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90/101(合計:1006件)
中村明日美子
久江羽
ネタバレ
闘病中のお母さんにカミングアウトという、なかなか勇気ある行動に出てしまった佐条くん。 意外と受け入れの良かったお母さん。 さすが佐条くんのお母さんだと思いました。 その前に、いっぱいいっぱいでご飯も食べられなかった佐条にお弁当の差し入れをした草壁の、「卵焼きは俺が作りました」と照れるところにオバサンはやられてしまいました。 かわいいかわいい。 全部じゃなくて卵焼きだけ作ったってところ…
「同級生」の草壁×佐条のお話。 はっきり言って「同級生」よりずっと即物的でわかりやすくて面白いお話になっていました。 佐条は外見に反してツンなわけでもなく、己の気持ちにそれなりに素直で、年相応な反応をするところが可愛くて、草壁のほうもチャラそうに見えて大変一途ないい子で、読んでいて気持ちが良かったです。 原先生もなかなかご苦労が多いようですが、学生時代からご愁傷様でした。 そし…
静奈
気付かなかったな、ふたりとも「好き」って言ってなかったのを。 でも好きの気持ちはちゃんと伝わってくれました。 3倍くらいね(笑) 読み終わって思わず涙が出てきました。 特に後記を読んだ時、 二人の青春に感動されただけではなく、 「青春」という言葉自体に感動されたかもしれないと思います。 甘くて切ない、未熟で純粋。 そういう共感を得る部分もとても素敵じゃないかと思っています。 …
tyanpon
冬から春へ。 二人の関係が崩れることはないんだなと思わせてくれたラストでした。 関係も最後まで焦らしましたね。 卒業式サボるなんて!思わなかったです。 二人の恋愛が冬から春になると相手を思いやる気持ちとか より一層育っていてよかったです。 読むとこのストーリーも終わってしまうのかという気持ちから 私はすごく読むのが遅かったのですが、 続きは気になって仕方ないという感じ。 これはB…
同級生の続編。 その後の二人が読めます。 大人になる前の青春時代の恋愛らしく爽やかさと 色っぽさが同居していました。 そして、冬の間に愛が育っているなと思います。 ちょっと気になるところで冬が終わっているので、 すぐに春を読むことをオススメします。
修行中
このぐらい純粋な話に触れると胸の中の様々なモノが中和されるようで素敵ですね。たまに開いてみると良いのかも知れない。初心に戻ることは難しくとも、思い出すくらいは出来ますから。 ピュアな心を持っている若人は勿論なんですが、年齢を重ねて心が疲れてきている方々にこそ是非とも読んで頂きたい作品だなと。読み終わってつくづく思いました。 どうやら私は、ラブストーリーとして観ていた訳ではなかったようです。…
『春』へ向けてのさまざまな伏線が浮かび上がって来ている巻。それぞれの春に向けてそれぞれの行動が少しずつ進んで行きます。 ちょっとしたぶつかり合いや勘違いも勿論有るんですが、そのクリアの方法が真面目にゆっくり大人のものへと近付いていて素晴らしい! 例えば、草壁が佐条に嫉妬心をきちんと伝える箇所がいくつか有るんです…そこがとても良い。鋭く甘い、時間が止まったようなあの感覚。キューンとします…
もこ
ちゅぅか・・・・え?冬のが先なの? たしかに・・・なんかラストだよな~と読み終わったんだけど。 プチショック(ノД`)・゜・。 大丈夫、ここからでも十分読めます。 同級生からの続編な作品でありまして、しばらく読んでないし大丈夫かな~な読み入り。でもこれはね。うん。 前半はホノボノ。ラストに向けて恋から愛に変わる気持ちの変化。 繊細な気持ちの具合がなんとも言葉に表現できない。 お話は…
ますたーど
続きはいつ出るのかなぁ~と、待ち続けていたら、2冊同時発売とは! 勇んで買ったものの、これでお終いかと思うと勿体なくてなかなか読み始められませんでした。 受験生となった利人・好きな音楽をやっていこうと決めた光。 日常の触れ合いの中で、心が更に寄り添っていく2人。 利人の母の入院がきっかけで、男である光と付き合っていると母に告白し、それを受け入れてくれる母。 自分も斯くありたいもの…
“同級生”を手に取ってから1年以上、今回の発売が待ち遠しくて仕方ありませんでした。 ホント久しぶりに“恋”にドキドキさせられました。『ゆっくりと恋をしよう』というキャッチフレーズのまま、進んでいく2人の心。時には、読んでいるこちらが焦れるほどでしたが、キスや抱擁だけの接触が反ってエロティズムを刺激されました。 利人と光。言語は違えど、奇しくも同じ意味を持つ名前の2人…。 2人の行く末…