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表題作真夏の鼓動

中村 豪 
高見澤 幸彦 小説家

あらすじ

激動の昭和時代。幼馴染の豪と幸彦は肉体関係を結んでいた。
肺病で死ぬと冗談混じりに言う幸彦が、死ぬ前に試したいこととして始まった関係だ。
豪は幸彦の態度にいつも戸惑うばかりだったが、ある日幸彦が血を吐き入院したことで、豪の気持ちにも変化が訪れーー…?

作品情報

作品名
真夏の鼓動
著者
佐藤アキヒト 
媒体
漫画(コミック)
出版社
コアマガジン
レーベル
drapコミックスDX
発売日
電子発売日
ISBN
9784866535142
3.8

(37)

(14)

萌々

(12)

(4)

中立

(4)

趣味じゃない

(3)

レビュー数
6
得点
134
評価数
37
平均
3.8 / 5
神率
37.8%

レビュー投稿数6

死の瀬戸際に思うこと。

佐藤先生の絵柄は、いつも雰囲気があって良いなぉ〜と、思っていたけど。
この作品には、ぴったりだったね。

電子書籍152ページと短いながら、2人にスポットを当てて、無駄もなくとても良かった。

まだ、結核で死ぬ時代。
ようやく、薬も開発され〜治る病気になったけど。
幸彦自身は身体が弱く、父親も結核で亡くしている事から〜生きるのは難しいと、どこかで悟ったんだね。
幼い頃から、そばに居た豪と幸彦。
いつからか、幸彦にとって豪は〜かけがえのない存在になっていた。
死を前に、幸彦は「試したいことがある」と、豪と体の関係を持つが、本当は豪が好きだった。
豪も、血を吐いた幸彦を目の前に〜自分の気持ちに少しづつ気づいていく。

死の瀬戸際に思うこと「豪、会いたい」。
たった1行の、素直になった幸彦の想い。

完治までに2年の月日は流れたけど、生きていている事に感謝だね。

幸彦が美人で、良き受けだったwww

0

時代モノのBL

タイトル通り、時代モノのBLってなぜこんなにも萌えるのですかねぇ。真夏の鼓動は昭和ですが、戦争背景はなく学生運動やデモクラシーなどの時代背景は出てきます。その代わり?といっては失礼ですが登場人物の1人が結核です。この時代だと医療も発展し、罹患したからといって死を意味するものではなくなっているようですね。よかった。一昔前は大正、明治と遡るにつれ激動の時代なので生きることに精一杯故に恋も命懸けですよね。そこを乗り越えて結ばれる、もしくは結ばれないもあると思いますがやはり時代モノは読んでいて重みがあります。
この2人の行く末は是非紙面で確かめて欲しいです。

4

評価はちょっと甘いです、すみません

 というのは、わたし最近佐藤アキヒト先生にハマっちゃっているからです!
何故かと訊かれてもちょっと自分ではまとめられないです、何故か、何故か大好きになりました。
 このコミックは最初にハマった一冊です。
本屋さんで見かけて買ってしまいました。
実を言うと、ギリギリアウト! をずいぶん前に読んだのですけど物語はまだ序章の1巻目でエロや絡みはほぼなく、私の苦手な捜査課なんちゃらとかサイバー取引だとかでよく分からないままでして。
 今回は昭和40年代の学生運動が盛んだった頃が舞台なんで分かりやすい、、
いや、懐かしい、、←あ、言ってはいかん!
 花に嵐のスピンオフとの事で確かに、花に嵐 の方が好みの人多いと思います、私もです。
 でもこちらの方がレビューも評価も少ないのでなんとかがんばって書いてます。
 なかなか内容に辿り着けません。
 一口に言うと、東京にいる結核患者と京都の学生運動家の遠距離恋愛でした。
 なんで結核?昭和20年代ならまだしもこの時代結核は特別怖い病気ではなかった。
そして、花に嵐でもそーなんですが学生運動についての描写少な過ぎ、、ま、BLだけどね!
で数年後、学生はみなふつーに就職なさってます。まあ京大生、東大生は確かに角棒あっさり捨てて良いところに就職してましたが、その間の苦悩くらいちらつかせて欲しかった。
 まあ、でも佐藤先生はまじめなかたなんでしょう。
いろいろ文献調べて読んでの上で描いてらっしゃいます。
 とっつきにくい話なんだと思われてしまいますがLOVEストーリーです。
 エロも結構あります。
あ、先生は陰毛のみならず脇毛とかちゃんと描いてくれてます。
そこがエロいです。
あと、男性の肢体が好みです。手足が長いというかほっそりして筋肉も有ります。

 これからも作家買いしていくつもりです。

1

月が綺麗ですね

今作は、昭和モノです。
受けが結核ということで、少しハラハラしましたが無事にハッピーエンドで良かったです。
絵柄で魅せる表現が多く、綺麗だなと思いました。
そして、この「月が綺麗」という有名な台詞…やっぱり良いですよねぇ。
めっちゃ好きです。

エロはエロエロと標準の間くらい。
エロも綺麗で、AVみたいなバーンとしたのはありませんが、お漏らしシーンがあるので苦手な方は注意ですかね。(綺麗でしたが)




















紙本購入
白短冊です。

0

わからない...

「花に嵐」の同軸話だと知らずに読んだのですが、前作と同様にわからないなあ...と思っていたら話が終わっていました。

原因は、作者の描きたかった昭和の激動の時代の知識が、私にはないからかもしれません。
シーンごとの出来事が、なにをしているかがわかりませんでした。

登場人物2人の話を中心にしているので、背景の時代感がさくっとしているように感じたのかもしれませんが。
この2人の恋愛に関しても、わからないなあと思うことが多く...

行間を察する恋愛ものは大好きなんですが、察することもできないくらいに要素が少なくて困りました。

受けの病気が、当時の医療だと治るかもしれないし治らないかもしれない。
そういう危うさのようなものは良かったので、ここを中心にしたらよかったのではと思いました。

2

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