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遠野春日 日高ショーコ
伊吹亜弓
ネタバレ
「1」では何かと珍行動・珍思考が浮き彫りになった、優雅な暮らしの茅島氏。 先ず最初は、会社社長の主催するパーティーから始まる「パーティーとお嬢様と英国式庭園」。 ホストである冬至社長による、庭好き茅島氏を別荘に招待する、茅島氏娘婿作戦です。 庭に釣られてしまい危険信号かと思われますが…お嬢さんにはその気は無いので回避です。 それにしても冬至家別荘の見事な庭を見れば、彼にも見せたくなるという…
日高ショーコ
雀影
特に、俯いたり、流し目したりのお顔のアップが素敵。 「絵」そのものがきれいなだけじゃなくて、ページ全体に対してのコマの大きさとか、割付のバランスがとっても見やすいんだと思う。 表題作の二人の身長差もいい。 立ったまま抱き合った時の身長差! しがみついているだけなのに、メチャメチャエロい。 最後の「運命の人」の歯医者さんも、マスクで目元しか見えないのに、開いた瞳孔からSオーラがビシビシ…
乱菊
日高ショーコで時代ものは読んだことがなかったので、初めて雑誌掲載された本作を見た時には、随分と違和感があった。 子爵だ、家令だと、少し硬質な雰囲気の世界観。 今までとはあまりに毛色の違ったカラーに、これでコケると痛いなあ・・・などと余計な心配までしてしまったほどだ。 けれどもそれは全くの杞憂だった。 これは巧いなあ!とすでに序盤で唸らされた。 大抵こういった物語というのは、時代背景や…
うえお
父親が亡くなり10歳で子爵家の当主になった暁人と、先代の当主から久世家に仕え、暁人が成人するまでの久世家の管理を全て任されている家令兼教育係の桂木。 暁人は桂木に構ってもらいたい、自分自身を見てもらいたいと思っていますが、桂木は「久世家」の存続しか頭になく、暁人に対しても「久世家の当主」としてしか見ていません。 まさにクラシカル!といった雰囲気の、上流階級の色々な思惑が渦巻く話となっていま…
木原音瀬 日高ショーコ
ミドリ
ほほう…これが木原音瀬なのね…というのが上下巻読んで最初の感想でした。 確かに寛末に腹が立ちますが、松岡も「どんな君でも好きになる」って言われても、さすがに男だと受け入れてもらえないのでは…」とは思わなかったのかな。 普通なら好きになった女が実は男でしたってゆうのは無理な話ですよね。 だから上巻ではそんなに腹が立たない。まだ。 それよりも福田に腹が立ったんだよ、私は…。 そして寛末、…
poppy23
はじめまして。みなさま素晴らしいレビューを拝見させていただき、 ありがとうございました。なかなか、に鋭い見識のご意見に今さら「そうだったのか?」 とガクゼンとする想いです。私は、当時、タイミングの良いときに木原さんの 同人誌『男の花道」を読みました~。友情から恋心へ、踏ん張った男となだれ込んだ男。 以下は、私がブログで書いた一文です。 「ずぅっと女性だと思い恋をしていた人が実は男だった!…
Maika
相変わらずの木原さんです←いつものセリフ(笑) 最初、タイトルを見て どんな話??と思ったものです。 タイトルって意味深なんだなぁと今更ながら思いました。 読み終わってどうか?と言うと、わかるような気もするし、他のタイトルの方が良かったような気もするし。 上下巻一気に読んでも苛ついたんだから、これは相当な物。 苦手な人は多いと思うものの、私はこのいらつきが結構嫌いじゃない。…
かにゃこ
同棲していた元カノの荷物整理をきっかけに女装をするようになった松岡洋介。 モデルのように変身した自分に過信して、街へ出て男の誘いに乗り酷い目に遭う。 雨が降る夜の繁華街の片隅で、財布も靴もなくうずくまる女装した自分に 誰もが見てみぬ振りをする。 どうしようもない惨めな自分に、傘をさしかけてくれた人がいた・・・。 持ち金と自分の靴を渡して雨の中、靴下のまま帰った男 寛末基文。 寛末基文は…
Alice
相変わらず切なかったです。 松岡は女装するのが趣味でその日も女装で外を出歩いていました。 しかしナンパされた男に酔わされ、男とばれて酷い目に合います。 雨が降っていましたが傘もなく、道にしゃがみこみ惨めな思いをする松岡。 そんな松岡に声をかけてくれたのが寛末でした。 寛末は同じ会社に働く男で、松岡は前のお礼がしたいとまた女装の姿で寛末の前に現れます。 松岡は女装しますが、決して…
つかさ
同タイトルのコミックを先に読んでいたのですが、文章で読むと改めて好きな作品だと実感しました。 コミックとは違い、文章で表現されると細かい描写が脳内で想像の映像を映し出します。 挿絵の日高ショーコさんの繊細なイラストが、二人の微妙な心情をとてもステキに表現しています。 御曹司と庭師の恋、とても萌えました。 身分違い、と言ってしまうのは簡単ですが、細部で二人の生活水準がいかに違うか表現され…