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凪良ゆう 草間さかえ
まりりん722
凪良先生の作品、好きですので新刊に関しては読んでました。 しかし、こちらの花丸レーベル作品は知らず、もちろん未読。 新装版ということで、書き下ろしもあり、おいしいゎと思いつつ読みましたが…。 個人的に好みでなかった、かな。 攻がすっかり悪ガキから大人になって、まあすごい、という感じで、他の方のレビューにもありましたが、受の心情が少し物足りない感はワタシも感じました。 この関係性だと、…
草間さかえ
弥夜
ネタバレ
表題作「どこにもない国」の2人がすごく好みのCPでした! 「どこにもない国」が戦時中の2人で、続きの「パラダイムロスト」が戦後な2人。 隊長の尊厳を守る為、わざと他の兵の前で隊長に叱られ殴られる早川。それを分かってて泣きそうになりながら殴る竹内隊長。 殴られる時「二人しかいない感じがする」と思う早川と、仮病をして2人きりになる 状況を作り「二人になってみたかっただけだが?お前だって…
ジョシュ・ラニヨン 草間さかえ
葡萄瓜
シリーズ第一作の『天使の影』にてこずっただけに ページが進められるかどうかかなり不安だったのですが、 今作は余りつまづかずに読み進める事が出来ました。 ロマンスと言う部分で予想以上の進展があったので その部分でも食欲が進んだのやも知れません。 ただ、ロマンス以外の部分と言うと…ある意味では 『天使の影』に軍配を上げてしまいそうな感じです。 ロマンスと言う部分に重点を置かれる方は先ずこ…
社会派小説としては多分申し分が無い作品です。 帯にある『2006年ブックニュースアワード GLBTフィクション部門受賞作』の謳い文句は 伊達じゃないと納得出来ます。 ただ、これをメンズロマンスとして捉えると なると…増してや日本のボーイズラブの文脈で 読み解くとすると率直に言えば甘さに欠けます。 推理小説シリーズ作導入の一冊として考えるなら 程好い一冊ですが、ここから先の作品世界に…
よなか
BL小説というより、主人公がゲイの一般ミステリー小説といった感じ。 全編に渡って事件の話でそれ以外の会話や、キャラクターの深い掘り下げとかは無いので、これ一冊では特に萌えは感じなかった。 そのへんは事前に聞いた評判で分かっていたから、その分ミステリー要素に期待して購入しました。 先が気になって中断せずに読み進めました。 しかし、ミステリーに詳しいわけでもないのに偉そうですが、驚くような…
yoshiaki
◆(ざっくり)あらすじ◆ 「マッチ売り」前後編と、「マッチ売り」の続編「やぎさん郵便」8話までが収録されています。 童話のようなタイトルとは裏腹に、戦後間もない日本を舞台に大人の恋愛を描いた作品。 主人公の花城は、復員兵のなりをして夜の街角で売春をする男です。 といっても、生活のために体を売っているわけではないし、そもそも彼は戦争にも行っていません。 彼の本業は、金持ち相手に春画を売…
牡丹燈篭
プラチナ文庫セレクトフェア2010の購入特典小冊子です。 収録作品は以下のとおり↓ 椹野道流『きみのハートに効くサプリ』番外編「恋人の献身」 清白ミユキ『幸せのデセール』番外編「風邪にはご用心!」 『きみのハートに効くサプリ』のみ本編既読なので、この作品の番外編だけ読みました。 『きみのハートに効くサプリ』番外編「恋人の献身」 本編終了後のお話。カレー専門店「カレーのせ…
椹野道流 草間さかえ
カレー屋×サプリメントの研究員という珍しい設定の本作。 椹野先生の素敵な料理描写と実際の医療現場に身を置いていた経験からくる詳しい医薬品知識が相まって、一粒で二度美味しい作品に仕上がっています。BLとしても楽しめますし、スパイスの勉強にもなりました。 加島透はカリノ製薬に勤める会社員。サプリメントの研究開発を仕事とする彼に上司が与えた課題は「身体を中から温めるアイテム」でした。身体を温める…
cryst
草間さんにしては珍しいタイトルだなーと思いながら購入。 「キス・シロップ」前後編 双子の兄と岸田のお話。冒頭のキスシーンはいったい何???と思ってしまいました。後で読み返して納得。岸田に対する気持ちを自覚した亮司がよかった。作者さんの考える可愛い受だそうですが、ほんとにかわいかったです。 「肉食獣のテーブルマナー」 聡司に対する形容がいちいち笑えてしまいました。「寝顔も酷薄そう」と…
『楢崎先生とまんじ君』第2巻です。 「それなりに平穏な日々」と「春の乱入者」の2編を収録。1編目「それなりに平穏な日々」は前作同様、まんじが京橋に楢崎との過去のあれこれを語るという形式を取っています。過去の回想なので、二人がどんなに大喧嘩しても結局は元の鞘に戻ると読者は分かっているのですが、どうしてトラブルが起きたのか、そしてどうやって危機を乗り越えたのか気になってしまいページをめくる手が止まり…