藤森ちひろさんのレビュー一覧

伯爵と偽りの花嫁 小説

藤森ちひろ  森原八鹿 

形見の指輪が結んだ縁

『花嫁』に惹かれて、手に取りました。英国貴族と大学生のスイーツロマンスが詰まった1冊で、シンデレラストーリーと年の差・健気受け・溺愛攻めが堪能できます。

叔父の遺言で、大学生の碧生を花嫁として迎えるべく、イギリスから迎えに来たのは伯爵のケネスでした。
実は、ケネスの叔父と碧生の祖母は若い頃に恋人同士だったんだけど、家柄のせいで別れた過去があって。悲しい思い出だけど、愛していた記念に、祖母に…

10

水の底に眠る恋 小説

藤森ちひろ  Ciel 

甘く切ないホラー風味BL

義兄弟のラブストーリーに
ホラーがくっついているような
奇妙な味の作品集(二話構成)。

ホラーと言っても、怖さより
悲恋の切なさを感じられるような
繊細なストーリーで、
心霊体験をきっかけに愛を深めていく
メインカプの甘い雰囲気も堪能できる
作りとなっています。


主人公の受けは、霊感体質の幻想小説家(25歳)。
攻めは、受けの義兄(亡くなった姉の夫)で、35歳。

10

背徳の淫罪 小説

藤森ちひろ  小山田あみ 

エロ補給にグイ!…でも胸焼け…

八割がたエロ。エ〜ロ〜ま〜み〜れ〜。
さすがです、藤森さん…
もう表紙から3Pだしね…
この表紙は書店ではレジへ出し辛いですねえ。

**********************
受けの曜一は女性めいた面差しの、26歳の公認会計士。
婚約中でしたが、相手は交通事故死しました。

攻めは曜一の婚約者の、父親と兄。
兄の淳吾は曜一の大学時代から現在までの先輩で、28歳の優秀な公認会…

6

背徳の淫罪 小説

藤森ちひろ  小山田あみ 

エロかった…!

藤森さんは初読みでしたが、小山田さんの表紙にひかれ購入しました。
婚約者を自分のせいで死なせてしまったと懺悔している受けの曜一。読み始めた当初はなぜそのことで自分を責めるのか、と思いましたが読みすすめるうちに納得。曜一が自分でも気づきたくなかった秘めた恋心にキュンときました。

3Pものは攻めのタイプが大きく異なることがポイントだと勝手に思っているのですが、この作品の二人の攻めもタイプが異な…

10

背徳の淫罪 小説

藤森ちひろ  小山田あみ 

血の繋がらないインモラル

婚約者を事故で亡くした会計士の曜一(受け・26歳)。
自身の、義兄(攻め・28歳)と
義父(攻め・50歳)への秘めた恋心が
婚約者を死なせたのではないかと
罪悪感に苛まれており……

3Pモノと言っても、3Pシーンはラスト一度きりで
あとは義兄×受けのシーンが大半。
ガッツリ3Pを読みたい!って方には
物足りないかもしれませんが
鬼畜攻めと腹黒攻めは堪能できる
背徳感たっぷり…

11

半熟恋愛レシピ 小説

藤森ちひろ  六芦かえで 

攻めのファッションセンスがヤバイwww

表紙からは想像もつかない江上社長のファッションセンス(笑)
とんでもない柄を想像して挿絵を見ると、少し派手だけどまともに見えるようにデザインされているというw
本当に何処で買ってくるんだか…是非ともカラーで見たかったヾ(≧∇≦)
[一例]
・真っ赤なキノコ柄
・真っ赤なイチゴ柄
・原色のハイビスカス柄
・2匹のパンダが交尾中←

雑誌掲載分(馴れ初め編)と書き下ろし(その後)の2…

0

寵辱―灼熱に抱かれて 小説

藤森ちひろ  環レン 

経験値高そうなのに不器用攻め

ハリード(13歳)が一目惚れしたというアシュール(8歳)の幼き頃の挿絵が見たかったなぁ…。
どんな美少年っぷりだったんだろ(*´艸`*)

それにしてもハリード…何という不器用さ。
ゴシップ紙を騒がせた経歴をお持ちなんだから、もう少し上手く立ち回れよ。
あれか、好きな子にほど~ってやつかwww
15年来の片思いが実って良かったね(笑)
ガラスの破片で指先を切っただけで毎日医者+包帯な…

0

ふしだらな純愛 小説

藤森ちひろ  小路龍流 

「お兄さまから電話よ」

この一言に、『ここで働きたい!』と思ってしまったわたしです。

藤森さんの他作品が王道で面白かったので、購入してみました。
歳の差が好きなのでこちらをチョイス。
ただ、ルビーさんとあまり相性が良くないもので躊躇していたんですが…やっぱ可愛かった!
たまにこういう自分的な当たりに出会うので、ルビーさんだとはいえつい手を出してしまうんですよね。


受けの小実(このみ)は小柄で小動物…

0

甘く、獰猛な欲望 小説

藤森ちひろ  石原理 

大人の関係…だけど子供(笑)

政治家の2世とその秘書のお話。
IT企業の社長として成功していた政宗(攻)は父親の引退に伴い、その会社を譲り渡して議員になった若手ホープの2世議員。
父親の秘書をしていた嵯峨(受)は父親からたっての希望で政宗のお世話をしている秘書。

いい大人なのにミルクプリンが大好きで、寝起きも悪く手のかかる悪がきのような政宗に手を焼く嵯峨の様子がなかなか楽しいです。
「プリンは1日1個と言っているの…

2

したたかに愛を奪え 小説

藤森ちひろ  稲荷家房之介 

読みやすくてビックリしました!

どエロ!
いやー、久々にこういうの読みました(笑
藤森さんの本は初読みだと思うのですが、こういう作家さんなのでしょうか?
表紙もねー、中身を裏切りません…買いづらいけど。


受けの凛は大学四年生。
父は会社経営をしており、何不自由なく育ちました。

攻めの多岐川は32歳で、暴力団の若頭。
凛の父親に融資しており、一度凛とはすれ違う程度の顔をあわせています。


凛の両親…

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