木春菊さんのマイページ

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女性木春菊さん

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男前受け万歳!

男前攻めと男前受けという個人的に最高の組み合わせ。
さらに沙野風結子さんと小山田あみさんという素晴らしい組み合わせ!
買うしかないでしょう!と発売を楽しみにしていました。
結果、大・大満足。
好みのカップリングということもありますが、最初から最後までノーストレスで読み進めあっという間に読了してしまいました。
そしてまたイラストがとんでもない破壊力。眼福です。


フリーライターのゼロ(攻め)と刑事の鹿倉陣也(受け)が半グレ集団である東界連合を潰すために共闘する物語。
二人ともに理由があって東界連合に拘り、なんとしても倒すことを心に誓っています。
利害関係の一致から利用したりされたりするのですが、互いにマウントを取る姿が男前。
同等な二人が遠慮会釈せずに力を出しあっている関係性が堪らない。均衡するパワーバランスからしか生まれない色気が充満していて読んでいて心が踊ります(笑)
ページが進むほどに二人の間に信頼や情が生まれ、少しずつ心の距離がなくなっていく道程もある意味お約束な展開かもしれませんが、十分に楽しませてくれるものでした。

一冊に「獣はかくして交わる」「獣はかくして喰らう」、SSの「ゼロの匂い」が収録されています。
「獣はかくして喰らう」に曲者な桐山検事が登場するのですが、この人の胡散臭さ&きな臭さが凄い。
一応の決着はありますが、嬉しいことに続編が決定しているとのこと。
本にまとまるのはまだまだ先のことだと思いますが、次巻発売を楽しみにしています。

大満足。

ボリュームたっぷり!
聞き応えたっぷり!

CDの発売を今か今かと楽しみに待っていました。
期待値を上げすぎるのは良くないと思いつつ、だからといって期待を抑えることもできず。
結果、期待以上でした。
原作もかなりのページ数で厚みがありますが、それを音声にするとまたかなりのボリューム感。
ともすると途中で中弛みしそうなものですが、本作は高い熱量で最後まで楽しく聴くことができました。

周カイリ(受け)役の小野友樹さん。
素晴らしかったです。
受け攻めどちらも遜色ない魅力的な演技をされますが、今回のビッチで賢い受け役がドはまり。
肉体的には受けだけど精神的には抱いてるというか。包容力やら漂う余裕感が堪らなく色っぽかったです。
また、即物的な感想になりますが、喘ぎ声がイイ。
あくまで男性的な声なのに纏う色気といったら!
高音の掠れた声がもう職人技。下品にならず女性的にもならず、ものすごいバランス感覚でビッチさを表現。
狩野尾鉄雄(攻め)役は佐藤拓也さん。
狩野尾の内面の複雑さを丁寧に演じられていました。
他者に距離を置き、誰にも頼らずに生きていた孤独さを感じる序盤の演技から、少しずつカイリに信頼を寄せていく心の動きが佐藤さんの声で余すところなく表現されていたと思います。
原作でもCDでも鉄雄が完全にデレるところまでいきませんでしたが、デレるのも時間の問題だな、と想像できる声の演技。
ガードの固い男性がチラリと見せるデレの片鱗はたまりません(笑)

他のキャストの方々も本当にぴったりで、『メメントスカーレット』の世界観を盛り上げてくださっていました。
個人的には中束透役の田所陽向さんが私の思い描いていた通りで、思わず「すごい」と聴きながら呟いてしまいました。


大満足の神評価!

糖分補給

『夏の離宮』『色子語り』『春の青さはうたかたの』『布商人チャールズの冒険』の4編からなる短編集。
デイメンとローレントが主役の短編は『夏の離宮』のみ。
他3編については登場はしますが脇に回っています。
『色子語り』は1巻において衆目の前でデイメンと「営み」をしたアンケルが主役。
『春の青さはうたかたの』はローレントの近衛兵であるジョードとグイオン元老の四男アイメリックの話。
『布商人チャールズの冒険』は布商人チャールズが主役ですが、デイメンとローレントが戴冠の儀直前の1ヶ月あまりをチャールズと一緒に旅する話。

シリーズ3巻を読了後、非常に満足度の高い読書時間を過ごせて幸せだったのですが、唯一物足りなかった(読み足りなかった)のは二人の糖度の高い親密なシーン。
もっと読みたい!という願望が膨れ上がっていましたが、今回その望みが叶えられて嬉しい限りです。

『夏の離宮』『布商人~』について感想を綴っていますが、他2作品も周囲の人々の想いや行動を知ることで物語の世界がより豊かで深みのあるものとなり、視点が変わることで印象的なストーリーとなっています。
私は再び1巻から読み直したくなりました。
この場面において周囲の人々はこんな想いでいたのか、と。

『夏の離宮』は二人がデイメンの母上が造られた宮殿に行く話。
そこでの逢瀬が甘い。
甘いだけではなく、これまでの二人の関係を見つめ直して再構築するようなやり取りもあり、読んでいて胸が一杯になります。
そして、本文から映像が脳裏に浮かぶのですが、二人が裸で陽光のもと手を繋いで庭園を歩く姿の描写は穏やかさと幸せ感マックス。
こんな優しい時間を過ごすことができるなんて!と読者として感無量。
『布商人チャールズの冒険』はチャールズの人柄の良さや、チャールズから見た二人の様子がとても素敵な関係であることがわかり読み応えがありました。
途中、事件もあってハラハラする展開もあるのですが、最後の一頁でなんともチャーミングというか楽しい気持ちで読み終えることが出来ます。


魅力的な世界観はそのままに、今作も楽しい読書時間を過ごすことが出来ました。
ただ、この番外編だけを読むと多数の登場人物の関係性が分からないと思うので、本編全3巻を読んでからこちらの外伝を読むことを強くお勧めします。

人間ドラマ

ドラマCD第6弾。
今回は特に人間ドラマの様相を強く感じる作品でした。
色恋とは別のところにあるけれど、限りなくそこに近い感情が蠢く男たちの群像劇も見どころ(聞きどころ)の一つ。
矢代と百目鬼だけではなく、登場人物各々の生き方や想いが声優の皆様の声(演技)を通して強く語りかけられ、個人的にはより作品世界への理解を深めることができたように思います。
声優の皆さまの演技に心から称賛の気持ちしかありません。


先日映画も観たのですが、スクリーンに映し出される画のなかで特に印象に残ったのは「逆光の矢代の美しさ」「雨」「煙草の紫煙」の表現。
これらが強く心に残ったせいもあると思いますが、CDでも雨音やライターに火をつける音、煙草を吸い吐き出す息遣いに意識を持っていかれました。
息ひとつとっても繊細に演技されているのだなぁ、と改めて感じ入るのみ。

原作を読んでいるときに「この台詞はどんな風に表現されるのかな?」と楽しみにしていたのが、矢代が思わず本音を口にしてしまったシーン(影山に対して、どうして俺じゃなく久我だったのか訊いた場面)と、平田に首を絞められていたときのモノローグ。
影山とのやり取りは自然で、あの言葉もスルリと口をついた言葉だったことが分かる力の抜けた口調でした。
そして、矢代は影山に対しては馴染んだ(そして多少甘えた)口調になるなぁ、と。
他の誰とも違う距離感を上手に表現される新垣さん。流石!の一言です。
長い初恋の終止符が穏やかであったことがいち読者として嬉しい限り。
そして、モノローグ。
新垣さんの繊細な演技が完璧です。
矢代の内面の脆さ、諦念や絶望といった複雑で危うい感情が抑えたトーンのなかで最大限に表現されていて圧巻。
5巻でのお風呂場シーンも心揺さぶられる見事な演技をされていましたが、今回も本当に素晴らしかった!
矢代という男のどうにも掴めない心の奥底を読者に見せてくれました。


跡目争いに決着がつき、一応の区切りを見せた巻でした。
原作の巻末「飛ぶ鳥は言葉を持たない」において、百目鬼と七原の会話で書かれていなかった「七原さん わかりました。俺は頭の前からいなくなればいいんですね」という百目鬼の台詞が足されていました。
切ない・・・。
そして原作では屋上に青空が広がり、これまでの曇り空、雨、夜の情景(登場人物の心象風景とのリンク)とは違った印象をもたらしていました。
けれど、百目鬼が屋上のドアを開けて階下へ戻る画は時間が経過し、周囲は夕闇へ向かっていました。そのドアを開けた下は暗闇が描かれていました。
そこで、あぁ百目鬼は空(堅気の世界)ではなく地下(矢代)を選んだのだという暗示を感じましたが、CDではドアが閉まる音で、堅気の世界との決別を感じました。
表現方法は違えど、百目鬼の決意を感じられる心に残るシーンとなっています。
この先に続く7巻が楽しみで仕方ありません。





キャストトークも変わらず皆さんの仲の良さ、チームワークの良さが溢れる楽しいトークでした!
こちらも必聴♪

二人の道行き

ものすごく良かった!!

海沿いの町をあてもなく車を走らせる二人。
立ち寄る場所でその土地の人々とほんの少しだけ交流を持つものの、留まらず次の土地へと。
海から吹く風や磯の香り。太陽が照らす波頭。長閑で寂れた空気感。
そうしたものが紙面から感じられ、五感を刺激されながら読み進めました。

地元で少々問題を起こし暫く身を隠す必要のある若頭・片岡(攻め)と、片岡殺害の密命を受けて同行している小田島(受け)。
この二人の関係性がたまりません。
片岡は人好きする男前。チャラチャラしつつも肝の座ったイイ男。
小田島は喜怒哀楽がまったく表に出ないけれど、内に様々な想いを抱え込んでいます。
小田島はかつて相棒を亡くしていますがその原因が片岡であるため、そもそも今回の命令がなくても憎い相手ではありました。
ただ、片岡に対して同時に密やかな憧れや恋情も抱いていて・・・。

二人して腹のなかを見せないので、表面上は問題なく淡々と時間は過ぎゆき、時にはコミカルな場面が挟み込まれたりもします。
だからこそ、殺害を実行しようとする場面には(未遂だけれど)胸が締め付けられます。
こうした場面の緩急がとても上手で惹き付けられ、ページをめくる手が止まりません。

印象的な場面も多くありますが、私がグッと心掴まれたのは、片桐がセックスをしたことがなく、小田島に「あなたが初めての男です」と伝えると暫し考えた後に「うーん よし 結婚すっか」と言ってのけた小田島。
その理由は今までの相手は商売女ばかりで処女はいなかった。だから処女だった片桐に対して「責任はとらねぇとな」と。
なんて男前発言!
そもそも、片桐は小田島が自分の命を狙っていることに気付いています。
そんな相手に対して鷹揚というか考えなしというか。
でもこうした言動が魅力的で人を惹き付けてやまないのだろうな。
もちろんこの言葉に嘘やからかいの意はなく、なんの衒いもなしに出た言葉。
惚れちゃうよね。こんなの言われたら惚れちゃうよね!と読んでる私が興奮(笑)



一筋縄ではいかない関係。
環境も状況も厳しく、どうにもならないような場所から光あるエンディングに持っていった話運びが本当に素晴らしかったと思います。
胸のうちの葛藤を乗り越え、二人が選んだ道が平和であることを願います。
どうか血生臭い場所からいつまでも遠く離れていられますように。

あぁ、耳が幸せ。

大人気のこちらのシリーズ。
いずれ聴きたいな、と思いながらなかなか購入する機会がなかったのですが、今回の人物設定が好みなのと小野友樹さんが主演とのことで購入。


あぁ、耳が幸せ。

今までドラマCDは原作既読のものしか聴いたことがなかったので、実は少し不安もありました。
前もってストーリーが頭に入っていない作品を楽しめるかな?と。

まったくの杞憂でした。

声優さんて本当に凄い。
声の俳優とはまさに!とあらためて感嘆するのみ。


一途な恋心を持つやんちゃな不良・拾 昂二(攻め)を濱野大輝さんが演じ、気怠げな先輩・伊藤天弥(受け)を小野友樹さんが演じられています。


昂二の男子高校生の持つ熱量と勢い、そして天弥にだけみせる素直な可愛らしさみたいなものを上手く演じられていてもの凄く良かったです。
強引なんだけど基本的には天弥の意思を尊重するのでお伺いを立てる感じが好感度大。
まるで大きいワンコ。
恋心と性欲が渾然一体となって天弥に向けて真っ直ぐ向かうさまが、若いなーと微笑ましかったりします(笑)
対して気怠げな雰囲気を漂わせつつも優しい天弥は小野さんの声にぴったり!
セックスシーンじゃなくても声に纏わせる色気がすごい。特に今回のような気怠げだったりする少しゆっくり目の喋り方だと如実に色気を感じます。
また、常々思っていたのですが、小野さんの母音、特にaとeがエロい。
だから(?)喘ぎ声がとてつもない破壊力で私の耳に響きます。もう、私にとってヒーリング効果抜群のお声(笑)

二人のキスシーンは臨場感があって気持ち良さそう&ラブラブで聞き応えあり。
二人の最中の会話もロマンチックにならない直接的な言葉のチョイスが高校生ぽくて良い!
購入してから何度もリピートしていますが、まだまだヘビロテが続きそうです。

丁寧な物語

初読の感想は「綺麗な絵、センスの良いコマ割り。雰囲気の良い短編映画みたいな作品だな。」でした。
画面に描き込まれる小物もお洒落で、食べ物ひとつとってもいい感じ。
ただ、モノローグも実際に口に出す台詞も饒舌。
それゆえに行間を読むことなく読了してしまい会話劇を観ているようでした。
あくまで個人的な好みですし、印象でしかないのですが、本や漫画を読む最大の楽しみは行間だと思っている私の嗜好とは少々違う作品でした。



“リアルに近い社会生活を送る至って普通のサラリーマン”をベースにBLというある種のファンタジーを描く場合、そのバランスが大事なのだと思いますが、私が少々引っ掛かってしまったのが受けの在りかた。
リアルから離れた設定であればどんな人物であろうと気にならないのですが・・・。
受けの野末は39才。40を目前にいろいろと思い悩むお年頃。
私自身がアラフォーなので余計に感じたのかもしれませんが、こんなアラフォー男性いるかな?と。
なんだか野末の言動をあざとく感じてしまう(謎の)反発心がわいてしまって。
攻めの外川(野末の部下。10才年下)の一途さや一生懸命さは好感度大!
それゆえに、野末の魅力にはまれなかった私は物語は面白いのに萌えないまま読了。

マイナス意見を並べてしまいましたが、完成度は高く魅力的な作品であることは大多数の高評価が証明しています。
二人のやり取りは丁寧で、少しずつ距離を詰めていくさまは初々しくもあり、恋っていいなぁと素直に思える作品でした。
私の萌えツボとは違いましたが、最後まで楽しくページをめくった物語です。

眼福

一途な年下褐色攻め(レイヴン)と包容力と優しさの塊の受け(アンバー)。
二人ともガチムチ男前。
そんな二人の絡まり合いは色気の大奔流。
それも生きるか死ぬかの瀬戸際での戦車内でのセックス。もう、なんだかやたらエロかったです。
眼福。


ただエロ特化ではなく、二人の孤児院時代のシーンが挟み込まれる度にレイヴンの一途な想いに心をグッと掴まれますし、この時代があったからこそ今の二人の関係があるのだと時の流れを無理なく感じられる構成だったと思います。
物語はいい意味で想定内のストーリー展開で進み、テンポ良く読了。
読了後は素直に「あぁ良かったな」と気分良く本を閉じられること請け合いです!(途中、部隊内でのレイプシーン等の痛みを伴うシーンはありますが)
特に描き下ろしの年を重ねた二人の幸せな姿はまさに大団円のエンディング。
なかなか二人が結ばれたあとの中年以降の姿を描かれる物語はないので個人的に非常に印象残る作品となりました。


ガチムチもエロももちろん魅力的な要素ではありますが、それだけでは終わらない愛情溢れる優しい物語。
ハッピーエンドはいいものだな、と再確認!

バディ

個人的に「オメガバースの作家さん」というイメージが強かった楔ケリさん。
あまりオメガバースを得意としていないので手に取る機会がなかったのですが、小野友樹さんがこちらの作品のBLCDに出演されるとのことで、改めて作品内容を見ると「好きな感じ!」ということで慌てて購入しました。
結果、
とっても良かった!

事件ものなので詳しく内容に触れられませんが、物語はテンポ良く進みます。
事件そのものの顛末に物足りなさを感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、本格的サスペンスを求めて読んでいなければ十分な話運びだと思います。
私は二人の関係性にグッと心掴まれたまま楽しく読了させてもらいました。


腕利きの刑事・周カイリ(ビッチな受け)と元刑事・狩野尾(攻め)。
馴れ合わないけれど、少しずつ距離を詰めていく感じが読んでいて堪りません。
カイリのビッチさ加減とある種の包容力が非常に魅力的。
そんなカイリに反発しつつも救われる狩野尾の心の動きにも強く惹き付けられました。
「二人の関係性」にフォーカスするのがBLの肝だと個人的に思っているのですが、その肝を堪能できて大満足。
身体先行で始まり、最後まで心はLOVEに変化していないようにも思いますが、この曖昧な心情の絡みが色っぽくて、白黒つけずグレーなまま進むのもこの二人には似合っているように感じました。
明確なLOVEがなくても信頼や愛に近い何かしらの感情が互いを緩く縛ってこの先も並び立って生きて欲しいな、と。


エロスも十分。
でも、気になったのが狩野尾がパンツを脱がない・・・。
なぜ?
狩野尾自身はメイクラブじゃないと思っているから、裸にならないとか?
パンツを脱いだら心も裸になりそうで怖いから?とか深読みしてしまう。
書き下ろしのお話でシャワーシーンからのセックスはさすがに脱いでいたけど(笑)

受けの男前さに痺れる。

とっても面白かった!
表題作の『サハラの黒鷲』はシリアス。もうひとつ収録作『BL of the space♂』はコメディ。
この一冊で作者の振り幅の広さを堪能できます。
どちらもとても良かったのですが、特に表題作は個人的にものすごく楽しめました。
ですので、レビューは『サハラの黒鷲』でさせていただきます。
アラブも媚薬も褐色もさほど心くすぐられるポイントではないのですが、作品内で調和が取れるとこんなにも魅力的なのね!と開眼。


内容は大まかにまとめると、砂漠の奴隷商人の長であるロキが以前奴隷として扱っていたグランに謀られ、(性的な)調教師アルキルの元に送り込まれる。
そこでロキ(受け)とアルキル(攻め)の関係性の変遷を軸に、グランと決着をつけたり、奴隷たちと新たな住み処を作ったりと内容盛りだくさん!
丸々一冊『サハラの黒鷲』読みたかったなぁ、と思ってしまうほど吸引力のあるお話でした。
そして、なんといってもロキがいい男。
賢く強く優しい美人。
抱かれてもあくまで男性としての色気が迸り、乱れても気高さがあるのが印象的で読んでいて非常に眼福。
ストーリーも満足でお勧めなのですが、受けに男前さを求める方にぜひとも読んで頂きたい作品です。