田さんが弓さんとの写真をアルバムに残せたんだと思いました。

ぜひ読んでいただきたいです!!

一途な思いが身を結ぶ

叶わぬ想いと思っていても、一途に思い続ける…切ない片思いの連鎖が、本当に大切なものを教えてくれる、涙なしには読むことができない凄く素敵な作品でした。

心は手に入らなくとも、身体は俺のもので、あの人の知らない顔を知っている…竜二くんの明希さんを思う気持ちが健気で一途!そんな愛されまくりな明希さんも、圭吾さんへの叶わぬ片思いをしており、圭吾さんを支えることが出来ることを人生の生きがいというか目標にしてる人で健気!竜二くん、明希さん、どちらの思いも叶えたくなるけど、2人の思いは一方通行で、そこが切なかったです。
2人の関係に変化が現れ始めたのが竜二くんが誰かに嵌められてピンチになった時で、圭吾さんの言葉に明希さんが動揺するシーンなのですが、このあたりから私多分泣いてました笑。竜二くんが自分にとってどんな存在か、明希さんの心の叫びが胸に響きました。圭吾さんに子供ができた時もだいぶ辛そうでしたが、それ以上だったと思います。明希さんの動揺は後に竜二くんに別な誤解を与えてしまい、拗れていくんですが、さらに涙なしには読めない展開になっていきます。
大号泣のハピエン!本当に面白かったです(^○^)文句なしの神作品!

立場の違いに愛の差なし

必要最低限しか言葉にしない歩巳さん、その人柄にベタ惚れしてるので大好きなシリーズです!!
今回もガチに泣きました。
孝太郎の、弟達への思い。弟達の、孝太郎への思い。特に亜樹くんが孝太郎を歩巳さんに取られまいとムキになり、結果その事が、つまり"歩巳さんとの事を素直に喜べない"こと自体が、孝太郎に無理をさせ傷つけているんじゃないかと言うことに気がつき、また、孝太郎が歩巳さんを思う気持ちと同じくらい亜樹くん達が大切で、それに気がついていなかった自分(亜樹くん)を律するかのような態度と行動…明らかに無理をしつつも、"成長した姿を見てほしい"と、少し背伸びをした眩しい姿、大号泣でした。
大切な人には当然幸せでいてほしい、でも同時に、それが自分と離れる事になったら、果たして私は素直にその背中を送り出せるだろうか…。素直に喜べない自分がここにいながら、こんなにも自分は大切に思われていたんだって、今更気がついてしまったなら…。たまらない想いが込み上げてきました。
孝太郎が恋人として歩巳さんを思う気持ちと、兄弟として弟達を愛する気持ち、それは、対恋人と対兄弟という立場は違うかもしれませんが、愛情に差はなく、それを歩巳さんも兄弟も受け止めてくれた事が嬉しかったです(^○^)

孝太郎が社会人となり、歩巳さんと同棲を始め、環境が変わって行きます。九条さんの強引だけど不快にはならない感じが面白くて好きです笑。荒木さんというまた濃い目のキャラ出てきて楽しい!

今までの中ではややエッチなとこは少なめですが、十分エッチだし笑、泣けてホッコリして愛情を強く感じる1冊でした。間違いなく私の神作品!お気に入りの1冊です!