中原一也さんのレビュー一覧

双子の獣たち 小説

中原一也  笠井あゆみ 

優しくて繊細な獣

双子攻め大好きなのでウキウキしながら手に取りました。
笠井さんのイラストで双子攻めの3Pなんて食いつくしかないw

終始、受けである兄視点。
双子の弟の素晴らしさ、兄として誇りに思う気持ち、親を失ってからの努力。
ちょっと仲が良過ぎるだけのバランスの取れた理想的な3兄弟。
純粋に家族として弟を思い、家庭を守っているお兄ちゃんの姿。
前半はノホホンとした甘々な日々が描かれてます。

3

双子の獣たち 小説

中原一也  笠井あゆみ 

シチュエーションが好みならおすすめです

双子×兄の3Pという組み合わせが萌えるのですが、探しても意外にありません…。
この作品はストーリーがとてもわかりやすく、内容がさらりと入ってきたのが良かった。しかし、裏を返すと特に意外性のないお話とも言えるかもしれません。

主人公の紅は、幼いころに両親を亡くし、双子の弟の篤志・悦司の面倒を見ながら、今は在宅で働いて家事もこなす、というかなり出来たお兄ちゃんです。
しかし、品行方正で容姿も…

1

嫌になるほど 小説

中原一也  佐々木久美子 

本気を信じてもらえない男と、素直になれない男と。

「両片想い」も、中原一也の筆にかかるとこう料理されるのか!

元々10年前に2年ほどセフレとして付き合っていた二人だけど、望我がギャンブルにのめり込んで失踪し、一度は終わっていた関係。だが2年前急に現れて一緒に探偵事務所をやる事に。
素直になれない波多野は、いつも望我に突っかかってしまう。
ある依頼で不良少年を探していた時、彼の使っていた覚せい剤?の炙りを吸い込んでしまった波多野は、性欲が…

4

「愛していいとは云ってない」アニメイト特典SSペーパー 特典

暑い夏のある日

本編のその後になります。本編のネタバレもあるので、読後に読むのがお勧めです。

本編同様、湯月(受け)の視点です。

エアコンが壊れた湯月の部屋に班目(攻め)がやってきます。
暑さに文句を言う班目に当然のように命令され、湯月はビールを準備します。つい最高のものをと思ってしまう自分に歯がゆくなりつつも、満足げな表情を浮かべる班目に喜びます。
Tシャツと短パンの自分に比べ、スーツを着ている…

0

愛と獣-捜査一課の相棒- 小説

中原一也  みずかねりょう 

土曜サスペンス+BL

みずかね先生ラブ でこの本に到達。
だって表紙からして男前!って感じじゃん~
って思ってたら、ほんと表紙通り、内容も がっつり男っぽかったです。
決してあまあまではない・・・
詳細は他のお姉さまがお書きになられているので割愛(すんません)

タイトルに書いた通り BL部分を除けば、サイコパスもので
テレビドラマになりそうなお話でした。
少し昔の映画ですが「セブン」みたい。

受…

3

番犬は悪徳弁護士に狂う~極道スーツシリーズ番外編~ 小説

中原一也  小山田あみ 

こういう緊迫感が好き

久しぶりにこのシリーズを読んだのですが、やっぱり好きです。
極道スーツシリーズの7冊目ですが、今回のメインカップル木崎x諏訪を本編とした作品としてはこれが1冊目です。
この本より前の数冊に木崎x諏訪カップルの番外編はあったのでとっても気になっていたカップルでした。
下手すると(?)芦澤x榎木カップルより棘の道を行くだろうことは簡単に予想できたので。
前巻の番外編で木崎は自分の後輩に当たる坂…

1

極道とスーツと、罪深き永遠の愛 小説

中原一也  小山田あみ 

最終巻。長かった。

ついにこのロングシリーズもこれで完結。
小さいが落ち着いた仕立て屋と極道の秘めた愛で始まった、その密やかな感じがよかったのだが、前作ではついに日本を飛び出し、なんだか長期化するとネタ大変だよね、という印象がぬぐえず、ついに今作は読むのが億劫なくらい萌えのない展開に。。。(私的に)

相変わらず固く結ばれた二人ですが、木崎×諏訪の方もハピエンにすべく展開に無理がみられたあたりからのれなくなった…

2

淫雨 小説

中原一也  國沢智 

シチュエーション萌えしました!

ほぼほぼエロです。
しかも、望月×永岡ではなく、直也×永岡で無理矢理のSM気味で痛いです。
永岡が直哉とのSEXによって、どんどん被虐的になるのも、好みが分かれるかな、と思います。

ヤクザになった嘗ての親友・望月に対して、彼が変わっていないと信じて陵辱に耐える永岡に萌えました。
望月の視線を感じながら4Pで犯られる場面の合間に、永岡の回想で望月と親友だった青春時代の過去が語られるので、…

3

愛と獣-捜査一課の相棒- 小説

中原一也  みずかねりょう 

ドラマ原作風

中原一也さんの刑事物。
攻めはお得意の包容力にあふれたオヤジ、受けは心にブレない正義感を潜ませた新人刑事です。二人共ノンケ設定というのも中原作品ではお馴染みです。
BL抜きにしても、刑事物ドラマの原作としても良いくらいの設定+展開だと思いました。
幼児虐待や飲酒運転、強姦殺人の犯人でありながら証拠不十分などで不当に軽い刑になった犯人達を、正義の名の下に残忍に殺してゆく犯人。
その犯人は犯罪…

6

愛されすぎだというけれど 小説

中原一也  奈良千春 

斑目vs克幸、とどのつまりは…

生活が不安定な日雇い労働者達の為に診療所を開設して切り盛りしている青年医師・坂下の奮闘記。
3冊目ともなると坂下も随分と街に馴染み、逞しく頼もしくなっていくのを実感できて何だか胸アツだわ…。

日雇い労働者の一人で実は天才外科医だった過去を持つ斑目との関係も、目に見えて進展しているのが分かる。
ねっとり攻めるエロ親父もいいが、坂下が肌身離さず身に付けているホイッスルを一吹きすると速攻で駆け…

0
PAGE TOP