小林典雅さんのレビュー一覧

嘘と誤解は恋のせい 小説

小林典雅  小椋ムク 

「ある朝鏡を見るとアフロヘアになっていたらどうしますか」

<あらすじ>
「嘘と誤解は恋のせい」
 子リスのような可愛らしさたっぷりの嵯峨結哉(さがゆいや・20歳の大学生・受け・ゲイ)は、隣りに住むイケメンサラリーマン和久井仁(わくいじん・26歳・攻め・ノンケ)にはじめて会ったときから一目ぼれ。しかし極度の緊張症のため、たまにエレベーターで一緒になっても会話もできず、ただ毎朝和久井が出勤するのをベランダから眺めるだけ。
 そんな嵯峨を見か…

3

たとえばこんな恋のはじまり 小説

小林典雅  秋葉東子 

ニヨニヨが止まらない

読んでるだけで口もとがニヨニヨとゆるんでくる作品でした。
小林典雅さんのユーモアのセンス、大好きです。
過去作品とキャラが若干かぶるんですが、それも大歓迎です。てゆかむしろこの先もばんばん「好青年な変態×純情天然かわいい受け」のコンビの作品を読みたいなァと思いました。
ストーリーは『美男の達人』とちょっとかぶってます。セミナーBLという意味で。そっちはセミナー部分の比重がやたら高いキテレツな作品だ…

2

たとえばこんな恋のはじまり 小説

小林典雅  秋葉東子 

セミナーが楽しい

小林作品としてはどうしてもハードル高くなりがちだけど、コレはコレで充分面白いと思う。
BL的な萌え度は薄めだし、トンデモコメディ度も低めだけど、さらっ読みやすい。
なにより、海堂のセミナーが、同意することがいろいろあったりして楽しいし、なんだか役に立ちそう。
朝日の参加していたワークショップも面白そうだ。
BL的な萌え度ということなら、攻めキャラ側がもうちょっとしっかりして積極的だったら良…

1

なぜあの方に恋したのかと聞かれたら… 小説

小林典雅  山本小鉄子 

中世って

予想外な中世宮廷もの。
典雅さんで中世って…?と一瞬だけ怯みましたが、典雅さんならきっとどこの国だろうがどの時代だろうが宇宙人ものだろうが、絶対おもろいはず。
そう盲信しながら読みましたけどもね、ほーらね、やっぱり面白かったですよ。
中世後期の欧州の、とある王国の片田舎に暮らしている、領主の息子アルブレヒト。
アルは15人兄弟の末息子で、敬虔で純真で素朴で可愛らしい17歳。
畑を耕し牧畜…

3

美男の達人 小説

小林典雅  高峰顕 

キャラが立ちまくっている♪

こんな塾、実際あったら流行らないかなあ。
男の人って、あんまりこういった面で自分を磨こうとかってないかな。どうだ。
バブルの時期ならまだしも、かな。
渋谷にある美男塾。そこはイケメン養成所、もしくはモテない男救済機関として、ザザ・コミュニケーションズ・ホールディングスという会社が経営する、モテ道を指南する学校。
ここに通う羽目になった、ルックスはいいけど若い女性と出会いのない上遠野が、なん…

4

棒投げ橋で待ってて 小説

小林典雅  柚名ハルヒ 

熊、関係なかった(笑)

このタイトルにピンとくるのは、ネズミーフリークか子持ちかのどちらかでしょう。
BLと黄色い熊の接点はなんだ?という間違った角度から読み始めたこの一冊。
…実に面白かったです。
それも予想外に、ものすごく面白かったんです。
幼い頃、一度だけお邸の広い広い庭で遊んだことのある相手を探し出し、そのお邸も家族も捨てて、小児科の看護士の雨市(ういち)のもとに押しかけてきた桜里(おうり)。
この桜里…

2

たとえばこんな恋のはじまり 小説

小林典雅  秋葉東子 

おとなしめでもやっぱり面白いのよ

ディアプラスだとこのぐらい抑え気味なのか(笑)
典雅さんなので、当然面白かったですが、これなら電車内で読めまする。過去作品はどれも、こっそりひとり密かに読まないと吹き出すのを抑えられないもの。
いやはーもーなんだこの読後の高揚感。妙にテンション上がるというか、興奮させられる要素さほどないと思うけど、なんだかすごく元気もらっちゃいました。
今回の主役の一人、海藤さんがセミナー講師ということで『…

3

たとえばこんな恋のはじまり 小説

小林典雅  秋葉東子 

心理のプロでも恋したらただの人

まるで天中殺のような一日の締めくくりに恋人に
メール1本で簡単にフラれ、飲めないお酒でつぶれて
恥ずかしい酔っ払いブリ&ゲロのお世話までされちゃった
受け様と、心理カウンセラーの攻め様との日常から始まる
自分を飾らない恋愛ストーリーでした。
飾らないと言っても攻め様は受け様が大トラになって
バッティングセンターで喚いてる姿に一目ぼれして
その後はひたすら受け様が落ち込まないようにと紳…

3

たとえばこんな恋のはじまり 小説

小林典雅  秋葉東子 

失恋のBGMは中高年のアイドルだった

確かにいつもの典雅節なんです。
ぽんぽん出る会話のその言葉の選び方、引用のフレーズ。
それが面白さを運ぶ源なのではありますが、
今回はただそれだけで、ユニークなキャラクターが活躍しきれなかったというか、もっとキャラの面白みを引きだしてくれていたらなーという感がぬぐえない。
まさかレーベルのカラーが邪魔をしているとは思えないが、雑誌掲載という部分がネックになって、非常に軽いクセの薄い原因にな…

2

嘘と誤解は恋のせい 小説

小林典雅  小椋ムク 

おもしろすぎる!

ムクさん挿絵に惹かれ購入~小林典雅さん初読みでした。

とりあえず、めちゃめちゃ面白い!!アンケートで笑わされ、
騎一の発言で笑わされ、結哉と和久井の心の声で噴出し!
こんなに小説で突っ込みながら笑ったのは初めてかもしれないww

主人公達の心の声がムッツリで変態でアホで超面白かった!
(特にキャンプ編)
どっちもどっちだよーこの天然バカップルww
和久井が結哉の生足を撮影しよう…

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