長門サイチさんのレビュー一覧

「間の楔」OVA化記念書き下ろし番外編 特典

夜に咲く花

こちらは、「間の楔」OVA化記念に書き下ろされた番外編で、電子版で配信されたものです。

タイトル「Musk」

イアソンが任務で数日間居住地を離れている間、リキが夜の外出をしようとする。
ファニチャーのキャルは驚き、禁止し、イアソンに報告する。
イアソンは急ぎ戻ってきて、自分と一緒なら許可すると言い、リキと一緒に植物園に向かう…
リキが見たかったのは数年に一度、深夜に咲く夜来香の花…

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幸運の理髪師 コミック

長門サイチ 

すみませーん!年下ワンコ一途攻めを一つお願いしまーす

「幸運の理髪師」 9割
「SSS」     1割

【幸運の理髪師】
年下×美容師で、野暮ったい男の子をイメチェンしたら…あら不思議!
超イケメンで俳優になっちゃった!というストーリーです。

そして、この年下攻めが超ワンコでずっと一途!
押せ押せの姿勢に攻めが絆されちゃうまでが読みたい!というかたにオススメ。

また、二人の恋を応援する美容室の常連で近所のおじさま達に癒されま…

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間の楔 6 小説

吉原理恵子  長門サイチ 

これぞ名作

ほぼ1ヶ月かけて1巻から6巻まで読み終わり、今ハートフルな気持ちに包まれています。悲しいけれど、とんでもない純愛物語を読んだ気分。私はJUNE世代の人間ではないですが、「JUNEの名作」にほぼハズレがないことに今更ながらビビっています。すごい時代があったものですね。

ただ、私の読み方の問題&リキ視点に引っ張られ、6巻の3分の1くらいまでずっとしんどかったです。耳慣れない用語が多く登場するし、…

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間の楔 6 小説

吉原理恵子  長門サイチ 

運命の二人

最終巻だけは辛くて何回も読み返せていない。
この結末でしか有り得なかったと分かっていても胸が苦しくなる。

イアソンとリキはどちらも世界の異分子という点で、根本的にはとても似ていると思う。
その二人が惹かれ合うのは必然であったとしか思えない。イアソンが叶うことのないことを願っていることをリキは無意識に気づいていたのかもしれない。
だから抵抗し逃げようとしたが、最後にイアソンが自分の身を犠…

2

間の楔 1 小説

吉原理恵子  長門サイチ 

すごく好きで何回も読み返している作品。

独特な文体ではあるが、慣れればあまり気にならない。むしろ好きかもしれない。
1巻は説明が中心だが、世界観の説明がしっかりあるからこそ感情移入しやすいともいえる。
人間の様々な感情が描かれているので疲れることもあるが、この生々しさが癖になる。
旧文庫版の地図が収録されてないのが少し残念。
旧OVAのイメージが強かったが、このイラストの二人も魅力的…

1

間の楔 6 小説

吉原理恵子  長門サイチ 

いつまでも色褪せない名作


1巻から6巻までまとめて購入し、一気に読了しました。

最初はただの上流階級の"ブロンディー"のイアソンと存在が無いも同然の立場であるリキ。
そんな二人の気持ちが話が進むにつれてだんだんと変化していく。
イアソンのリキに対する執着という言葉では表せないほどの気持ちは読んでいて胸が締め付けられるようでした。

気になっているけど、どうなんだろう?と考えている方が居…

5

間の楔 1 小説

吉原理恵子  長門サイチ 

原作は余りに偉大でした…

OVAは数年前に新旧アニメ共に視聴済みです。アニメにハマったのに、何故今まで原作を読まなかったのか自分を叱りたくなりました…。旧OVA視聴での素養も良い下地となったせいか、原作は控えめに言って数倍面白く、数倍萌えました。

旧アニメは芸術的で素晴らしい出来でしたが、一つの解釈にしか過ぎない事を実感しました。OVAで描かれたのは氷山の一角に過ぎなかったという衝撃。。原作小説は壮大な世界観の作り…

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Chara collection EXTRA 2007 特典

普通の男

大好きな「顔のない男」の番外編、「普通の男」のレビューです。

飛滝(攻)への辛口評論を読んで憤る音彦(受)。そんな音彦をなだめる飛滝が次に出演を決めたのは「普通過ぎる人々」というその評論家が嫌う監督の映画で…という内容でした。

役になり切って別人になる飛滝の前に、姿を現し、何度も恋を仕掛ける音彦。
ただ、台本としては飛滝は音彦と恋愛関係になってないので、一体どうなるの?
というのが…

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闇を飛び越えろ 小説

  長門サイチ 

キスをしたら瞬間移動

作家さんって面白いことを考えますよね。洸さんが学生の時から温めていたネタだったそうです。でも飛べる場所をうまく制御できないので結構大変。研究所の博士もいい味出してます。他のエスパー仲間もいる研究所で働く受けとそのビルで働く警備員の攻めのお話。

雑誌で読んだ時もテンポよくて面白かったので今回続きが読めて良かったです。洸さんのお話は起承転結がしっかりしてて読みやすいお話が多いです。ストーリーテラ…

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灼熱のハイシーズン 小説

秀香穂里  長門サイチ 

ロマンティックな夜の虹

旅行業界の最大手企業に入社できた工藤は、本来浮かれるはずなのに毎日毎日ため息をついていた。
それは、厳しい先輩社員の仁科のせい。だがそれはイビられているとかではなく、10ヶ月前のある出来事が原因だった……
…という思わせぶりな冒頭。
何が起きたのかというと。
付き合っていた彼女に、セックスがつまらないと言われてフられてしまった工藤が、やけ酒を飲んで他の客と喧嘩しそうになり、止めに入ってくれ…

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