池玲文さんのレビュー一覧

たつのおとしご コミック

池玲文 

ととさま~♪

和風なのにメカ屋とか、神様とか、無時代でファンタジーがいっぱいの本作品。
ととさまの色気にやられましたー♪
山で拾った頭にツノのある子供を、親が見つかるまで世話をすることにした山奥のメカ屋。
その子供にツノと名前を付けて親捜しをするも、中々見つからずそのまま育てることに。
メカ屋を”ととさま”と呼んで懐くツノは成長するに従って、ととさまにドキドキするようになる。

お話展開としては、も…

11

≠ ノットイコール 2 コミック

池玲文 

ほんとうにほんとうに好みが分かれる作品

細かい内容は、他のレビュアーさんが課書いているので省略しますが、絵といいテーマといい本当に好みがわかれますね。

絵はきれいといえばきれいだけれど、グロイ部分もある。

感情の動きも人間くさいし、近親相姦(同性だけど)を正面からあつかって全く逃げがない。

現実にそういう人達に会ったら引くかもしれない。

でも、そういうテーマを救いがある展開で終わらせた池さんはホントウにエンターテ…

1

銀閣博士とモルモット コミック

池玲文 

えろ切ない…!

えちシーンの濃度ゲージは全話ほとんど同一(犬はさすがに特殊ですが;)、はじめからクライマックス状態なのに、主役2人の恋はもどかしいくらいじっくりと描かれていて、そのギャップにぐわんぐわんきます。
潔癖症でペシミスト、と何重にも人を遠ざけて暮らす銀閣博士が、1話ごとに、助手である芽ノ谷くんに心をひらいていく、というか、落ちてた恋を自覚していく、というか。
いったん離れ離れになる展開もきゅんきゅん…

2

≠ ノットイコール 2 コミック

池玲文 

真剣愛

タブーについてここまで真剣に描かれた話は初めて読みました。

血の繋がりがタブーであることを分かって言いますが、このお話の結末が、よくある、実は血がつながっていなかった… という結末ではなくて心の底からホッとしました。

22年間も一人でいた果と向き合うには、二人の血がつながっていなくてはならないと思ったのです。
タブーはタブーなので、これからも二人に、特に父である果にかかるプレッシャー…

3

≠ ノットイコール 2 コミック

池玲文 

タブー

待ってました!第二巻。ようやく完結ですね。
タイムスリップで過去にとんだ攻(息子)が出会ったのは、若かりしころの受(父)。
いけないこととはしりつつ恋に落ち、二人は結ばれた。
何も知らなかったまだ若い父と身体を重ねてしまう。
禁忌の重さより~なお話から、現代に戻ってなところからですね。

あるいみパラレルワールドという感じではあります。
ありますが、父にしてみれば、過去に自分が味わっ…

12

hide and seek コミック

池玲文 

ゲイコミとして十分通用する

というか、池さんの体の書き方ってBe-boy(典型的BL雑誌のイメージ)よりヘタすっとBuddy(典型的Gay雑誌のイメージ)に近いような気がしますねぇ。

エロ率の高さも掲載雑誌の影響でしょう非常に高いしひげ率も高いし、スタイリッシュでありつつなコミカルな感じのする池さんの本の中ではかなりムサい仕上がりかも・・・
この短編は「ルーガルー五更」を除くとどれもこれもきれいな男にムサイ筋肉男が抱…

2

≠ ノットイコール 2 コミック

池玲文 

正義ではない

この題名が一体何なのか?
このお話の主人公、凉と果の関係を真摯に問い詰めたこの結末と内容が、主人公に発言させてこの意味を明確にしていました。
父と子の禁忌の関係に必然をもたらす為の布石だったタイムスリップ。
彼等はその過去を体験して気持ちを持ち続けて、悩み苦しみ、そして出した答え。
池玲文さんの禁忌を突き詰めた真剣なストーリーでした。

14の時突然現れ出会い、好きになり、そして突然消…

6

No.99:人間玩具 コミック

池玲文 

素敵なファンタジーです。

収録されている作品の内、最初の4作品は雑誌で読んで、どれもとても好きな作品です。

未読の3作品の中では、特に「幻想黒子」が好きです。
学校中で有名なほどカッコいい攻めとなんの取り柄もなさそうな内気な受け。
設定だけでもとても好きです。

SMは元々ちょっと苦手部類なのですが、「雪ぐサディズム」には日本独特の縄縛りの美学みたいなものを感じさせるものがあって、赤い縄、木造の日本家屋、庭に…

4

銀閣博士とモルモット コミック

池玲文 

えろい!

すごいの読んじゃいました。
( ゚д゚)ンマッ!!! なんというか、エロさが強烈すぎて、

内容がほとんど頭に残らなかった――……。
エロ度は、頭から飛ばしっぱなしでございました。
エロさだけなら、神ですね。

絵柄はとてもきれいで、好きでした。

博士が終盤、可愛さを、チラチラ見せてくれるものの、

強烈なエロの印象で、もやっとしてしまう
そんな感じでした。

ドキ…

1

奥津城村の愉快葬 コミック

池玲文 

芸風が、、

絵の細かさは、やっぱり池さんらしいけど、内容が、今まで読んだ、どの作品よりかわいい。

生前葬、狐、雨乞いと、民族伝承モチーフの作品が詰まっていますが、おどろおどろしいところはありません。
生前葬は、人生半ばにして、その後の人生を悔いなく楽しく生きる事のきっかけとして愉快に行う事だし。
村長さんの家の狐息子は、シッポや耳が金色すべすべでかわいくてしょうがない。
水神様の子孫は華奢ないじめ…

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