奈良千春さんのレビュー一覧

交渉人は愛される 小説

榎田尤利  奈良千春 

定年後の駄目夫に、世話焼きオカン

いよいよ今巻で一段落。
それにふさわしい内容とあいなりました。
相変わらず芽吹の詭弁は冴え渡り、いつも思うのですが榎田さんが文章を作っているんじゃなくて、本当に交渉人・芽吹という人物が存在して思う通りに喋っているんじゃないか?って
作者さんはイタコなんじゃないだろうか?って思うのですよ。
扉のカラーイラスト、、ラストのシーンなんですけど教会での二人の絵。
今までの絵の中で一番素敵ですっ!…

10

龍の右腕、Dr.の哀憐 小説

樹生かなめ  奈良千春 

姐さんのジェラシー復活!

このシリーズは、奈良千春さんの挿絵ということで読み続けています。
私はどうしても氷川の女々しい嫉妬が好きになれなくて・・・(好きな方がいらっしゃったら、ごめんなさい。)
今回もその嫉妬に清和たちが引っ張りまわされるという感じです(--;)
また、私は任侠物には任侠らしい展開がないと物足りなく感じてしまうので、評価は「中立」ということにしました。
特に任侠物らしいものを求めていなければ、相変…

1

龍の求愛、Dr.の奇襲 小説

樹生かなめ  奈良千春 

姐さ~ん、落ち着いてくださ~い!!

前巻に引き続き、藤堂組との抗争が続き、ハラハラの展開でした。
でも、全く予想のつかない展開で、びっくらこいたよ(笑)。
もう、ここまでくれば(ここまででもそうだったのかな)、ギャグですね(^^;)
いや~、でも面白かったです。
姐さん、ほんま眞鍋組のびっくり爆弾ですわ。
ちょっと残念というか、物足りないなと思ったのが、清和と氷川のラブシーンですかね。
修羅の場の後だから、いつもよりラブ…

1

龍の烈火、Dr.の憂愁 小説

樹生かなめ  奈良千春 

ついに清和が

このシリーズを順番に読んできましたが、このシリーズの中では今までで一番面白かったです。
私がちょっと苦手とする、氷川の清和の昔の女に対する嫉妬や、清和を子供扱いするのが、この巻では少なかったというのもあります。
前巻より話は続いているのですが、氷川を誘拐された清和が切れます。
切れた清和は怖いです。全然しゃべらなくなって、何をするか予想がつかない。
清和の、氷川を他の男に取られるのではと不…

1

交渉人は諦めない 小説

榎田尤利  奈良千春 

騙し合い

で、下巻で、ようやくこの上下巻通しての敵キャラ、環との騙し合い合戦が始まります。

この環、天才詐欺師ってことで、上巻でのいろいろな仕込みはそれなりの片鱗があるのですが、下巻になると、どうも、単に兵藤に横恋慕して、芽吹に嫉妬しているだけの哀れな振られ女。
最後の決着の付け方も、芽吹には仲間がいて、自分のホームグラウンドの事務所の中で、事務所のみんなや兵藤に囲まれて、、、
読んでいる最中はそ…

1

交渉人は嵌められる 小説

榎田尤利  奈良千春 

積み本消化しました

スピンオフの「スウィパー~」を先に読んで、こっちはずっと後回し、積みにしていた本書をようやく消化しました。
一応タイトルは違うけど、実質的には「~嵌められる」と「~諦めない」で上下巻。
この「~嵌められる」だけだと、ほんとに導入部で、次々でてくる登場キャラの色んなエピソードが、バラバラのパズルのピースみたいに散らかって、まだ、いったい、どこへどう繋がるやら状態。
さらに、このシリーズの前の方…

1

龍の灼熱、Dr.の情愛 小説

樹生かなめ  奈良千春 

清和の女たち

今回は、ほとんど清和の昔の女に対する、氷川の無駄な(?)嫉妬でストーリーの大半が占められています。
氷川、清和、ショウ、京介、祐、リキの6人は、京介がショウの世話を焼いていることのお礼だといって、温泉旅館に一泊旅行に出かける。
旅館の女将から、次々と清和の過去の女たちの話を聞きだした氷川は、嫉妬の塊になってしまう。
ショウはショウで、性懲りもなく、京介が買ったおみやげをまたまた全部食べてしま…

2

跪いて、永遠の愛を誓う。 小説

夜光花  奈良千春 

実はいい教育係の攻め

表紙がこれまたすごいですね。

優秀な秘書の攻め×甘ったれお坊ちゃんの受け。
攻めに弱みを握られる→強姦。
この作品の場合攻めがゲイだということを受けも知っているので、このあたりスムーズです。
というか、この事件が怖いです(;´Д`)そりゃビビるよ・・
まぁ悪いボンボンの更生にはこのくらい必要なのでしょう。

攻めに従わざるを得なくなった受けですが、ここで攻めはちゃんと正しい方向に…

2

龍の純情、Dr.の情熱 小説

樹生かなめ  奈良千春 

う~ん

このシリーズは、奈良千春さんが挿絵を描いているのと、最近出版されている巻がなかなか人気のようなので、気になって読み始めました。

相変わらず氷川は清和を子ども扱いで、清和の食べるものにまで口を出すお母さんのようです。(おせっかいとも言う・・・。)
清和は氷川に対しては遠慮がちであまり口をきかないから、考えていることがいまいちよくわからないし、氷川に対する態度もなんとなく淡白な感じを受けるので…

2

龍の恋情、Dr.の慕情 小説

樹生かなめ  奈良千春 

やっぱりどうしても・・・

このシリーズは一重に奈良千春さんが挿絵ということで読んでいます。
ストーリーは残念ながらここまでのところは、私的にはちょっと・・・という感じなんですが、奈良さんの挿絵が見たいがためにここまで読みました(作者さんのファンの方には申し訳ないのですが)。
どうしても萎える箇所の方が多くて・・・。
氷川が清和を幼い子ども扱いするところとか、姐の立場なのに皆の前でヤクザのことを悪く言うとか(これは清和…

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