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エキスパートレビューアー2022

女性あきさん

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やっぱり好きだなぁ!

小椋ムク先生、BL小説の挿絵が多い先生ですが、私は先生の漫画が好きで好きで…。ただ寡作で、原作付き以外の単行本は3冊しかなく、それがとても残念です。今作も紙本で持っていたのですが久しぶりに読みたくなって電子で購入、読み返しました。

短編集です。優しい絵柄とマッチした優しいお話が綴られています。

【ふるえる夜のひみつごと】高校生カプ。光が苦手な古屋と暗闇が苦手な氷見という、一見相容れない2人。寮の同室でもあり、お互いの秘密を知って近付いていきます。ちっちゃな氷見は背の小ささをカバーするかのように超強気。一方の古屋は落ち着いててのんびりしてる風。でも意外と積極的!
氷見がキャンキャンしててかわいい。148センチはちょっとかわいそうすぎると思ってしまいました…。あとがきで高2で伸びて165センチになると書いててほっとしました(笑)

【ただ、君を待つ】リストラされた元サラリーマンと、公園のベンチに座る不審な大人のカプ。いやほんとに始まりはそうなんです(笑)不審者が寝てる間に優しくしてあげた元リーマン、不審者はその人にお礼を言いたいと待っているのですが、元リーマンはその事を明かさず…。と、お互い名前も知らない人同士。恋愛的な発展をしそうなところで終わりますが、二人の優しさをほんわかと感じられる作品です。

【ラ・ラ・バイバイ】高校生カプ。言いたいことを口に出せない安達が屋上で出会ったのは後輩の常盤。安達の言いたいことをじっくり待って聞いてくれる常盤は割とズバッと言うタイプですが、胸の内は簡単には口にしないと言います。さて、その胸の内とは…?ちょっと変な歌がツボに入る(笑)

【ヒナの純情】先生と高校生のカプ。夜の繁華街で見かけた高校生に就職先の高校で出会った仁科。危うげな彼、青井は亡くなった生徒と何か関係があるらしく…。
ちょっとですねぇ、私が年を取りまして、先生×生徒があまり受け付けられなくなってるんですよね…。フィクションとして楽しめてはいるんですけど、手を出すなと思ってしまう矛盾(笑)

あー、またオリジナルの漫画書いていただきたいです。優しい気持ちになれるお話が大好きです!

短編集でした

何も考えずに試し読みだけ読んで、表題作一本だと思って買った雄っぱい好きの私です…。でもね!乳はいっぱい出てたんでね!結果オーライ!!

全体的にギャグ風味です。好き嫌いはあるかもしれませんが、そこまでギャグに振り切れることもなく、安定したギャグ味。とんでも設定系が多かったですかね。楽しく読めました。

【リーマンの胸から乳が出る話】
表題作です。そんなにバインとはしてないんですけど、ほどよい肉付きの胸から搾り出されるぼにゅ…ふにゅ…ミルク。そのミルクを搾ってくれる真面目なシゴデキ同僚。実家が酪農家で牛好きというのがいい。説得力ある(?)。結局ミルクは関係ないと言ってましたが、ぜひずっと肩こり、頭痛、眼精疲労を消し去るミルクが出続けてほしい。

【男体盛りにだけ力を発揮するパティシエがいた話】
主任、なぜ絞りの練習に乳首を差し出す必要があったんでしょうか…?愚問ですね。そこに乳首があるからです。味覚障害はどうしようもないじゃんって思ったけど、主任と一緒に店を出せば解決すると気付いた。私天才。

【かわいいネコのためなら脱げるしケツも差し出せる話】
このネコは本物の猫です、と言わねばならないBL界(来年のBL川柳に出そう)。お金を稼ぐ方法って他にもあると思う。という冷静なツッコミは置いといて、猫が爆弾産んで良かった。

【雪山で遭難してもエロを忘れない話】
生徒会長がいるので高校生のようです。エロに振り切るおバカな男子がよく表れています。そしておバカな勘違いとおバカな嘘で自分が追い込まれるおバカなDK。人は生命の危機を感じると種を残すべく行動すると言われていますので、さもありなん。

【煩悩を捨てるために入った修行寺で恋を見つける話】
ふんどしなので裸体がよく見えます。あの、受け攻め逆と思いませんでした?私は思いましたのでちょっとびっくりしたんですけど、年下攻め好きなので問題ありませんでした!

キャラかストーリーか

遊び人のマオ×普通の大学生の維人というカップリング。タイトル通り、維人がマオに絆されていきます。

最初はマオのエキセントリックなクズキャラで魅せていく感じかな?と思って読んでいたのですが、後半はそのなりを潜め、双子の兄(実は…)との確執や因縁にシフトしていきました。なので最初の印象と最後の印象がだいぶ違う感じです。それでいくとマオの改心の過程がちょっと薄かったかなぁ、と。

キャラで読ませるかと思いきやストーリーに焦点が移っていったので、少し中途半端な読後感。どっちかに振り切ってほしかったです。
絵は丁寧で見やすいと思います!

悪魔攻めもいい…!

いつもおじさん受けでお世話になっている作家さんです。今回は悪魔×青年とおじさん受けではなかったのですが、思った以上にいい感じでした!おじさんへの期待がなかったのが良かったかもしれない…悪魔もいいものですわ~。

【大学生の朔は友人から怪しげなグッズを渡されるが、使うと自分の身に悪いことが起きてしまう。するとどこからともなく悪魔だという男が現れて朔を助けるが…】

由元先生の不思議な怪奇に振り切った作品でしたね。いろんな悪魔グッズが出てきます。ラブドール(という名の藁人形)、ミサンガ、招きニャム(猫?)などなど。明らかに怪しい物をなぜか受け入れる朔。これには秘密がありますが、そこは本編で。

そして朔の前に現れた悪魔、サイカク。金髪褐色の高身長ドイケメン!目は赤らしい。そこら辺のホストより目立つわ(笑)なぜ朔を助けるかというのもネタバレなので本編で。
ですが、やはりひとつ言っておかなければならないこと。それは朔への執着です。悪魔ですからね、何の理由もなく人間に関わるわけはないんです。最後の最後まで明らかにはされませんが、途中「私のもの」宣言もあり、謎に満ちた執着が重そうです(笑)

エロは擬音がネッチョリしてる感じのエロです。朔が可愛く、サイカクがイケメンで楽しめる…!全体的にちょっとラブが少ないかな。そこは謎解きを最後に持ってきてるのでしょうがないですね。でも他の悪魔もいい感じなんですよね~。スピンオフか続編が読みたいです。

切り替えの早さについていけなかった…

ちょっとおかしかったり、切なかったり、ずるかったり、可愛かったり…お話の盛り上がりとしては良かったのですが、ゴローが根湖をすぐ好きになったり、根湖が彼氏と別れてすぐゴローになびいたりするのがちょっと早すぎて納得いきませんでしたね。不幸なウケが幸せになる展開は大好きなのですが。元カレのクズさはともすると地雷にもなりそう。登場人物の誰にも共感できず…。絵はきれいでエッチシーンも多め。あまり考えずに楽しむ方がいいかも。

ゆっくりと進む二人の関係

【大学の講義で出会った別所と蒔田。他人の目を気にして好きなものを好きと言えない別所は、蒔田への想いも誤魔化してしまう。別所の言葉に傷付いた蒔田からは距離を置かれるが…】

おそらく2人ともノンケか同性を好きになるのは初めてのため、始まりからじんわりするようなお話です。付き合い始めてからもゆっくりと進めたい蒔田。でも近付きたい気持ちはあるんですよね!詰められると引いちゃうのに、離れられると逆に不安になるという…そういう恋愛においてのパラドックスも満載で、ジレジレがキュンとします。

また同性と付き合うことや別所の人の目を気にする性格、蒔田の少し人が苦手なところ、友人関係などがエピソードとして丁寧に描かれていて、一応別所が主人公ですがそれぞれのキャラがよく分かります。心に染み入るストーリー展開でした。

おっさんみが少ない…!

なんだかんだでイケオジなんですわ。最初から両想いですんなりいくし、おじさんムーブもイケオジなのでそこまでなく。ちょっと自分の好みとは外れたかな、と。くたびれたオッサンが好きなので…。

最初の酔っ払ったア○ニーで好きな部下の名前呼んじゃって、その部下に見られるというのは良いハプニングでしたね!(笑)初Hまでのモダモダ、出張からの当て馬展開など、エピソードはわりと王道なので2人のキャラにハマれば楽しめると思います。

ムチムチ雄っぱい(攻め)

雄っぱいといえば受け!という私ですが(?)、攻めの雄っぱいもいいもんだなぁと思いました

【仕事はできるがぼっちのゲイリーマン・岡田の前に現れた新人の加藤は、岡田が理想とするガチムチ雄っぱいの持ち主だった!岡田は教育係として加藤と接するうちに惹かれていくが…】

あの、岡田さんが若干陰キャなんですけど、その分むっつりスケベで良かったです(笑)妄想もたくましくていい!暗い顔がだんだん可愛くなっていくのも、ただの恋する乙女でしたね。
加藤くんはあらすじに書かれているワンコ系後輩というのがぴったりな明るさで、嫌なところが全然なくて安心して読めました。

しかしあれですね、攻めが雄っぱいだからか、迫るような雄っぱい雄っぱいな描写はなかったですね。やっぱり雄っぱいにはバインバインと迫ってきてほしいのです。その辺にちょっとだけ物足りなさはありますが、エロとほんわかなお話両方楽しめました。

書店員を巡るオムニバス

3CP入ってます。書店員の男性陣がみんな男とくっつくという…BL界ならではの確率ですね(笑)

【1CP目:書店員×DK】DKこと健太郎くんが初々しくてピュアラブです!一生懸命さとか素直さにとにかく応援したくなる。書店員の樽谷は11歳年下であることに一応悩みはしつつも、やっぱり恋は始まっている。多分、健太郎の卒業までは待つと思う。頑張れ!

【2CP目:配達員×書店員】書店に配達に来る白兎運輸の白兎さんこと朝比奈さんを秘かに想う書店員の古賀。名前を呼ばれるだけで嬉しい、そんな恋が眩しい。近付きたいけど近付けない、そんな恋が切ない。

【3CP目:書店員×書店社員】上記2カプと違って、こちらの二人は最初からアダルトな関係があります。これまでのお話からのギャップに少々面食らいました。過去の出来事から悩んでしまう書店社員の江見。え?可愛げない?可愛すぎるほど可愛いんですけど?元カレ、ク○か。今カレの鈴木に大事にしてもらって自信を取り戻してほしい!

全体的にちょっぴり切ない恋を応援したくなるお話でした。

ライバルから恋人への過程

テーマとしては三角関係のライバル同士、矢印がお互いに向いちゃったというパターンのやつです。三角関係の頂点であるノンケの夏央というキャラはほとんど出てこず、彼を好きな響生と永人が身体の関係を持ち…作中、わりとずっとやってる気がします(笑)やってる中で何かに気付いていくという感じです。過去のことや現在の行動からも恋愛へのシフトは感じるのですが、なんとなく軽いような気がしてそこまでハマりこめませんでした。