鹿乃しうこさんのレビュー一覧

職業制服BL コミック

鹿乃しうこ 

連載で読みたい作品続々

◆さきしたせんむ「車屋・人生やり直しコース」
暴走ワンコ28歳×男前なほだされ車夫35歳。
結婚式当日、花嫁を幼馴染であり大親友に奪われ、泣きながら人形焼を食べる花婿・綾斗に声をかける車夫の古賀。
花婿姿のまま、ボロボロになった靴で泣く綾斗を放っておけずに声をかけた古賀は、そのまま一日中人力車で綾斗を励まし続ける。

すっかり古賀に懐いた綾斗は「一番思い入れのある場所」として、彼女と初め…

4

フェイク♂ コミック

鹿乃しうこ 

仏もビッチもただのレッテル

◆フェイク♂(表題作)
 これは惜しいと思った作品です。何が惜しいって、ページ数が少ないこと!(笑) この作品がもっと長編だったら萌2評価にしていたと思います。まずキャラ設定と組み合わせが面白い上に、淡々と散りばめられているギャグが笑いのツボをめちゃくちゃ突いてくるんです。うるさくないのに思わず噴き出してしまうようなボケとツッコミ、大好きです。頭の中が暴走気味の仏田に、毎回意図せずブレーキをかけ…

0

ササクレ・メモリアル コミック

鹿乃しうこ 

一途なかつての学生達に心を射抜かれる大人達

◆ササクレ・メモリアル(表題作)
 これは攻めの三田のキャラが素晴らしかったです。まずビジュアルが既に最高。黒髪のイイ男が車掌服を着てるんですよ(表紙の彼)。それに加えて、学生時代からの一途な恋を引きずり、今でも健気に受けの矢嶋に好意を寄せ可愛くアタックする一方で、長年の妄想のおかげで情事中は矢嶋もびっくりのマニアックな変態プレイを迫るというギャップ。可愛らしさとエロへの貪欲さが共存しているのは…

0

迷う男 コミック

鹿乃しうこ 

だんだん受けのボケがクセになってくる

◆迷う男(表題作)
 受けの御園生のとんちんかんぶりに好みが分かれそうですが、私はそれなりに楽しんで読めました。方向音痴なだけでなく、攻めの滝川に真っ直ぐ迫られても、その想いを明後日の方向へ跳ね返らせてしまうような鈍感さ。ちょっとくどいかなと一瞬思ったりもしましたが、あくまで茶目っ気あるキャラクターとして描かれているので、そこまで苛々はしませんでした。ただ、滝川が御園生に絆されるのが早過ぎたよう…

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ササクレ・メモリアル コミック

鹿乃しうこ 

拗らせ初恋と、執着愛のメモリアル♡

私としては、鹿乃しうこ先生の作品にハマることになった、記念碑的作品です。
出逢いは偶然だったけれど、濃ゆい鹿乃しうこ先生ワールドに触れるには、最適の一冊だと思います。
これから読む人には、まずコレをお勧めしたい。そんな作品です。コレがダメな人は、もしかしたら鹿乃しうこ先生ワールドが受け付けられないかも。っていうリトマス試験紙的な。

表題作の「ササクレ・メモリアル」は この後、「ササクレ・…

3

フェイク♂ コミック

鹿乃しうこ 

エッチなトロ顔がデフォルトの真面目な先生と性春したい糸目高校生!

以前読んだ時は、あんまり…だったんですけど。久々に読むと、結構面白く読めました。
何しろ、ここ数年でトレンド(⁈)に乗った感のある糸目顔の高校生、本編では「仏顔」と崇め奉られている生徒、その名も仏田。そして、いかがわしいにも程がある、口元常に半開き、最中喘いでるかの様な表情がデフォルトの五十川先生。先生を啼かせたい、との一念で押しまくる‼︎ 超絶アホアホ・ラブコメディ。
そこは勿論 しうこ先生…

3

迷う男 コミック

鹿乃しうこ 

トンチンカンなお茶目さん!に溺れまくりで変態化する滝川くんの覚悟‼︎

当初、「Punch↑」を読む以前にこれを読んでいたかと思うのですが、今思うと。
御園生さんの全ての元凶は牧さんだった…。というお話なんですねー。牧さんもですが、御園生さんも「Punch↑」以前と以降ではキャラがだいぶ違うので、これはスピンオフする必要あったのかなぁ。って、今更ながら思います。変態御園生が、丁度いい相手に出逢ったという話でいいような…。
御園生は道に「迷う男」ではあるものの、何だ…

4

Punch↑+次男上等 コミック

鹿乃しうこ 

Punch↑4巻の後日談で、エチで甘ーいファンサ。

当時の、4巻で感動の幕を閉じた…と思っていた頃のファンサ。甘あま後日談。
今読むと、これはこれで…。な、感じです。牧さんは変態と読者には刷り込まれてるんですが、本編は泣かせる感動作の側面が大いにあって、そーんなに牧さんは変態でも無さそげなんですよね。
いや、一途に恋する牧さんはカッコいい!もんだから。これは、作者が描き切れなかった変態を余すところ無く発揮した短編です。
BLのセオリー、風邪っ…

3

兄貴上等(1)(新装版) コミック

鹿乃しうこ 

無理でした

兄弟愛、家族愛が大好物なので読んでみたのだが、キツかったー。お兄ちゃんのあまりの節操のなさに1話目からもう読むのが辛くなり、自分にはヤリ○ン俺様攻めは無理なんだとわかった…。
よく読めば、ちゃんと受けのことを大切にしているというのが読み取れるんだろうとは思う。でも自分には、周りの人間手当たり次第、しかも恋愛感情抜きに老若男女問わず抱ける人というところが無理で、受けに対する愛情に今一つ説得力を感じ…

2

Punch↑ 6 コミック

鹿乃しうこ 

正直、がっかりです(泣)

 このシリーズが大好きだったので、私個人の感想としては、正直今回の巻はとても残念でなりません。
過去の牧さんの壬生さんへの気持ちも、かつて浩太が裕也さんに寄せていた純粋な思いと同じだと頭では理解できるのですが、そこに渋沢さんというパラフィリアが絡むだけで、これほど不快に感じてしまうとは…。そんな渋沢さんに陶酔するあまり言いなりになって他の男と関係を持つ壬生さんに対しても、一途を通り越して「気持ち…

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