水名瀬雅良さんのレビュー一覧

鳥籠の中のキミ コミック

水名瀬雅良 

重いテーマなのに、ストーリーは浅くて薄っぺらい…

水名瀬先生の著者紹介に「得意分野:美しすぎる男性絵」とあります。
美形なのが伝わってくる絵は綺麗なんですけど、あまり読み返すことはないんですよね…本作はその筆頭になりそう。

壮真は母に捨てられ、裕福な父の実家に引き取ってもらったけれど、叔父は冷たく、叔母には疎まれている。病弱なイトコ・朔矢だけが「ずっと一緒にいてね」と慕ってくれて、壮真はやっと居場所を手に入れる。
でも成長して健康になっ…

1

嘘とキス コミック

水名瀬雅良 

禁断愛

水名瀬雅良先生の絵柄大好き。本当に綺麗です。
本作のテーマは「禁断愛」!
兄弟で恋に落ちる…2人は本当の兄弟?それとも血は繋がってない?
ガチか義理か、展開は錯綜してサスペンス的なものすら感じさせます。

主人公はハル、17才。夜もバイトしたいがために20才と偽っています。
子供の頃親の急な離婚で離れた兄の達也に会いたくて彼の友人の店にバイトで入るが、何も知らない達也(ゲイ)はハルを見…

2

undercover アンダーカバー 小説

水壬楓子  水名瀬雅良 

情けないおっさん風私立探偵×訳あり美人秘書 からの…

おっさん探偵(榊)はペット探しで食いつなぐ金も能力なさそうなうらぶれた表の顔をして、国際的な組織犯罪やテロ組織を捜査する国際組織メリッサのメンバーだった、とは言っても妹と婚約者を無差別爆弾テロに巻き込まれて亡くして以来気力を失くして単独行動での捜査限定のパートタイマー勤務。
それも嫌気が差してペット探偵で余生を過ごそうかと退官を決意と、過去ありで色々な仮面を被った魅力的な攻めです。

訳あり…

2

ニャンニヤン喧嘩は猫も食わない「獅子戸さんのモフな秘密」番外編 特典

エッチなライオンさんの思い込み

本品は『獅子戸さんのモフな秘密』の
コミコミスタジオ特典小冊子です。

本編終了後、獅子戸視点で
おうちデートのお話になります。

今夜は獅子戸の仕事明けて
ほぼ夜明けに近い時間帯からの
おうちデートとなります。

誠覧社が自ら経営する
「誠覧堂書店」を作るまでを
ノンフィクション小説と漫画で
出版する事が決まり
一音はその編集を任されてます。

今は元誠覧社の編…

1

「獅子戸さんのモフな秘密」発売記念ペーパー 特典

恋人が一番♪

本品は『獅子戸さんのモフな秘密』の
フェア書店限定特典ペーパーです。

本編後、
獅子戸の勤めるバーでの出来事です。

獅子戸の勤めるSホテルのバーは最近、
酒好き、バー好き以外に
猫好きの人々でも賑わっていました。

一音はようやく空いた
カウンターの端の席に腰を下ろします。

獅子戸が考案し、
恋人の一音が命名したマタタビのカクテル
「キャット・テイル」が
猫…

0

「獅子戸さんのモフな秘密」アニメイト限定ペーパー 特典

冬の獅子戸はぬくぬくに弱いらしい

本品は『獅子戸さんのモフな秘密』の
アニメイト限定特典ペーパーです。

本編後、獅子戸が
一音宅にお泊りするお話です。

明日は久しぶりに
2人で休みを合わせてのデートで
獅子戸が一音の部屋に
やってきました。

今夜は大人の時間を味わって
明日は太陽の下で
楽しく過ごす予定です。

部屋に上がった獅子戸に
風呂をどうするかと尋ねると
獅子戸に凝視されてしまい…

0

かくりよの花 小説

夜光花  水名瀬雅良 

隠り世からの呼び声

「堕ちる花」「姦淫の花」「闇の花」3部作、プラス「鬼花異聞」「神花異聞」、そして最終話としての本作「かくりよの花」にて花シリーズ6部作の完成となります。

本作は、異聞2作に登場の編集者・長峰将(たすく)が主人公です。
そして、本作もまた兄弟もの(弟x兄)でした。長峰、お前もか。
…と言っても今回の2人は全く血の繋がりはありません。将も弟の幸司も施設出身で、戸籍上の兄弟という設定です。

6

神花異聞 小説

夜光花  水名瀬雅良 

お山の子の大きな愛情。異色BL

「鬼花異聞」続編です。

読み終わっての感想は「異色だった〜…!」の一言に尽きる感じです。
「ファンタジー系」の括りになるのだと思いますが、単純に妖怪ものとも言えず、なんというか非常に土俗的というか、フォークロア、村の言い伝えと現代が地続きのような世界観というか…

「鬼花異聞」に引き続き、弟との禁断の肉体関係が柱にはなっています。
本作では、幼馴染の洋平に衛との関係がバレる展開。

2

鬼花異聞 小説

夜光花  水名瀬雅良 

山神の子

「堕ちる花」「姦淫の花」「闇の花」に続くスピンオフ作品です。
時間軸は「堕ちる花」の少し前、との事です。
舞台は、「堕ちる〜」の鬼沢村の、山を挟んだ隣村・神谷村。
そしてこちらは、弟x兄。しかも…ガチ⁉︎
序章にて、物凄い神童だった兄が7才の時に神隠しに遭い、1年も行方不明になったのちボロボロになって読み書きもできず言葉もろくに話せなくなって戻ってきた、という冒頭があり、またおどろおどろし…

2

undercover アンダーカバー 小説

水壬楓子  水名瀬雅良 

緊張感漂う二人の関係を楽しんで!

タイトルそのまま「潜入捜査」ものです。
夜の街で知り合った、謎めいた美貌の男・南雲。表立っては探偵業を営みつつ、極秘機関「メリッサ」に在籍し、単独捜査を行う榊。潜入先で社長秘書をしている南雲と再会しー・・・というお話です。

推理サスペンスものを普段それ程読まない私からすると、本格的で面白かったです。
主に榊視点で進みますが、南雲の視点も入ります。この南雲の正体が、上手いこと書かれていて謎…

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