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中原一也 奈良千春
てんてん
ネタバレ
今回は森の結界内に住む獣人でオオカミ組組長と 先祖代々の土地を継承して森にやって来た獣医のお話です。 人間社会に疲れた獣医が獣人達と中に居場所を得るまでと 受様の浮気疑惑が浮上する後日談を収録。 受様は子供の頃から動物が大好きで、獣医か動物園の飼育係になる のが夢でした。父が早くに亡くなり、母を助けて家事をしていた事 もあり対人スキルはあまりありませんでした。 成長する…
ふばば
前作「愛していいとは云ってない」の後、またもや克幸の元に戻り、バーテンダーとしての生活を送る湯月。 克幸の財力で最新の治療を受けた釜男は、舞台復帰を目指しレッスンを始めていた。 …という時間軸で、ある日湯月は突然見知らぬ男たちに拉致されて。 彼らの湯月に対する要求は、釜男に手を出されたくなければ斑目を殺せ、と。 その方法は、毒殺。 酒を出すバーテンダーとしての湯月にふさわしく、斑目に出す…
夜光花 奈良千春
fandesu
最後まで読み終えて「圧巻」という感想です。 実は途中までは「面白いけど、ランスロット編だったら『涙』の方が盛り上がったなー」などと不埒なことを思っていたんですけれど、5章『裏切りの代償』からの展開が息をもつかせぬ面白さなんですよぉ! エクスカリバーで刺された左目が治らずに魔力を失い続けているモルガンは『もう一人の自分』である樹里の母を殺し、その体を使うことを考え始めます。それに気づいた樹里…
冷酷ヤクザx美形バーテンダーのシリーズ2作目。 前作「愛しているはずがない」の後、一度は裏切ったが克幸の元に戻った湯月の日常から始まります。 戻った、とは言っても、克幸への愛だの恋だのが芽生えたわけではなく、あの傲慢な帝王の這いつくばる姿が見たい、という気持ちが湯月を支えているわけだけれど、そんな思考とは裏腹に躰の方は克幸の嬲り方に馴染み悦ぶ。 再び克幸への反感が膨らんだ頃、10代の頃に共に…
ポッチ
『少年は神』シリーズのスピンオフ、『騎士』シリーズ3作目にして完結編。『少年は神』シリーズで、健気な当て馬さんとして登場したランスロットを攻めにした作品です。 序盤に今までのあらすじが書かれているので前作未読でも理解できないことはない…、と思いますが、でもできれば読んでいた方が分かりやすく、何より面白いです。もっと言うと『少年は神』シリーズも読んでから読んだ方が、ずっと面白く読めます。 …
ぴれーね
人間社会に疲れた青年が始めたのは、様々な獣人達が暮らす森での「動物のお医者さん」でした。 と、メルヘンチックなストーリーになります。 いや、ストーリー自体はおとぎ話を思わせる可愛さなのに、ここに中原流捻りが大量にきかせてありまして! もう爆笑ものなんですよ。 いちいちこれでもかと細かいネタがブッ込まれていて、もう完全に笑わせに来てるでしょー!!と。 あと、終始コミカルだったり痛快…
この作品は、ドヤ街でのワイルドオヤジと意地っ張り医師の物語「愛してる」シリーズのスピンオフです。 主人公CPは、冷酷なヤクザ幹部・斑目克幸(ドヤ街の斑目の異母弟)と、克幸の愛人でバーテンダーの湯月。 こちらは、スピン元の人情味とコミカルテイストな世界観とはガラリと変わって、ヤクザBLの王道、傲慢な帝王のような攻めと、過去を持つ美しい受けの紆余曲折がダークに、ハードボイルドに描かれています。 …
Takk
王都に戻った樹里の決意とランスロットの誓いのシーンがものすっっっごく良かった。 王都に戻った樹里。 久しぶりにアーサーの寝室に入ると自然と涙が溢れて来ます。 これまでアーサーの死に実感が湧かず泣くに泣けなかったのですね…ひとしきり泣くとふと、アーサーなら樹里に何をして欲しいかに思い至ります。 子供の事、王国の事、逃げることばかりに囚われていたけど、王妃として国を守るのが使命かもしれ…
冒頭のランスロット視点。 樹里やアーサーの事を率直に語るのでなんだか秘密の日記を覗いているような気分になります。 というのも私のランスロット像はまさしく聖人の様な人物!だったから。 そんなランスロットの樹里への想いが案外ドロッとした物をはらんでいて、まあそうだよなーと思うと同時に知りたくなかったって気分にも少しだけなります。 そうなのです、ランスロット編のランスロットは騎士として、より…
ドヤ街で、日雇い労働者と医師が恋をする。いよいよ完結です。 内容は前作「愛に終わりはないけれど」の続きで、貧困ビジネス叩きから生活保護そのものを叩く風潮、そして坂下が生活保護を斡旋している悪徳医師だと誹謗中傷されて、診療所の存続の危機、という展開に。 診療所がそんな状態で、斑目は離島に行ってしまうのか。 行かないで、いつまでも側にいて。 言葉にするとなんとも弱々しく、ただ斑目に寄りかかって…