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松岡なつき 雪舟薫
藤棚
「プリマスに戻ったら、初めての一夜を共にする」 海斗がついに、ジェフリーの寝台へ! 7巻にして初めての一夜です。長かった、焦らされました… 遊び人のジェフリーが、よくここまで耐えました。 それだけ海斗に「本気」ということなんですね。 二人のあまあまな雰囲気は私ごときのレビューでは表現できません。 ぜひ読んでください(笑) しかし海斗とジェフリーが幸せになると、 葛藤に苦しむ…
とうとう海斗の拉致を成功させてしまったビセンテ。 やっと恋人として甘い雰囲気を楽しめるようになったのも束の間、 ジェフリーと海斗は離れ離れに!! 「時間がたっぷりとある」と思っていた二人の突然の別離。 7巻でのジェフリーと海斗が幸せすぎたので、この展開は辛すぎます。 人生はいつ何が起こるか判りません。一寸先は闇です。 一瞬一瞬を後悔がないよう、大切に生きていかなくてはいけないと感じ…
ロンドンの宮廷から、舞台は海へ。 貴族の陰謀策略も面白かったですが、やはり主役は海賊たち。 大海原が舞台となるとイキイキし、読んでいても気持ちがいいです。 フランス国王の使者・アルトヴィッチがお茶目で好きです。 甲板で変色したロープに「これでもか」と水をかけていた場面が、笑えてしまって。 緊迫した場面だったんですけど、何だか和みました~(笑) そしてイングランドチームのトライアングルも、切なさ…
エリザベス女王の晩餐の席で、 マニング主教毒殺の嫌疑をかけられた海斗。 女王陛下のお気に入りから一気に牢獄送りです!! この怒涛のような展開にハラハラ。 牢獄で行われた海斗への仕打ちは、痛くて辛くて(泣) そして意外な裏切り者の存在が… 海斗の無実を証明するために奮闘するジェフリーとナイジェル。 ナイジェルは海斗がジェフリーを好きなことを知っています。 それでも海斗を愛すること…
長い航海を終え、母港プリマスに着いたジェフリーと海斗達。 そんな彼らを待ち構えていたのは、間諜組織の元締めウォルシンガム長官。 女王陛下の召喚命令の元、海斗はジェフリーと一緒に王宮へ赴くことになりました。 策略と陰謀の渦巻くロンドン宮廷編の幕開けです。 華麗な貴族たちのスリリングな駆け引き。 海千山千の侮れないウォルシンガムに、海斗達がどう立ち向かっていくか。 そしてエリザベス女王…
カナリア諸島を航海中、敵国スペインの商船を拿捕したジェフリー達。 捕虜として『グローリア号』に連れて来られた敵船長と話す海斗は、 自分が学んできた歴史と現在の状況に、微妙な食い違いがあるのに気が付きます。 ドレイクの指揮下で無敵戦艦を撃退した船長達の中で、 ジェフリーの名前が歴史に残っていないのはなぜか? 少しずつ歴史が変わっていっているのか? 海斗と共に読者も先行きに不安な影を少…
松岡なつき 佳嶋
1996年・ワニブックスより発売された作品の新装版。 エロティック・ロマンスコレクション第3弾として、 2007年宙出版より発売されました。 掲載内容は96年版を修正・改稿のみで、 新たな書下ろしはありませんが。 96年版をお持ちの方は、新装版と読み比べてみて、 どのあたりが修正されているのか、チェックするのも楽しいと思います。 そして今回、初めて『赤と黒』を読まれる方は、 …
松岡なつき 名香智子
時代は20世紀初頭。 官費留学生の篠崎和樹が、とある小国の高級カジノで 若き大公・イリヤと出会うところがら、物語が始まります。 ルーレットで勝負し、負けた人間が勝者にものになり、身体を差し出す。 そこから始まる二人の恋……… ありがちというか、王道の設定ですね。 しかし綿密な時代考証に、登場人物達のエスプリの効いた会話。 松岡さんの豪奢な文章によって、作品中に退廃的でセレブな…
松岡なつき 須賀邦彦
智之に惹かれながらも、死んだ恋人を忘れられないブライアン。 自分の愛に応えられない彼を理解し、例え愛されなくても、 ブライアンを好きでいたいと願う智之。 二人とも不器用すぎて、切ないです。 そんな揺れ動く二人を、とある醜聞が襲います。 最終舞台はウィンブルドン。 恋する二人の葛藤とテニスに賭ける情熱。 臨場感あふれる試合シーンが怒涛のように絡み合い、 読者を一気に感動のラストへ…
むつこ
メキシコで強盗にあった雄太と、それを助けたエドアルドのラブストーリーです。 雄太をひたすら口説くエドアルド。 雄太はその気持ちを疑い、さらにホモになってしまうことの不安から、なかなか受け入れられない。 雄太のグルグルした悩みにまったく共感できなかったので、楽しめなかったです。 エドアルドの内面の孤独をかたちづくった過去も、凡庸な気がした。 もう一捻り、意外性が欲しかったです。