かわい有美子さんのレビュー一覧

あ・ら・かると 小説

かわい有美子 

番外編の美味しい盛り合わせ

『流星シロップ』『上海』『天使のささやき』の番外編の同人誌。
その名も、アラカルト。

『高原ミントジュレップ』
これはもともとコミコミの特典小冊子だったもの。
衛守×峰。Hの翌朝らしきシーン、眠る峰を眺める衛守の、甘くけだるい時間。
…いいけど、これって高校生の情緒にしては、大人過ぎ…
その後は、賑やかなランチタイムの情景。

『琥珀時間』
上記タイトルでのオフセット誌に、加…

2

天使のささやき 小説

かわい有美子  蓮川愛 

When will I see you again, When will our hearts beat together. 

スピンオフの『甘い水』二冊+『Twei』も読んでから辿り着いた元祖平河寮もの。
平河寮というのは、さまざまな部署の警察官が暮らす警察の独身寮です。
かわい先生のこれらの本のおかげで、SAT、SIT、SPとかほほう~と詳しくなった気が…
ついでにこれには、公安や麻取も出てきますね。

この独身寮、大体20代を中心に上は30代半ばまでの男性ばっかりな訳で、
なんていうのか、全寮制男子校の大…

5

鮮烈に闇を裂け 小説

かわい有美子  緒田涼歌 

普通すぎて。

迷いましたが読みすすめるのをおっくうに感じたので、この評価で。

お話は----猫ってあだなで性癖もネコ、少年っぽさの残る純情な高梁に、SATの先輩の飯田はもとはノンケだったのに惚れてしまっている。
キャンプで二人きりの夜につい飯田は高梁に手をだしてしまう。(強引にではあるが、高梁もその気になってしまう感で、無理やり!という感じはあまりしませんでした)。
 そして飯田に気持ちがかたむいてゆ…

12

鮮烈に闇を裂け 小説

かわい有美子  緒田涼歌 

ネコちゃんを

ネコにする話。

前作の攻め様にほのかに片思いしていた若い隊員くん高梁が主人公。
彼をずいぶん前から狙っていたムッツリさん飯田が、橋埜の後を引き継いで二班の班長になり、無理を言って高梁を自分の班に引き抜いたところからお話は始まります。
まだ若い高梁は、犬伏が誰とどんな関係かも知らないし、自分が犬伏に抱いている感情が既に犬伏や橋埜に知られていることも知りません。
もちろん、飯田が自分に対し…

4

饒舌に夜を騙れ 小説

かわい有美子  緒田涼歌 

なんでこんなタイトル?

警視庁特殊部隊内恋愛。
確かにメインキャラの二人の丁々発止の会話の応酬を楽しむ、みたいな感じはあるけど、饒舌に夜を騙るって、、、?
でも、気になるのはその位。
お仕事方面のお話が結構しっかりおもしろい。
訓練の話に始まって、実際の警備や、事件の話が、なかなかドキドキワクワク。
そんな真剣なお仕事の中でも、けっこうしれっと、素振りも見せずに秘密の交際が進展していたりするのが、やっぱりBL.…

5

鮮烈に闇を裂け 小説

かわい有美子  緒田涼歌 

猫ちゃんのお話

前作「饒舌に夜を驕れ」で犬伏に片思いしていた後輩の高梁のお話でした。
飯田と何かあるんだろうなぁと思ってましたが、やっぱりこの二人でしたか(笑)

前作が、最高に面白かったのでやっぱり買っちゃいましたww
今回もおもしろかったです。

時間軸は、前作のその後って感じなので前作が好きだった人は買うのをオススメしますよ。

高梁も良かったんですが、飯田も良かったですよww
ムッツリさ…

5

饒舌に夜を騙れ 小説

かわい有美子  緒田涼歌 

SAT隊員萌えっ

二人ともカッコイイです、特に受けの橋埜がっ!!

頭も良くて、容姿も良い、それにSATの二班班長で強くて、それに性格が男前で。
これは、惚れますね。犬伏が惚れるのも、当たり前です。

まぁ、最初は橋埜の片思いなんですが。
それでも、あんまりうじうじしてないのでかっこいいんですけどね。

イラストも、織田涼歌先生で綺麗でした。

あたしの好きな、対等カプで美人受けでストーリーもお…

10

鮮烈に闇を裂け 小説

かわい有美子  緒田涼歌 

やっぱり面白いっ!!

前作の「饒舌に夜を騙れ」も最高に面白いと思ったのですが、今回も最高でした。
この作家さんの描く警察や特殊部隊を背景にした作品はホント読みごたえがあって好き。
「甘い水」の2作品も良かったけれど、このSATを舞台にした今作品も一気読みです。

前作の主役二人も無論登場しているし、作品がリンクしているので、前作で気になってた
俊敏なネコちゃんが主役だし、攻め様は寡黙で身近な人間に朴念仁なんて…

10

鮮烈に闇を裂け 小説

かわい有美子  緒田涼歌 

手堅く面白い。

SAT(警視庁特殊部隊)を舞台にした『饒舌に夜を騙れ』のスピンオフ。

男臭くて高い身体能力と、強靭な精神的を持つ集団の話…というだけでも好物なのに、
キャラがかわい作品の中でも一番くらいに好きだった前作。
ということでこのスピンオフ、とても楽しみにしていた。

今回の主役は高梁と飯田と聞いて、飯田って誰だっけ?とピンと来なかったのだが、
高梁(タカハシ)はすぐに思い浮かんだ。
「…

14

月一滴 小説

かわい有美子  花本安嗣 

スピンオフならでは・・・かな?

スピンオフって素敵ですね♪
この本では脇役の、よく知っている相変わらずなキャラたちが物語の空気を温めてくれて、
すんなりと本の雰囲気に入り込めました。
おかげで、新たなキャラにも愛情を持ち易かったです。
チラチラと出てくる脇役が、物語をすごく華やかにしてくれている感じ。
ああ、でも今回のメインのCPは地味めなので、ちょっとその華やかに押され気味・・・
まぁ、それもスピンオフならではでし…

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