佐伊さんのレビュー一覧

精霊を宿す国 新しき空と神の獣達 小説

佐伊  吉茶 

素晴らしいファンタジーBLでした。

長編ファンタジー小説が好きなら文句無しにお薦めしたい作品です。
読み進めるうちに続きが気になって気になって、毎日睡眠時間を削ってしまうという本の読み方をしたのなんて10年以上ぶりでした。
こんなに夢中で読んだ物語は本当に久々で、とにかくおもしろかった。
独特な設定と世界観、凄絶な人間模様と愛の物語が凄く良かったです。
登場人物がかなり多いので最初は覚えるのが大変でしたが、魅力的なキャラが多…

0

竜王の婚姻 下 竜の頂と導く者 小説

佐伊  小山田あみ 

この日のために紙書籍化を待っていました

電子のみのときも小山田あみ先生の表紙絵と人物紹介絵でこの壮大な物語に想いを馳せていましたが、ついに紙(神)書籍として販売され、こうしてノミネート対象になって感無量です。無謀な政略結婚の果てに見出される道。それは定められたものだったのではないかと、真の神とは苦難の道程を躓きながら突き進んだ先に見出された姿。それは全ての世界に等しく光を与える聖母だったのでは?とフレスコ画のような物語の世界観に圧倒され…

3

竜王の婚姻 上 黄金の獅子と白銀の狼 小説

佐伊  小山田あみ 

壮大なファンタジーストーリーと3人の愛の形

佐伊先生の壮大な長編ファンタジーのお話です。主人公セナと皇帝アリオス、護衛官イザクの3人の愛のお話です。セナがアリオス、イザクを想う気持ち、過程に共感しました。小山田あみ先生が描く、アリオスとイザクの見目麗しい姿がかっこよ良すぎて、どっちが好きとかは比べられませんっ。彼らそれぞれの生い立ち、セナを思う気持ちに、私は感情移入しながら読みまして、2人とも好きになりました。(セナの気持ち分かる…。) セ…

2

竜王の婚姻 下 竜の頂と導く者 小説

佐伊  小山田あみ 

壮大なファンタジーストーリーと3人の愛の姿

佐伊先生は長編小説の名手です。私も、初めての長編でのファンタジーを読んでみましたが、読み始めたら止まりませんでした!主人公セナを、皇帝アリオスと護衛官イザクがそれぞれの形で愛する話です。セナが、彼らそれぞれを想う気持ち、過程が良く分かり、とても共感しました。セナの気持ちに同調しながら、私も読みました。小山田あみ先生の作画、表紙、カラーイラスト、国旗、中のイラスト、全てが美しく素晴らしいです。地図が…

2

竜王の婚姻 下 竜の頂と導く者 小説

佐伊  小山田あみ 

日常に支障が出るレベルで面白い!

お試し読みでピンときた方はまず買って間違いないです。そして厚さにビビることなく迷わず上下巻購入し連休初日に読み始めることを激しくおすすめします。なぜなら冒頭の面白さがもうずーっと本当に最後の最後まで続くので日常生活に支障が出るからです・・・!連載中に読まれていた方々はご無事なのでしょうか・・・
このボリュームで中だるみ一切なし。次から次へと迫り来る波乱、こまやかな人物描写、そしてなんといってもセ…

3

精霊を宿す国 赤い炎の翼 小説

佐伊  吉茶 

「あなたが、あなただけが、俺の、唯一無二の、半神でございました」

好きすぎて長らく感想が書けなかった巻です。
起承転結の「転」の巻、過去が明らかになり今までの謎が一気に明かされます。鳳泉の章を読んでからこの話は一生自分の中で大切な物語になると確証しました。
愛とはなんなのか、それがこんなに苦しいのになぜ貫くことを選んでしまうのか。
カディアス様の王であることとトーヤを想う気持ちの葛藤が本当に苦しいです。この過去を知ってから前の巻を読むとカディアス様の見方が…

2

竜王の婚姻 上 黄金の獅子と白銀の狼 小説

佐伊  小山田あみ 

この作品との出会い

身の回りのBL小説仲間たちから極めて評判が良かった作品。
大変興味深く、拝読いたしました。

小説との出会いは人それぞれだと思いますが、
まわりの人の感想によって出会うことも多いので、
私の書いたレビューがどなたかの目に留まって少しでも
読むきっかけになれば良いと思い、ネタバレ含みますが
書こうと思っています。

WEBで発表された作品が紙本となって発売されたのが2024年
と…

4

竜王の婚姻 下 竜の頂と導く者 小説

佐伊  小山田あみ 

No Title

どうなるの⁈この先どうなるの⁈
最初っから最後まで、ずーっとこの気持ちにさせられました。
出てくる人間は多いし、肩書きもあるし、私は常に相関図を書き足しながら読んだんだけど、読むのも大変だし心も持ってかれちゃうんだけど、本当にみなさんに読んでいただきたい。
最後の最後、ほんとうによかった‼︎
しびれた‼︎
読んでよかった‼︎‼︎
読了まで2週間まるまるかかったけど損はさせません‼︎

5

竜王の婚姻 下 竜の頂と導く者 小説

佐伊  小山田あみ 

イザクに全部もってかれました

重厚なファンタジー
地図もあるのでどのように移動して行ったのかとか地理による環境がわかるとか 国々と神山との政治的な背景の裏には…とか ストーリーはもちろんいいのだが 得にいいのが セナを取り巻く2人の攻めの対比がいい‼️
友人と 皇帝の大きな愛派か イザクの身を焦がす刹那な愛派か 論争おきるくらい良かった♡
私は断然イザク派でしたꉂ
すみません 性癖なんです。
心を失ったロボのよう…

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竜王の婚姻 上 黄金の獅子と白銀の狼 小説

佐伊  小山田あみ 

これは骨太のファンタジー

強固な世界観。破綻のないストーリー。魅力的なキャラクター。政治、宗教、人種差別などの難しい題材を取り入れながら、天晴れなラブストーリー。
責めが2人?と思われるでしょうが、2人いるこその展開が素晴らしい。
もったいなくてゆっくり読み進めようと思いましたが下巻に入ってからは止まりませんでした。至極の時間をありがとうございました!

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