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久我有加 草間さかえ
ハイ爺
お笑いブームの終焉とともに芸人を引退し、温泉街で働く隼人(受け)と、作家としてのお笑い界復帰を誘う元マネージャー、時田(攻め)との恋。 今までの芸人シリーズとリンクしてますが、この作品単独でも読めます。 わたしは…ツンデレ受けはニガテだったんですが、久我さん独特のヘタレワンコ攻めと組み合わせるとわたしのハートにも響きました。 とにかく攻めの時田の、仕事のときはクールなのに恋愛時にはヘタり…
久江羽
ネタバレ
芸人シリーズです。 と言いながら、今回は、3年前に漫才をやめて郷里で温泉旅館の仕事をしている芝山と彼の元マネージャー・時田のお話です。 【恋で花実は咲くのです】 いつかきっと芝山をお笑いの世界に呼び戻すと言っていた時田が、新しい劇場の支配人になったのをきっかけに芝山を迎えに来たのです。 劇場付の作家として戻ってきて欲しいと・・・ 漫才は好きだったけれど大して売れず、実家の旅館…
草間さかえ
雀影
初版が2003年の、初・商業コミックスです。 雑誌の初出は更に遡って2001年とか2年とか、もう10年近く前に書かれた作品なんですね。 独特な絵のタッチは、今見ても、っていうか、今見ると、かなり独特なようだけど、10年前だと、サブカル系では普通に在った美大系の絵、かな。 むしろ最近の作品よりは、おめめぱっちりだし、描線くっきり太いから、マンガチックかも。 表題作は、火事に興奮する男…
営多
ちょっと前まで草間先生の作品にイマイチ、魅力を感じなかったわたし。 柔らかいタッチの絵柄、大人で眼鏡キャラの設定が多い。わたしの大好物! にもかかわらず、なんでか?萌えない。。。みたいな感じだったんですけど。 単に自分の頭が硬いからなんだと思いました。 草間先生の作品は、一度読んだだけではその魅力に気付けない。 何度も読み返しているうちに、完全に惹き込まれている。 わたしはあまり何…
しの
久々の久我さんらしい作品に出会えた気がします♪ いや、どの作品も大好きなんですがっ! やっぱりお笑い業界のお話を読むたびに「これが久我さんの真骨頂!」って気がしてわくわくします。 とは言え、表題作は業界のあれこれというお話ではありません。 夢破れてコンビを解散し、実家の旅館を手伝っている芝山を、元マネージャーだった時田が「舞台作家としてまた一緒にお笑いやろう」と迎えに来るお話。 …
サガン。
読みたい作家さんがあったのでGETしましたv 「生徒会長に忠告・番外篇 副会長の権力」門地かおり 図書館でイチャラブ。 知賀はどこでも発情しますねぇ(笑) いや、それに流される国斉さんも大概だとは思うのですが。 知賀が攻なのにキレイ。 「シュガーコード・番外篇 大人の時間」 大土井さんいろいろしすぎ…。 っていうか、なんの説明もナシにオモチャ持って来られたら誰だってビビるよ…
茶鬼
という表現が、草間作品にはよく合う。 何度でも読み返すほどに味わい深く、新しい発見をしたりもするのです。 この本もまた一見シンプルなのに、「恋文」を通して何人もの人間が交錯した関係を見せて、実に奥が深いなぁと思わせるのです。 ノスタルジックな雰囲気を持つ草間絵には、終戦後という時代設定は実によく合う。 題名の『マッチ売り』隠語で、身体を売る人のことだ。 トンネルでヤミでマッチ売りをし…
ミドリ
すごく好き!! 世界観が好き!! 草間ワールドにググ~っと引きこまれます。 草間さかえさんって、こういう大正~昭和初期の時代設定がすごく合いますね。 和です、すごくかっこいい…! 今までの草間作品でもかなり上位に入ります!! 大学生・廣瀬が持つ、友人の書いた恋文。 それが全ての始まりでした。 廣瀬は友人・有原が書いた宛名のない恋文を、有原に返すため毎日トンネルで待っていた。 …
クレタコ
まさか後書きがあったとは思わず、うっかりカバー裏から読んじゃいました。 このうっかりハチベエめ!! 骨董物屋眼鏡×離婚したてのリーマン眼鏡 眼鏡×眼鏡、ふう・・・素敵過ぎます、ばふーーー! 草間さんのストイックなんだけどエロい線で描かれる人物がこれまたエロい!! そしてエロティックでありながらどこかストイックなとこがイイ!! 雰囲気がただ雰囲気じゃなく、心理描写であったり心の背…
くもとり
恥ずかしながら草間さかえ先生の漫画を一冊きちんと読むのは初めてです。 結論から言うととっても好きでした。ざっくりと暖かみのある線で引かれた人物・小道具・背景で作られる世界は現実感があるようでおとぎ話のような、懐かしいような空気を醸しています。特に主人公が知らない夜道を歩く描写が好きです。 淡々とした話運び、二人の関係の変化もとても好き。そして二人ともメガネ…! いやぁこれはいい実にいい。 …