銀次郎さんのマイページ

中立作品

エキスパートレビューアー2023

女性銀次郎さん

レビュー数3

ポイント数41

今年度63位

通算--位

  • 神1
  • 萌×22
  • 萌0
  • 中立0
  • しゅみじゃない0
  • 絞り込み
条件

指定なし

  • レビューした作品
  • 神作品
  • 萌×2作品
  • 萌作品
  • 中立作品
  • しゅみじゃない作品
  • 出版社別
  • レーベル別
  • 作品詳細
  • レビューした著者別
  • レビューした作画別
  • レビューしたイラスト別
  • レビューした原作別
  • レビューした声優別
媒体

指定なし

  • 指定なし
  • コミック
  • 小説
  • CD
  • DVD
  • ゲーム
  • 特典
発売年月
月 ~
レビュー月
表示モード

攻めが...

第一印象は、絵が綺麗。
全てのコマで人物画が整っていて、絵の上手さが一番印象に残っています。

内容としては、かなりあっさりとした読後感でした。
展開としては、親友からの予期せぬ告白、というよくあるパターン。

大人である攻めからの告白というパターンで、受けは未成年。
そして攻めは、無自覚な行動をする受けに対して感情を爆発させていきます。
ただこの過程がどうも強引で...
いくら我慢ができなかったからとはいえ、攻めもう少し頑張れ成人だろ、と突っ込みたくなってしまいました。

そしてきちんとした感情の答えを出す前にえっちしてしまうところも、疑問に思ってしまう点でした。

攻めはいろいろと突っ込みたくなりますが、受けは健気。
必死に自分で答えを見つけていきます。

ドラマCDだけで聞いてみると、また違った感想だったかもしれません。

びっくりした......

溺愛というタイトルと表紙の甘さ加減から、萌え供給ができるかなあと手に取ったのですが...
これは溺愛ではないなあと思いました。

個人的解釈ですが、溺愛とは身も心もぐずぐずに蕩けさせることだと思っているので、今作は心の溺愛具合が足りないなと思いました。

あと、行為描写が長い!
初回の行為描写がこんなに長いのかあ、とびっくりしてしまいました。
初読み作家さんだったので、これは傾向を理解していなかった私が悪いです。

局部の緻密な描きこみも、少し驚いてしまいました。
その他の絵柄とのギャップが激しい。

溺愛を期待していただけに、求めていた萌えが得られなかったのは残念でした。
ただ、攻めのことを想ってうじうじ考えている受けは非常に可愛かったです。

あまあま

受けの顔がめちゃくちゃ好みだったので手に取りました。
案の定、可愛さに溢れていて萌えました。

絵に少し粗削りな印象は受けるものの、全体的には綺麗です。
受けの目が常に潤んでいるように見える描き方が好みでした。

内容としては、陽キャ×陰キャで王道路線。
ストーリー展開は、どこか唐突な印象を受ける部分もありました。
王道路線でよくあるパターンばかりの展開だったため、どうしても新しさを感じることができず...
なんかどこかで読んだことあるなあ、という印象のまま最後まで読み進めてしまいました。
決してパクリとかそういう意味ではないです。

劇的な展開はないため、あまくて可愛くて安心して読める物語でした。

腕の中で

守ってもらう系な受けでした。
見た目可愛い子がこういう感じに守られているの、可愛くて大好きなんですが...

終始守られていて、窮地に立たされると逃げ出して攻めがくるのを待つだけ。
自分では頑張らない系の受けだったので、あまり楽しめなかったのかもしれません。

攻めは、どうしてこの受けを好きになったのか...
実家まで追いかけていくほどの気持ちが、今までの過程に芽生えていたようには思えませんでした。
受けは、元からゲイですからなんとなくわかるんですが...

色々と疑問に思うことが多く、素直に楽しめないまま最後まで読んでしまいました。

彼の腕のなかで、守られてぬくぬくと。
そういう感じの受けが好きな人には、おすすめだと思います。

期待値が高すぎただけ?

前作がとてもよかったので、新作がでたら必ず読もうと思っていました。
毎話新しい話の予告から垣間見える、独特の感情表現や雰囲気に期待は高まりに高まっていました。

この予告だけなら、本当におもしろそうで楽しみだったんです。
ところが1冊にまとまった話を読むと、薄っぺらく上辺だけで話が進んでしまい...
何が言いたかったのかが理解できない間に、最終ページにたどり着く始末。

受けの執着具合がすさまじいさや、攻めのクズからの執着という変わり身。
要素としては面白いのに、それらが全て設定として活かされていませんでした。

個人的には、攻めの過去の話は必要だったのか疑問に思ってしまいました。
これが出てきた辺りから、急な路線変更に感じてしまいます。
純度の高い執着に、不純物が一つ迷い込んだ感覚のよう。

前作の満足度が高かったせいもあるとは思うのですが、今回は期待していたほどの面白さは得られませんでした。

違和感が...

攻めが未成年の段階での、受けとの恋模様の描写が長く...
大人が子どもを弄ぶような構図なので、どうしても違和感が拭えませんでした。

あまりにも大人側の勝手が過ぎるというか。受けもまだ大学生なので、大人という表現も正しくないのかもしれません。
どちらもまだ成熟していない子ども同士。
けれど歳の差ゆえの経験値は、受けの方が高いはずです。
その受けが、ゲームのように子どもと接するところが受け入れられませんでした。

おまけに実際就くかはその時点で決めていなくても、仮にも教師の卵なのですから。

これが逆の立場で、子側からぐいぐいくるものは、そういう違和感を抱かずに読めてしまいます。
他作品との違いは、やはり大人が子どもを翻弄する構図だからなのだと思いました。

この違和感があったので、その後の再会も純粋に喜べず...
長い年月離れていて再会しても、そんな短期間で気持ちを高ぶらせられるものなのか...
1つのひっかかりを上書きしてくれる要素がなかったので、最後まで納得できない物語でした。

途中で読むのをやめようかと思った

申し訳ないですが、購入したことを大変後悔しました。

まず1話の掴みから、わけがわかりませんでした。
途中まで読んでいくと、吸血鬼の子が神父に預けられたのだと理解できましたが。
この部分についての描写が数ページで内容に乏しく、1話で読むのをやめようかと思うくらいには苦痛でした。
私の理解力がないだけかもしれませんが。

かなり唐突に物語が進み、時系列もバラバラなのでわかりにくい。
けれどえろシーンだけはふんだんに盛り込まれていて、修正が少ない。
正直エロ本読んでいる気分になりました。

エロが先行しすぎて心理描写が少なく、神父と吸血鬼が恋愛感情を持つという禁忌にも思える行為を許すようになったのかがわからない。
当たり前に吸血鬼を受け入れている世界のようなので、そういう禁忌も存在しないのかもしれませんが。

吸血鬼の食糧として必要だとはわかりますが、仮にも神父ですし意識が低すぎます。
設定も薄く、ただただエロを描きたいだけに感じてしまいました。

エロを求めていて、筋肉質な描写が好みの方にははまるかもしれません。

表紙がピーク

表紙は漫画の顔だと思うので、ピンナップのようなこの表紙は本当に素敵でした。

こんなにもお洒落な表紙で繰り広げられるヤンキーものは、どんなふうに心をくすぐってくるのだろうかと、期待が大きかったです。

完全なる表紙買いで、やっちまった...という感じ。
殴り愛ならば、もっと物理的に愛を確かめ合ってもらわなければ...
教師と生徒という立場であれば、物理的なやり合いはご法度なわけなので。

もっとこう、拳でやり合うことができる関係性であれば、喧嘩方面で盛り上がれたのではと思わずにはいられません。

けれど喧嘩に焦点を当てすぎると、BL的要素が少なくなってしまうことがあるので、喧嘩だけさせるというわけにはいかないのも理解できます。

しかし、しっかりと恋愛要素があるにも関わらず、先生がなぜ生徒を好きになったのかが薄く納得できませんでした。
どちらも中途半端で、どっちつかず。

内容は私には合いませんでしたが、表紙は本当に素敵でした。

わからない...

「花に嵐」の同軸話だと知らずに読んだのですが、前作と同様にわからないなあ...と思っていたら話が終わっていました。

原因は、作者の描きたかった昭和の激動の時代の知識が、私にはないからかもしれません。
シーンごとの出来事が、なにをしているかがわかりませんでした。

登場人物2人の話を中心にしているので、背景の時代感がさくっとしているように感じたのかもしれませんが。
この2人の恋愛に関しても、わからないなあと思うことが多く...

行間を察する恋愛ものは大好きなんですが、察することもできないくらいに要素が少なくて困りました。

受けの病気が、当時の医療だと治るかもしれないし治らないかもしれない。
そういう危うさのようなものは良かったので、ここを中心にしたらよかったのではと思いました。

αの家の子 コミック

コロ虎 

設定もりもり

THEオメガバースなお話で、いろんな設定が盛りだくさんでした。
盛りすぎて回収できてないということはないですが、物語のベクトルがそっちのほうへ向いているので、2人の恋としては薄く感じます。

少し疑問に思ったのは、Ωがシングルであるということ。そこに関しては、BL上はまあよく見る設定ではあるのですが。
子の父親であるαが傍に居て、その人と交流を持ちながら、今の恋人である攻めといちゃつく。
気持ちが攻めの方向へ向いているということはあるにせよ、子どもまでつくっといてそんなあっさり?と疑問に思いました。
これで子の父親であるαが、屑野郎なら憎めるんですが...そうじゃないところがまた難しい。

物語としての盛り上がりはあるのですが、恋としては萌えを感じることが少なかったです。