町屋はとこさんのレビュー一覧

愛とは言えない(1) 小説

榎田尤利  町屋はとこ 

なんてまあ頑固で不器用な……。

サガンがもう、とんでもなく頑固すぎる!
まだまだお話の序盤といった印象で、全体像が見えない感じなのですが、それでも充分すぎるほど登場人物たちの人間像が描かれていて、さすが榎田さんと思わず唸ってしまいました。

同時期に発売された漫画『恋とは呼べない』とリンクしているんですが、先にそちらを読んだからか、サガンの裏側が見えた気がして一層切なくなりました。
漫画ではあんな笑顔全開で、猫じゃらしを…

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愛とは言えない(2) 小説

榎田尤利  町屋はとこ 

ゆっくり丁寧に進む大人組

1巻は眠るサガンを見守る橘高でしたが、今回の表紙は居眠りする橘高を見つめるサガン。
この表紙が表わすように、橘高が自分を見つめ直すお話だったかな?と思います。
描き下ろしで学生時代の出会い編があるので、それでどんな出会い方をしたのかそれがよくわかり、この物語を補足してくれています。

1巻でサガンの囚われている事柄が判明して、少しは彼にとって新たに踏み出すきっかけになったのかな?とも思った…

2

恋とは呼べない (1) コミック

榎田尤利  町屋はとこ 

初読、町屋先生の。

今時の風貌で過去ありの名嘉真×おとなしい美人ながら堅物な津森・ゲイ

雪が降り積もるクリスマスの夜、落ち込んでいる津森、自宅付近に膝を抱えうずくまる男をふと見やる。だがそのまま通り過ぎる。
さびしい夜をどうにかしたいとコンビニに行った帰りも、まだ、同じ場所で丸くなったままの男にも雪は積もっている。
どうにかなっているのではないか?と津森は視線を強めると、男の腕の中で仔猫が動いた。「あっ・・…

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ねかせないで コミック

町屋はとこ 

パンも恋も甘いです

町屋さんの描くスラっと整た男性が好きで、
加えてこの涼しげでキレイ系な絵柄に
しっかりエロいというギャップが見所と思う作家さんです。
本作は基本甘い展開でエロ控え目、
ベタな甘さがちょっと気恥ずかしい気もしますね。

パンが繋ぐ3組のカップルのお話ですが、
メロンパンが何だかエロく見えたのは初めてですよ。
1人でパン屋を営む男前な渡を中心に、
登場人物たちが入れ替わるのですが、

2

社長と秘書、愛の証明 コミック

町屋はとこ 

美麗で淫乱な恋人!?

なんだろな~、町屋作品って、私の中で好みのはドがつくほど嵌るんだけど、雰囲気アダルト~な作品はちょっと得意じゃないのだろうか。。。
濡れ場の描き方は好きなんだけど、全体的に見た感じそんなに入っていけなかったのが至極残念でありました。
■お疲れハイ!
積極的で、エロい恋人(受)を持った攻のお話。
美人でエロくて最高ですねww
というか、次の話で突然のあのネタは驚きましたww
ちょ、、BL…

1

ねかせないで コミック

町屋はとこ 

ほろ優しい

うまいっ(ノ´Д`)・゚・
パン屋さんを最初から主題にもってこず、脇から徐々に固めて最後にドーンっと見せていただきました。
ジワジワくるから、最後ジワーーーッっときてしまった。
これゎ好きだw
■1話
高校生カップルですね。
なんか淡い感じがすごくいい。
“好き”の見せ方が身体からあふれ出してるから
なんかこぉ淡くて甘い感じが全面戦争でした!
何よりパンが美味そう
■3話
告…

4

また あした コミック

町屋はとこ 

また、あした

あっれ~・・この作品、読んだはずなのにな~
なままの未レビューだったので読み返してみました。
こないだ読んだ榎田さんとのコラボ漫画に感動したのだよ(*゚▽゚*)ノ
ん、まずまずという感想かな~。
■また あした
きっかけは小さな事故。
気になり始めてから徐々に距離は近くなり~なお話。
そわそわ、ドキドキ、もじもじ。
受の小さな行動が、ちくいち可愛かったw
なんていうか、こぉ、イメ…

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愛とは言えない(1) 小説

榎田尤利  町屋はとこ 

愛とは言えなくとも、もう始まっている…

コミックス『恋とは呼べない』にもご出演の、橘高×サガンのお話♪
読後感は…どちらかと言えば曇り空。まだ太陽の光が見えない。
冬の夜明け前の曇り空のような感覚かな。

『恋とは呼べない』にも出てきていた、サガンの著書の「歯に絹着せぬ恋愛論」の恋についての抜粋部分がこちらにも載っていました。
恋とは異常事態――
まともじゃなくなる――
とまで書いている心理学部准教授サガンと橘高の恋愛模様…

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恋とは呼べない (1) コミック

榎田尤利  町屋はとこ 

厚っ!

うん。こういうの好き(●´∀`●)ホェ:*・゚
悪い癖ではありますが、この小説サガン編も読みたくてウズウズしてまいりました。なんだろうな~好き。

クリスマス。街ではカップルが幸せそうにするなか、一人寂しく帰路につく。雪の降りしきる中、小さな子猫を抱いて眠る男を拾う。
それが全ての始まり。失ったものと得たもの。そこから話はどぉ転んでいくかというところですね。
愛とか、恋とか試練とか
そ…

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愛とは言えない(1) 小説

榎田尤利  町屋はとこ 

大人恋愛の仕方のお話

『恋とは呼べない』にも出てくる、橘高と目(サガン)のお話。
まず、その年齢設定。
橘高は37歳、サガンは35歳!に・・ええーーーっ!!
そっか、そっかぁ~
しかし、二人とも大人なだけに、本当に大人な物語でした。
『恋~』はまだ20代でしたから、その点でも恋愛という部分でもしっかりと違いがあって、全くタイプの違う人物の物語がリンクしているというのは、本当に面白いです。
まだこの一巻では恋…

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