奈良千春さんのレビュー一覧

愛に終わりはないけれど 小説

中原一也  奈良千春 

ここからの道は?

良き仲間の双葉が出て行き、時折届く便りに彼を応援し懐かしがりなから
ドヤ街の医師坂下の日々は、いつものように過ぎていっていた。
班目はウクレレを弾きながらセクハラ替え歌を歌い、診療所の待ち合い室では
オヤジ達が賑やかに過ごし、空いた時間には街のホームレスを見回る…
そういえば、ホームレスの数が少し減っているような気がするが…と思いながら過ごす中、
あるい日妖怪のようなジジィが診療所にやっ…

5

跪いて、永遠の愛を誓う。 小説

夜光花  奈良千春 

どこか愛にあふれているような

イラストは奈良千春さんなのですが、表紙が秀逸ですね。
2人とも表情も素敵で、
内容をより引き立てているように思います。

内容は、下剋上、調教もので、
時には犬扱いされたりするのですが、
どこか愛にあふれているように感じました。

薬物とかが出てくる物語は好きではありませんが、
甘さがあって、救いがあるのが、良かったと思います。

御曹司でどこか人生に飽き飽きして、自由に謳歌…

3

愛に終わりはないけれど 小説

中原一也  奈良千春 

最終章へのラストスパート

これでオヤジ開眼をさせられたという自分にとって憧れの最強オヤジ攻め斑目と
ドヤ街でほとんどボランティアのような診療所を開いて「医者」としての姿勢を貫く極貧だけどまっすぐな坂下医師の物語は、とうとう次の巻でラストになるようです。
今まで少し見えていた斑目が医者を辞めた理由に触れ、彼の師である久住という老医師の登場と、斑目が医師を辞めた原因にも繋がる医療過誤により亡くなった少年の兄が、ホームレス支…

9

最果ての空 小説

英田サキ  奈良千春 

篠塚はこのままでいてほしい

椎葉のスーパー義兄は最後までスーパーマンでした。
英田さん、妥協しないでくれてありがと~~♪
読んでいる間、篠塚の声は三木さんで脳内再生されていました。
江波もなかなかにいい男でしたが相手が悪すぎるよ。
いつか素敵な恋をするようにと願います。
浅川ベビーのエピソードは、ちょっとうるっときました。
最後に椎葉はまたやらかしましたね。
こんなだから、篠塚も宗近も安心できない。
意外とこ…

1

エス 残光 小説

英田サキ  奈良千春 

完結しました

シリーズ最後まで人の話を聞かない無鉄砲な椎葉でした。
もうしようがないので宗近はあきらめて椎葉の面倒をみましょう(笑)
スーパーマンは義兄の篠塚でした。
椎葉が知った凄まじい五堂の過去。
彼の死は、炎に包まれ遺体も見つかりませんでした。
おかけで五堂を撃った宗近は無罪放免?このあたりうやむやにしましたね。
拳銃を造っていた紀里も祖父の吉澤が罪を持って逝ってしまいました。
紀里に受け継…

2

エス 裂罅 小説

英田サキ  奈良千春 

過去がせつない

1作目の感想?にも書いたけど椎葉、うかつすぎる。
ホントに命がいくつあっても足りない。
宗近はスーパーマンじゃないぞ(笑)
しかし、どうやら篠塚はスーパーマンらしいのでそちらに期待。
それぞれが過去の悲しみにとらわれすぎていて切ない。
しかし、東明くん、君それで組長なんて務まるのかい?
ちょっと非現実的な宗近の弟にびっくり。
五堂の壊れっぷりも凄まじい。
たぶん、拳銃を作っている吉…

2

エス 咬痕 小説

英田サキ  奈良千春 

主役交代?

シリーズ2作目、主役カップルは、脇役へ転落?(笑)
椎葉は同僚の永倉の補佐につくことになり永倉のエス小鳥遊真生と接触します。
組織に潜り込み水面下で動く永倉の行動は表に出てきませんが、やはり、この作品は永倉につきると思います。
椎葉は、自分と宗近の関係に迷いを感じています。
刑事とエスの関係はどうあるべきなのか、永倉とエス(亡くなってしまったエスと小鳥遊)の関わりを目の当たりにしてもその答…

2

エス 小説

英田サキ  奈良千春 

面白いですが・・・

シリーズものです。
某会社社長(893さん)と刑事という組み合わせです。
気の強い受さまは大好物ですが、この椎葉刑事、本当ならとっくに死んでるわね。
ちょっと向こう見ずではねっかえりなんだろうけれど、それと無謀は違う。
惜しいな、できる男だったらもっと良かったのに残念すぎる。
対する宗近はいい男でしたね。
秘書の鹿目もよい。
あと義兄の篠塚。
この3人はレギュラーで続いていくのかな…

2

黄昏のスナイパー 慰めの代償 小説

愁堂れな  奈良千春 

二人の関係に進展は!?

二人の関係に進展は!?ってお決まりのような作品あらすじも4回目、
じれったいと感じる気が起きない程二人の関係が進んでいるようで進んでいない。
それでも殺し屋の攻め様を廻る背景みたいなものが巻が進むにつれて見えてくる。

今回もカマカマネットがらみのキャラ達が大集合してるし、受け様のビッチ兄貴は
またしても浮気してる。
シリアスな面を奥に抱えながらも濃いキャラ達が場をにぎわす作品ですよね…

3

黄昏のスナイパー 慰めの代償 小説

愁堂れな  奈良千春 

林の魔の手がいよいよ迫ってきた

2年ぶりのシリーズ第4巻です。
本当、このシリーズは「新宿退屈男」と混同しちゃんですよ(汗)
2年ぶりだとなおさらにあれ?どっちだっけ。。。みたいにエピソードが。。。
2作目で魔性のゲイの兄が帰ってきて、3作目で華門に執着するマフィアのまるで女性のような林が登場して、この4作目で本格的に林の魔の手が大牙の身内(仲間)を脅かし始めて、、と、やっとどういう路線でこれから展開していくのか見えてきた…

3
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