緒田涼歌さんのレビュー一覧

きみの目をみつめて 小説

崎谷はるひ  緒田涼歌 

いかんともしがたい

※星の数同様、辛口評価になります

前作(同シリーズと言うべき?)「きみと手をつないで」を読んでいなければ、読者に伝わらない仕掛けがぼちぼちある割には
両方読んで良かった~!という気持ちにはなれなかった一冊です。

受けさんの成長は確かに感じられたけど、
それを周囲のキャラがふいにしてしまっている。
加えて、受けさんの成長の糸口が(とても彼らしいことに)
頼りなかっただけに起きてし…

1

愛咬の掟 小説

高尾理一  緒田涼歌 

893モノのベスト作

BL小説を買うなら基本893と決めてる私ですが・・、この作品に出て来る攻めの永瀬、最高の893攻め様と呼ばせて頂きたいっ

893が好きで、強引・無理やりからの溺愛展開が好きな方なら、是非読んで貰いたい作品です!

永瀬との絡みのシーンは、何度読んでも、ニヤけます。
だいたい一回ぽっきりでしか本を読まないんですが・・・
このお話は、展開的にも先が読みたくなる面白さだったので一気読みv

8

トレインビースト~KAI~ 小説

西野花  緒田涼歌 

痴漢電車の続編

「トレインビースト」の続編。
主人公は違いますが、前作の2人の話も入っています。

二冊目なので、一冊目を読んだ時のような衝撃は薄れたのですが、エロ度は同じくらい…。「痴漢」を「接待」する子は自分の意思で乗ったわけでなく、嵌められて乗車するはめになり、そこで自分を解放していく…という話のスタンスは前と同じです。
こういう真面目で何も知らない子が調教されていくお話がすごく好みです。

吉…

0

トレインビースト 小説

西野花  緒田涼歌 

こういうお話大すき

西野さんの作品なので設定上何でも許せる気もしますが、このエロゲーのような設定、とても楽しませて頂きました。

主人公・忍は友人に騙されて痴漢したい人・されたい人が合意で乗り込む「痴漢電車」に乗車する事に…という設定です。この貸しきり電車、どこから出ててどこが用意してるんだ、とかいうツッコミは置いといて。
陵辱ばかり続きますが、レーベルがレーベルなので購入層は定まっているだろうし、内容も濃くて…

4

今宵、神様に嫁ぎます。~花嫁は強引に愛されて~ 小説

高岡ミズミ  緒田涼歌 

設定は素晴らしいんですけどね…

神様の元へと嫁ぐ花嫁設定に惹かれて購入しました。
「神様(人外)」「花嫁」とくるのならば自分の中では多少、意にそぐわなくても其れなりに楽しめる自信があったんですよ。
しかし…こちらの作品は途中で本を閉じたくなりました。
実に淡々と進行するストーリー。それと全く起伏に乏しい展開で設定も何も生きてない印象を受けました。
コミカルなトーンで綴らる物語なのに、すっかり退屈になり、読むのがしんどくな…

3

ドクターの恋は不器用 小説

鹿能リコ  緒田涼歌 

MR!

受けの中里はMRです。MRっていうと、製薬会社で薬を売ったり、情報を集めたり情報を伝えたりする職業ですがBL作品でMRを見るのは初めてでした。
私にとって馴染みの深い職業だったので非常に楽しく読めました。
MRと言っても、営業職のようなもので、ドクターのお願いは絶対です。
MRという弱い立場だから、無理やりされちゃうわけですが徐々に惹かれていく中里が可愛かったです。

それにしても、ド…

0

月夜の王子に囚われて 小説

雪代鞠絵  緒田涼歌 

名前が…

名前が小鳥……悪くないけど良いとも言えない…。

名前が小鳥だから、主人公の第一印象は従順で健気、大人しいとかそんなイメージだったけど違った。

相手のイシュマが幼馴染みだからか、強気な子でした。

この、少女漫画のような主人公の目が苦手です。光の玉(?)がいっぱいあるような感じの…。

同性愛が禁止の国で、結婚は極秘裏で結婚後の花嫁の素性は絶対に明かさないとか、どんだけ自分勝手な…

1

不夜城の蜜愛 小説

宇宮有芽  緒田涼歌 

パリの花嫁のスピンオフ

前作「パリの花嫁」でサブキャラだったユキとジャン・ミシェルのお話。前作を読んでこの二人のその後が気になり、スピンオフが出ていると知って購入。前作の2人も出てきます。単体で読むお話でなく前作を読んでからがいいかも。

個人的にはアルマンよりジャン・ミシェルのほうが好きかなキャラクターです。日本人ぽくない海外実業家の強かさとか色気とか、ジャン・ミシェルのほうがドキドキしてしまう要素が多い。強気なの…

1

パリの花嫁 お気に召すまで 小説

宇宮有芽  緒田涼歌 

宇宮さんの海外モノ

宇宮さんは何気ない日常を上手く書かれる作家さんですが、この作品は初の海外モノ。前半はパリが舞台で、途中日本に戻ってきますが、最後はまた舞台をパリに移します。内容的には前後編にわかれた二部作。そのせいか全体的にいつもの宇宮さんの作品と雰囲気が違うかなぁという感じも。

主人公は日本の学芸員のヒロで、お相手はパリの実業家のアルマン。表紙をみて、割と強かな2人なのかと先入観を受けましたが、ヒロは日本…

1

恋の誘惑、愛の蜜 小説

いとう由貴  緒田涼歌 

設定は好きなのですが残念

元遊び人である攻めが、受けだけに本気になり、執着・溺愛する設定は非常に好きなのですが、ストーリー展開が私の好みではなかったようです。
以下、ご参考になればと思い、私の好みじゃなかったポイントを書いてみます。

①元遊び人の攻めが、受けを好きになり執着する過程に説得力がない
攻めと受けは10年来の親友で、受けは元々攻めが高校時代から好き。
恩師の死をきっかけに2人は体の関係に。それ以来、攻…

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