朝丘戻さんのレビュー一覧

月夕のヨル 小説

朝丘戻  yoco 

月の明るい夜

たった今気が付いたのですが、表紙がすでに東は闘病中??という感じだったのですね。。。

最終的な感想としては、「これはまたComplete bookでもっといろいろと書いていただかないと、私の中のもやもやが消えなそう」です。

個人的に心春ちゃんの恋愛云々(彼女の家庭事情は、明との関係を説明するのに必要だとしても)や、前作の二人についてよりも、もっと主役の二人について読みたかったです。東の…

3

氷泥のユキ 小説

朝丘戻  yoco 

幸せすぎる読後感

朝丘さんの本は『坂道のソラ』で始めて読んで、その綺麗すぎる世界に惹かれて『氷泥のユキ』を購入しました。

表現がうまいのか、朝丘さんの本は読むと背景がブワッと脳内に再生されるのがすごいです。
しかもその全てがあまりにも美しい。他の方も仰っていますが、透明感があるというか、どこか幻想的な美しさというか……。


また、ユキのキャラが健気で、可愛くて、でも素直になれない、まさに男の子!!っ…

5

氷泥のユキ 小説

朝丘戻  yoco 

乙女系元気男子が出会う恋の物語

シリーズ最新刊『月夕のヨル』を読むにあたって再読しました。
読んでいなくても、個別の作品として問題なく読めます・
でも、シリーズ通して読むと一層世界観に浸れて面白いのは当然ですが、特にこの2作品はまとめて読むことをお勧めしたいです。

氷山がヤリ目的で会った結生に対する態度が酷すぎて、ちょっと読み進めるのに躊躇してしまいました。
初めてなのにやり慣れてると偽るくらいでそんな怒ることかな、…

4

月夕のヨル 小説

朝丘戻  yoco 

初恋と亡き人への想いと二度目で最後の恋のはなし

事故で亡くなった叔父への片思いが忘れられずに時を止めている青年 明が新しい出会いの中で恋をして成長していく話です。

前作『氷泥~』に続いて生と死を考えさせられる物語でした。

亡くなった叔父 聖也という人が少ない描写の中であまりいい人ではなく、さみしかった子供の心を捉えただけのように思えました。
明の中では優しくて素敵な想い人のようですが、節操がなく少女にセクハラ発言や大人気ないからか…

2

月夕のヨル 小説

朝丘戻  yoco 

最終巻


4作目は最終巻ということで、今までより特別な気持ちで読んだ気がします。



途中、表紙と話の流れ的にもしや死ネタでは、と察してしまい。2人が幸せそうにしてるだけで胸が苦しくなりました....。


“またね“を積み重ねてきたからこそ、最後のシーン、“またね“の言葉が染みますね。アニパーシリーズ最終巻に本当にぴったりの言葉だと思いました。

あいかわらず、朝丘先生の言葉のチョ…

7

月夕のヨル 小説

朝丘戻  yoco 

アニパーシリーズ完結巻

読後じんわりきています。

あとがきにあるように「坂道のソラ」と「窓辺のヒナタ」、「氷泥のユキ」と今作が対になってるのでぜひ「氷泥のユキ」も併せて読まれる事をお薦めします。
「氷泥のユキ」で主人公が作り出すゲームが重要な要素なので。

社会人で人生経験豊富な年上の男性と高校生~大学生のまだまだ未熟な男の子達との様々な恋愛模様、私は大好きなシリーズでした。
特にアニマルパークだけではなく…

10

月夕のヨル 小説

朝丘戻  yoco 

モヤモヤ

最後まで読んだけど、どうしようなくモヤモヤしてしまった。
yaco先生の絵は本当に愛らしかった。
甘さが圧倒的に足りない。
多視点での語りが多過ぎる。

15

月夕のヨル 小説

朝丘戻  yoco 

切なくも温かい。

「アニパー」シリーズの4作目。前三作を読んでいなくてもこの作品単体で読むことはできますが、でも、「氷泥のユキ」だけは読んでから今作品を読んでほしいなと思います。理由は後程。

とい事でレビューを。







主人公は大学生の明。
途中視点は他の登場人物に切り替わることもありますが、基本的に彼が主役と言って良いと思います。




彼には忘れられない人がいる。

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月夕のヨル 小説

朝丘戻  yoco 

生きること

こちら「アニパーシリーズ」です。
前作の「氷泥のユキ」がとても心に響いたので、今作も購入しました。
「氷泥のユキ」が『命に限りがあるから知られる絶対の幸福』。
で、今作の「月夕のヨル」が『さよならのない愛を得る物語』。

ところが、「さよならのない」でイメージした結末とはあまりにかけ離れていて、強いショックを受けました。
2作とも「生きること」がテーマとなってるんですね。

生きる…

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月夕のヨル 小説

朝丘戻  yoco 

さよならのない愛の話

朝丘先生のお話は文章がとても綺麗で繊細で、その言い回し好きだな、と思わず読み返してしまいます。
今回も、そんな言葉がたくさん散りばめられた、素敵な作品でした。

このお話は、「さよならのない愛の話」と書かれていますがこの言葉以上にしっくりくる言葉がありません。読み終えて、その表現の秀逸さに感銘を受けました。
ただ、中身を読まずにその言葉を見た方が思い浮かべるラストと、今作のラストは真逆かも…

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