せらさんのレビュー一覧

恋する箱庭 小説

松幸かほ  せら 

2度親に売られる受け様なのです

好きな作家さんのお一人なのでかなり期待大で読んだのですが、大きな盛り上がりが
左程なく、受け様の身売りもキャラの性格もあるのでしょうが、悲壮感もなくて
まぁ、安心して読める作品だと思えばそれなりのお話なんでしょう。

受け様はかなりおばあちゃん子で、病気入院中の祖母が家をこよなく愛しているので
その祖母の家を守る為に身売りをする事になる受け様なのです。
両親は実の親なのですが、輸入業を…

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「恋する箱庭」発売記念ペーパー 特典

喧嘩の原因はケーキ

ケーキを巡る痴話喧嘩ですから、もう糖度的には糖尿病を引き起こしそうです(笑)
本編の中で尋希がケーキを買ってきて一緒に食べるシーンがあるのですが、
リーゼルは特に甘いモノが好きなわけじゃないのです。むしろ、その尋希の心が嬉しくて、、というところでした。

今回の番外編では、尋希がリーガルと食べたいと思い期間限定のケーキを買おうとしたのですが、超人気だったために1個しか買えなかったのです。

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恋する箱庭 小説

松幸かほ  せら 

しまった!

前作が面白くて結構よかったので、次もとチャレンジしてみました。
・・・ごめんなさい、撃沈しました・・・
ちょっと不幸があっても、健気な主人公。
不幸といってもさほどのものではなくて、それは過去から現在につながる布石であり、
読み終えてみれば、いわゆる”運命の出会い”があって、再会があって、最後はすべて幸せに終わるという、全てがあま~い(内容も展開も)つくりは、自分的苦手作品の何者でもなかっ…

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ふしだらな夜の純情 小説

雪代鞠絵  せら 

健気なのだろうけれど

ノベルズで出版されていた作者のデビュー作の文庫化。
一緒に施設で育った二人。借金を抱えた体の弱い律(受)と、彼を守ろうとする和生(攻)。

…健気なんですかね?これ。
いかに20歳そこそこで若いとはいえ、あまりにも考えなし。
いかに手っ取り早くお金が稼げるとはいえ、普通のバイトも出来なくて家で内職をしていたのに
そういう仕事をしますかね?

攻めも攻めだし。
仕事もだけれど、体が…

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夢をみてるみたいに(文庫) 小説

崎谷はるひ  せら 

イヤもう『王道』。

これ、旧版も持ってるんですが、結構好きだったんです。約10年前の作品で、最近の崎谷さんからは想像もつかないくらい『普通』で『王道』、逆に貴重なんじゃないかと思うくらいです。でもやっぱり崎谷さんだな~と思うのはH関係でしょうか。これ、もとはHYPERレーベルですし。

崎谷さんは新装版化の時にかなり改稿されるケースが多いので何も考えずに買ったんですが、これはほぼ旧版のままだったんですね。IT関…

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桃色砂漠 小説

あすか  せら 

変化球なアラブもの

アラブ的典型ではなさそうなことで、気になって購入しました。
気になりますよね、
だって、きっとウマイであろうアラブの王子が
エチヘタッピなんていう設定なのですもの!!
なので、受である琴音が教育するために
アラブの国に行くというものです。

また、攻の兄の怪しげな発明や
父の呪いの日本人形、急なSM
など笑のネタが多く仕込んであります。

あ、でも、ノリはやっぱりアラブもので…

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夢をみてるみたいに(文庫) 小説

崎谷はるひ  せら 

キラキラ系

結構前の文庫化を入手したのですが、
もともと2001年出版の本であるからか、
かなりキラキラ系というか、乙女なお話でした。

美紀は、多くが憧れる大手総合アパレルメーカに勤務する
サラリーマンですが、観た目のかわいさと、
まだ仕事のできない「新人ちゃん」的行動からも、
「みきみき」とか、女性の多い部署で女性に愛玩されている
存在です。

美紀は、この会社の面接の際に、駄目もとで…

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シャンプー台へどうぞ 小説

水無月さらら  せら 

なんか惜しい・・・

再会ものです。しかも、中学時代に体の関係としては、行くところまで行っちゃってるわけですね。でも卒業と同時に別れ(?)て14年・・・

前半はホントに面白くて逸らせないです。もう夢中で読んでしまいましたが、ラストにかけてがいかにも端折った感が大きくて、なんとも中途半端で残念でした。

有人(受)の広瀬(攻)への思いはよくわかるんですよ。有人は、健気だけどうじうじ過ぎでもなく、相手に婚約者が…

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美しき野獣 小説

葉月宮子  せら 

いろいろと地雷の多い作品ではあったが(笑)

女装モノですw 花嫁モノですw
マフィア&セレブとかわい子ちゃんのカップルですw

まあ、ショコラハイパーなんで、王道バリバリのエロ多めと思えば許せなくはない。
ツッコミどころは満載なんですが、そつなくまとめています。

見習いジャーナリストの安曇は、望まぬ結婚をする幼なじみの身代わりとなって
マフィアのドン宅へ潜入する。
そこで、マフィアの若きドン、セオドアに「身代わり花嫁になれ…

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夢をみてるみたいに(文庫) 小説

崎谷はるひ  せら 

ベタなお話でした。

 未来美紀は大手総合アパレルメーカー勤務。
 専門学校在学中に、入社面接を受けたのだが、倍率も高く自分よりも高学歴で才能もある男がたくさんいる中で、どうして自分が受かったのかよくわからない。
 おまけに、未来はその時に、テンパった挙句、自分がゲイであることを公言してしまったのである。
 そんな未来を受け入れてくれた職場で、職種上ほとんどが女性である先輩方からもかわいがられている。
 そんな…

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