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幼馴染みとのアレについて

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表題作幼馴染みとのアレについて

藤村朝斗,ゲーム会社人事部
矢野朔太郎,マーケティング会社プランナー

同時収録作品Shall we fly?

長谷川拓真、サルエルダンサー
迫 亮一、映像クリエイター

その他の収録作品

  • 幼馴染とのアレについて描き下ろし

あらすじ

仕事がはかどらないからセックスしよう。
朝斗は大学生の頃に、幼馴染みのサクと関係を持ち
卒業してからもその関係は継続中。
広告プランナーになったサクは仕事に詰まると
朝斗の身体を求めて家にやってくる。
……抱かれるといい企画が思いつくらしい。
エロくて可愛いサクだけど、
身体だけの関係が耐えられなくなった朝斗は、
他の男に頼めばと言い放ってしまい――?

作品情報

作品名
幼馴染みとのアレについて
著者
佐藤アキヒト 
媒体
漫画(コミック)
出版社
海王社
レーベル
GUSH COMICS
発売日
ISBN
9784796412162
4.1

(127)

(61)

萌々

(36)

(22)

中立

(6)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
18
得点
521
評価数
127
平均
4.1 / 5
神率
48%

レビュー投稿数18

これにかぶりつかなかったら男(腐女子)じゃないっ!

「とにかく読め!」と強引にススメられたので、ハードル上げた状態で読んだのに、軽々とハードルを飛び越えられました!

”これぞ誘い受け” って見せ方(魅せ方)で、これにかぶりつかなかったら男(腐女子)じゃないっ!と思うレベルでそそられます♥

ほぼ表題作、プラス短編が1話収録されています。


●「幼馴染みとのアレについて」
朝斗とサクは幼馴染で、クリエィティブ系のサクはセックスするとアイデアが浮かぶからって、行き詰まると朝斗に抱いてもらいにやってくる。
サクはとにかくエロくてかわいくて、朝斗もたまらないのだけど、朝斗とサクの関係に ”幼馴染” 以上の名前は無い。
もしかするとサクにとって自分は ”ただの棒?” と朝斗は悩んでしまう。
そして「他の男に頼めば?」と暴言を吐いて、二人はすれ違ってしまうけれど…


幼馴染の両片想い、というか、朝斗にずっと片想いしていたのはサクのほうで、カラダだけでも繋がりたいと思ってエッチに持ち込み、カラダの関係を数年続けたら、朝斗が振り向いてくれたってお話です。

ストーリーはありきたりと言えばありきたり、でも、サクのエロかわいい態度と仕草がめっちゃエロ心を刺激してきて、作者さんのフレッシュな感性がぜんぜんありきたりなんかじゃないっ!


サクは寝ている朝斗のアサトにご奉仕、出したものを「キャッチアンドリリース」と朝斗に口移しするはじまり!
その後で抱いて欲しくて、半脱ぎで、そそり立っているのがわかる下着姿で寝転ぶサクのエロさったら!
うわぁー、ここでかぶりつかないのは男じゃないぞ、朝斗?
それより私が襲いかかりたい!って思いましたね^^

サクのこのエロかわいさ、絵で見ないとわからないですから!
「とにかく読め」とススメた知人の気持ちが今ならよくわかる!


3話構成のストーリー展開もうまいんですよ~♪

朝斗視点の1話目は、エロかわいいサクに振り回されて、サクがかわいくて仕方がない朝斗がモヤモヤした後で、二人は晴れて幼馴染から恋人になる。

2話目はサク視点に切り替わり、サクがどれだけ朝斗に片想いしてきたのかっていうのがわかる。
朝斗はあんなにモヤモヤしてたけど、実はサクにこんなに愛されてたってわかる演出が、なんていうか恋心をくすぐられてしまう♪
サクは態度がエロかわいいだけじゃなくって、気持ちまでエロかわいくって、思わず朝斗に嫉妬しちゃうよね。

3話目は朝斗視点に戻って、サクの誕生日をお祝いしてあげる話。
サクが欲しいのは物じゃなくて、朝斗がサクのためにしようとしてくれることっていうのがまたかわいくて微笑ましい♪
エロ下着を穿いたサクの悩ましいバックショット!
この視覚的暴力は「とにかく見て!」としか言えません。

1話で朝斗の想い、2話でサクの想い、恋人になってからの二人を語るっていうのが、二人の甘さに萌えられずにはいられないっ!


あとね、ゆるーいコミカルさで、チンコを愛おしく語ってるのもかわいかった!

中学時代、朝斗の家族旅行についてくことになったサクが、朝斗とおフロ♪朝斗のチンチン♪と喜んでるのが、そっから性的な目で見てたのかよ!とツッコミを入れちゃうけど、素直で大変よろしい^^

トイレにて、ノンケの朝斗が「サクのだけはかわいく見える」とシミジミしてるのは ”愛あればこそ” って思うし、それで朝斗が自分のをジッパーに挟んじゃうと、サクが「俺のあさと」って心配してるしw

なんなんだよ、この可愛らしすぎる幼馴染カップルはよー。
このバカさをもっと愛でていたい♪


●「shall we fly?」
有名ダンサー・拓真と、懐かれた(拓真の友達の)後輩・亮一のお話。
拓真はそこの生徒でもないくせに、亮一に会いたくて、毎日大学にやってくるっていうのが笑える。
でも拓真はベルギーに行き、それから連絡がなかったのに、7年後にいきなり帰国してきて、亮一はまた振り回される…

拓真のゆるいようで強引で、つかみどころがないところがこのストーリーの見所。
亮一は学生の時から想うところがあった静かな片想い。


●描き下ろし
拓真の記事を見たサクが身体を褒めていると、朝斗が嫉妬しだして、サクが朝斗を乳首責めして愛でてます♥
リバじゃない、でも攻めの朝斗が受けのサクに攻められているのはかわいくって新鮮♪


一冊通して、ゆるーい感じなのに、(私の)のめりこみ度は激しかったです♪
私も「とにかく見て!」とオススメしたいです。

12

無限大に甘い!ぜひご自身の目で!

甘い!とにかく甘い!底抜けに甘〜い!
佐藤先生、デビュー作の雰囲気がとても好きで以来追いかけている作家さん。
今回は幼馴染のリーマンもの。

ゲーム会社勤務の朝斗と広告プランナーのサクは幼馴染。
今も会社は違うものの、同じビル内に勤めている。
そんな2人には、大学生の頃サクの誘いから始まった体の関係があり…
今でも仕事に煮詰まると抱かれにくるサクに対し、恋愛感情を抱いていることを自覚する朝斗だったが…

くっつくまでもさほど障害はなく、くっついてからはとにかく甘くラブラブ…すごく大きな起伏があるってわけではないんですが、ドキドキはちゃんとあるんです。
見せ方がうまいんだなぁ。
2人の熱く純粋な想いと、男らしくエロエロなところとのバランスが素晴らしかった!
いつまでも見ていたいような優しい空気感にほんわかしていたら、一転、まるで盗み見しちゃっているかのようなリアルな性描写にドキッとしたり。

冒頭のおはようフ◯ラに始まり、パンツの横から手を入れて揉み揉みするところとか、エロい下着で可愛く誘うポーズとか、お誕生日のあまあまな一夜とか…「うわ!たまらん〜!」っていうシーンやコマがたくさんありすぎて。
あと1ページあったら鼻血出てました、これ。
基本エロに対してオープンな男性×2なわけだから、ラブラブならこうなるよね〜と、1人デレてました。

もうね、本当にお互いへの愛情が伝わってくる描写に溢れていて、細かく書き出したら原稿用紙10枚くらいいっちゃいそうなので。
ここはぜひともご自身の目で!読んでいただきたいな、と思うのです。
心も体も隅々まで愛して、ときにはやきもちも焼き、でもそれを隠すことなく素直にぶつけ合う、本当にまっすぐな2人です。
もう、逆に新しいと思います。これは。

11

「半分、甘い」いや、「9割、甘い」

表紙の淡い色使いからは想像つかないぐらい甘~いです。
「半分、甘い。」いや、「9割、甘い」ぐらいあまあま。
甘くて、エロい。
いちゃいちゃシーンが非常に多いので、Hシーンももちろん多いのですが、
エロが本当にいいエロなんですよ。
なんと言うか、甘すぎて胃もたれしたり、飽きたりしない。
絵柄のせいもあると思うんですが、激し過ぎず、淡泊過ぎず、
ふたりのあまあまな感じがふんわりと伝わってくる感じのエロ。
見てて疲れないし、逆にこちらが癒されてしまう不思議なエロなんです。
でもピンポイントでドエロい。萌える。
私の語彙力では上手く伝えられないので、是非実際読んでみて欲しい!!!
読むと幸せなあまあま感に浸れます。

ゲーム会社に勤める朝斗。
プランナーの仕事に行き詰まると朝斗の部屋にやってきて、Hに誘う幼馴染みのサク。
「Hするといい案が思いつく」と言うサクと毎回関係を持ってしまう朝斗でしたが、この身体だけの関係は一体なんなんだともやもや。
でもね、これは本当に仕方ないんです。
だってサクがかわいすぎるから。
子供がそのまま大人になったみたいな素直で自由奔放なサク。

下着穿いたままおっきくなってるtnkがとってもリアルでえっちだったり、M字開脚で誘っちゃうサク、本当に丸見えで(一応修正有り)
ああ、もうなんなんだこのじわじわ来るエロさは。そして可愛すぎるサクの反応。

結局は好きだと告白して断られたら…という理由から言えなかっただけで2人とも両想いだったワケなんですが(うん。なんとなく知ってた。)この先の展開が読めるのになぜか読者を飽きさせない。
なんなんでしょう、この謎の魅力。

2話ではちょっとヤキモチ?をやいたサクを追ってサクの実家を朝斗が訪れるのですが、サクの意外な仕事熱心な所が見られたり、うん、この2人本当にいいよねってほっこりします。
でも1階に家族いるのにやっちゃうなんてチャレンジャー過ぎる、君たち(笑)。

3話はサクの誕生日を祝う朝斗のお話。
朝斗のかっこいいスーツ姿や、サクのエッチ過ぎる下着プレイや、もう一体どこまで行ってしまうんだ、甘過ぎて萌えが追いつかないよ!!!とはぁはぁしながら読んでいたのは私だけでしょうか。

同時収録の短編は、ダンサーのお話ということで、シリアスモノかと身構えていたのですが、ノリ的には同じで、楽しく読めました。


この2人が安定してあまあまなのは多分、ちゃんと気持ちを言葉にするからなんだと思うんですよね。
朝斗はちょっと心の声で終わってしまいがちなんですが、サクは「好き」とか「かっこいい」とか「嬉しい」とかなんの躊躇もなく言えるコなんですよ。
男性はどうしても口下手な方が多く、言葉が足りずにすれ違ったりしがちなんですが、この2人は幼馴染みゆえなのか、サクの素直さゆえなのか、ちゃんと気持ちが通じ合えてしまう。だから見ているこちら側も安心してあまあまを満喫出来る。

ものすごい事件が起こるわけでもないのに、読みだしたら止まらない面白さ。
一度電子で買ったのですが、紙でも欲しくてコミック買い直したぐらい好きな作品です。
あまあまを補充したい方是非一度読んでみて下さい♥おすすめです!!

10

スパダリ攻めじゃなくてもこんなに甘いお話が読めるなんて!

なにこれすっっっっっごい好き!!!
めちゃくちゃ萌えた!!
幼馴染みモノで、2人とも普通のサラリーマンで、決して攻めが特別にスーパーダーリンなわけでもないのに、この脳みそがとろけるような夢見心地の甘さはなに?!
先のレビュアー様方が口を揃えたかのように“甘い”と書かれているの、読むまでは「へぇ〜甘いんだ〜」って読み流してたけど、読むと解るね。この甘さはなんていうかスペシャルだ。
そんでもって受けのこの宇宙レベルのエロさもなに?!?!
誘い受けといってもビッチさは皆無で、ただただ攻めに対してだけドエロいネコちゃん♡目に毒レベルでエロいんだけど、なんなのこの可愛いの凶器。
受け目線で読んでも萌えるし、攻め目線で読んでも萌えるし、360°見渡す限り萌え!って感じの神御本でした♡♡♡♡♡
あらすじから想像するよりも満足感の高いものが読めると思います。

余すところなく良かったけど、その中でも特に抜きん出て腐女子の夢が詰まりまくってるぜ!と思ったのはお誕生日のホテルでのあれこれ。
いやこれ普通に女子の夢だわ。普通に夢女ったわ。
仕事終わってホテル駆けつけたらめっちゃいい部屋で、彼氏がドレススーツで出迎えてくれて(かっこいい)、ジャケットだけ脱いだジレスタイルでバスタブに腰掛けて髪洗ってくれて(めっちゃかっこいい)、んでその着衣のままバスタブで甘〜いご奉仕エッチ♡そんな夢のようなお誕生日私も人生で一回くらい体験してみたかったわ…!と涙でハンカチを濡らしながら(比喩)読みましたよね。
で、そのあとの展開は今度は攻め目線でめっちゃやばい。こっちはちんこ破裂するレベルの男子の夢じゃね?って思いながら読みました。
あさと(攻)がプレゼントしたエッチなパンツで第2ラウンドを誘うサク(受)の天使猫ちゃん級可愛さよ…!いやもうこんなかわいいのがベッドでにゃんにゃんしてたら勃起止まらないでしょ。エッチすぎました/////
事後のサクのセリフもこれまた攻めゴロシだった・・・

冒頭にも書いたけど、2人はごくごく普通のサラリーマンなんです。
ゲーム会社の人事にいるあさと、マーケティング会社でプランナーをしているサク、特別さは何もない。
あさとは別にスーパー攻め様じゃないし、サクもそういう攻め様に選ばれたヒロインみたいな受けキャラではない。
夢見心地の甘さなのに、いわゆるBLファンタジー的なカップルではなくて、等身大なカップルとでも言いましょうか。
そんな2人が作り出すリアルラブラブカップルっぽい甘さが、現実味のある甘さとして余計に堪らなく感じられるのかもしれません。

これは確かに読まなきゃ解んない感じだなと思いました。
私も全力で「とにかく読んでみて!!」ってオススメします!

後半に読み切りが1本入っているので表題作は120ページほどなのですが、後でページ数を確認して驚いたくらいにはしっかり1冊分読んだ気分の満足度です。
と言いつつ、もっと読めるのならもっと読みたい!この2人の甘々な日常をずっと覗き見していたい!
もっかい読もっと。

【電子】ebj版:修正○、カバー下なし、裏表紙○

3

幼馴染み両視点

一言で表すと、甘い!ハピエン厨・光の腐女子におすすめです。
絵の雰囲気や表紙のイメージから少し訳ありかと思ったんですが、違いました。

攻め・拓真も読者も何も心配する必要はありません。
2話の受け・亮一視点で、どれだけ想ってきたかが分かります。
(拓真のおチン〇ンに対する愛情の描写にクスクス笑っちゃいました。)
拓真は亮一が堪らなく可愛く、亮一にとって拓真はものすごく格好いい。ラッブラブです!
繊細で柔らかい画風でありながエッチは思ったより濃厚で、そこもツボでした。
亮一の弟くんがもう大好きです。

同時収録作はかなり短めですが楽しめました。
長編にしても面白いだろうな、という二人です。

2

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