真崎ひかるさんのレビュー一覧

目を閉じて触れて 小説

真崎ひかる  三池ろむこ 

兄がぁぁぁ・・・!

永渡(攻)はちょっと言葉が足りないというか、わかりにくい人ではありましたが、別に悪くはないです。志央(受)も、大人し過ぎず、イマドキの高校生(最初は中学生でしたが)って感じで可愛くてよかったです。
この2人のCPは、まあ物足りない部分はあっても、結構好きなんですよ。

しかし、兄が・・・兄が・・・なんでいきなりこうなるの!と驚愕。
でも、兄のこれって恋愛感情なんでしょうか?というよりも、…

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君主サマに全戦全敗 小説

真崎ひかる  蓮川愛 

勝つのはどっちだ?

シリーズ4作目で、藤村×斗貴篇の3作目、2年ぶりの続編になります。
はっきり言って続編があるとは思っていなかった(笑)
体育会系のノリで、無人島みたいな場所でのSDの養成所施設での教官と生徒の
戦うラブストーリー&友情物語みたいなお話なんですよね。
今回のお話は、思いが伝わりあって一応恋人同士みたいになった二人のその後編。

斗貴が2年間の訓練を終えていよいよ卒業して訓練所を出る事にな…

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禁忌の報謝 小説

真崎ひかる  稲荷家房之介 

簡単すぎませんか!?

あまりにもすべてが簡単に行き過ぎて、ちょっと物足りませんでしたね。設定は悪くないと思うんですが。
真崎さんは好きだし、そもそも『ドロドロ』が持ち味の作家さんではありませんので、ほのぼの・甘めのトーンなのはまあいいんですが、それにしても浅すぎだと思ってしまいました。

脱出した時は、『え、こんなもの?』とえらくあっさり逃げ出せたな~と拍子抜けし、その後の神社へ行くエピソードでは、『ここで(追っ…

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誘惑プラシーボ 小説

真崎ひかる  三池ろむこ 

なんとも半端でした。

真崎さんは好きだし、設定もいいと思うのに、意外なくらい面白いとは思えませんでした。結構楽しみにしてたぶん、がっかりも大きかったんです。

これ、いっそ思いっきりギャグというくらいのコメディにしてしまった方がよかったんじゃないでしょうか。あるいは、体毛が薄いのが実月(受)のコンプレックスになるのはよくわかるし、その悩みに焦点を当ててシリアスタッチに描くなら、佐伯(攻)が実月の悩みを利用するような…

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HoneyTimeは夜明けまで 小説

真崎ひかる  陵クミコ 

くだらねぇ!でも面白かった!

真崎さんの作風って、ものすごく幅広いですよね。いや、良くも悪くもなんですが。これは、その中ではかな~り崖っぷちです。ひとことで言えば、これ以上ないくらいの『アホアホコメディ』でしょうか。このノリについて行けないという方は多そうですね。

もうなんというか、いわゆる『萌ネタ』をこれでもか!と詰め込んだような作品なんですよ。裸エプロン・コスプレ(セーラー服)・やっぱりTバックとかかな?(Tバックは…

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その手で咲かせて 小説

真崎ひかる  木下けい子 

かわいい!

帯に「一番シンプルな言葉で言わせていただくと、あなたが好きなんです」とあり
あぁ、きっとこの話かわいいだろうな・・・と予想したとおりとってもかわいい話でした。

尚紀の自信のなさも、すぐに逃げてしまうとこも、いつもはスマートな東堂が余裕なくワゴンで詰め寄ってしまうとこも、帯にもなっている東堂の告白(決め決めなんだけど)もかわいい。

尚紀の臆病な性格だと同性には苛つかれてしまいがちなのに…

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孤高のラブリー~もふもふするがいい~ 小説

真崎ひかる  桜城やや 

もふもふ第3弾!

帯『……なんつーエロかわいいアイテムだ』

タイトルに~もふもふするがいい~とあるし、王子受というのでこれは今回はてっきりえらそうな俺様王子かなーと思ってたんですが、予想と違って実に素直で可愛らしい王子様でした。

隠されてはいるものの実は密かに存在している人狼国、ハクト〔受〕はそこの王子なのですが、他に義兄弟が沢山おり更にアルビノという事で忌み嫌われて軟禁されています。
彼はついに日本…

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誘惑プラシーボ 小説

真崎ひかる  三池ろむこ 

パイパン萌え!

帯『おまえ、二十歳になってパイパ……』

鹿乃さんのPunch↑の浩太のパイパンにも猛烈に萌えたんですが、どうやら自分はパイパン受萌え要素の持ち主らしいです。

実月〔受〕の悩みは20歳にもなるのにパイパンな事。
彼自身は深刻に悩んでいるのがおもろおかしい。
でも確かに本人にとっては真剣な悩みだよね!
その彼が年上の幼馴染、佐伯〔攻〕と銭湯で再会し、そして知られたくない秘密を知られて…

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硝子の筐 小説

真崎ひかる  穂波ゆきね 

現代版若紫?

事故で両親と姉を失った少年・七魚は姉の婚約者である朝長と生活を共にするようになる。やがて朝長に対する特別な感情を抑えきれなくなる七魚だが…

というお話。

何と言うか、最初から最後まで七魚は朝長の手の上で転がされていたかんじですね(笑)
これだけの年齢差があるから仕方ないのかなという感じもしますが、七魚目線で読んでいるので何となく悔しい気もします…。

唯一の救いは朝長が、七魚をか…

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白雨 小説

真崎ひかる  陵クミコ 

歳月を経て

 水沢那智は焼き菓子店を経営している。
 そんな焼き菓子店にある日、閉店間際になって一万円を握り締め、「全部ください」という男の子が現れる。
 そんな日が2、3日続いた後、水沢は不思議に思って、「保護者を連れておいで」と告げる。
 すると、保護者として現れたのは、水沢のかつての恋人・加賀有隆だった。
 高校時代に、ひょんなことから関係を持った水沢と加賀は抱き合わずにはいられないほどにお互い…

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