日高ショーコさんのレビュー一覧

憂鬱な朝 7 コミック

日高ショーコ 

2人の成長に影響される脇キャラにも注目

2人の恋路を応援していましたが、話が進むに連れ、
桂木の兄・高之殿がものすごく好きなキャラになってしまい(笑)
今回は高之殿好きの私としてはもうたまらない巻でした…!
久世家と桂木家との”決まり事”に縛られ続けていた高之殿が
ようやくその呪縛から解放されて事業拡大が叶うことに…!
自分の小さい頃の写真(黒歴史)を暁人に要求され動揺したり、
いい大人なんだから智之と仲良くしてくれと暁人に…

17

憂鬱な朝 7 コミック

日高ショーコ 

鎌倉までたったの2時間

ストーリーとしては、桂木の方は石崎家を上手く飛び出して、桂木兄弟も和解の方向に向かっている感じ。久世家の方は暁人は鎌倉に籠っているし英国留学も控えているしで、まだどうなるのかは分かりません。でも、暁人と桂木は今回100%結ばれた感じがしました。

桂木がね、満員列車に飛び乗って鎌倉にいる暁人に会いに行くんです。一等車や二等車で優雅に旅した訳ではありません。どうしても今日行きたいと、乗った事もな…

14

憂鬱な朝 7 コミック

日高ショーコ 

ようやく

タイトルにある「憂鬱」の文字通り、どこか重く、何かが引っかかり、はっきりとしない。
桂木と暁人との関係性すら向き合った瞬間から背くの繰り返しで、もどかしさばかりが募っていく。
そんな印象が強い作品ですが、ふたりが久世家を出て距離的に離れてしまうと、お互いの「成そう」とすることを尊重し合えるようになります。
なにより、桂木の中で暁人が与えた影響を感じられるようになり、また暁人も桂木に対する執着…

5

憂鬱な朝 4 コミック

日高ショーコ 

心が震える巻。

私が憂鬱な朝という存在を知った時にはまだ4巻しか出ていませんでした。
一気に4巻まで読んでしまったために5巻が出るまで待つのが本当に辛くて辛くて、何度4巻を読んで続きを待っていたことか。
セリフもほぼ覚えてしまうほどに読み込んでいても、二人の逢瀬のシーン、最後の桂木と暁人さまのシーンには毎回心が揺さぶられます。

身体を繋げる時にお互いの服を脱がせ合いキスをする場面がありますが、時が止まっ…

6

愛すること 特典

良かったー

Kindleなどメジャーなところでも扱ってくれていれば良かったなと思いますが、もう、「廣末頼むよ、ほんと 頼むよー」と思いながら読みました
美しいこと の下巻では廣末の言動にイライラしっぱなしで松岡が不憫でなりませんでした
今回のお話も松岡と一緒にヒヤヒヤしつつ、ニヤニヤしながら楽しみました

本当に、廣末 頼むよ?

6

知らない顔(新装版) コミック

日高ショーコ 

いろんな設定の詰め合わせ!

前回の「リスタート(新装版)」同様、旧版を購入後、
新装版が出るのを知りました(笑)
「リスタート(新装版)」で旧版を持っていてもとても楽しめたので、
今回の「知らない顔」も旧版を大事にとっておきつつ、
発売を心待ちにしていました。

初収録作品が加わったことで、現代ものから時代ものまで話が収録されており、
それぞれの作品の毛色が違っていて楽しめる1冊になっています。

「リスタ…

8

憂鬱な朝 7 コミック

日高ショーコ 

ラストを前に…

憂鬱な朝は作品自体が神なので、最終巻の時にレビューしようと思っていたのですが我慢できずに投稿してしまいました。

7巻という長編にもかかわらず、1巻から作品に流れている空気感、ストーリー展開にまったくのぶれを感じません。
暁人さまの桂木への激しい恋心、桂木の暁人さまに対する深い愛情は、巻数を重ねるごとに読み手に訴えかけてきます。
7巻では二人のシーンは最後のみと少ないものの、冒頭から二人の…

9

初恋のあとさき コミック

日高ショーコ 

記念すべき作品

私がBLというジャンルの扉を初めて開けてから、一番最初に心に突き刺さった作品がこれでした。
まだBL漫画家さんのこともほとんど知らず、そもそもの男同士の恋愛についても不慣れだった状態でこの作品を読みました。
まだ萌えというのがどういうものかすらわかってない初心者丸出しだった私の心に、美山の一途で切ない気持ちの矢が刺さった感覚でした。
以前から漫画や小説は好きだったのでたくさん読んでいたのです…

5

知らない顔(新装版) コミック

日高ショーコ 

様々な設定が楽しめる

「リスタート」同様こちらも旧版はすでに手元に無く、加筆修正部分の読み比べ無しのレビューとなります。
赤い花の飾りや血色の良い肌の表紙だった「リスタート」に対し、ブルー系と白っぽい肌の「知らない顔」。対の印象です。

「知らない顔」「見えない顔」「消えない顔」
私はこの話は旧版当時萌え所がよくわからなかったのです。今読み直してみて、萌え所というよりも掴み所がないのかも、と思い始めています。

6

憂鬱な朝 7 コミック

日高ショーコ 

面白かったんですが

日高さんが次の巻で終わりたいというようなことを書いてらっしゃいますが、お話し的にはそろそろ終わった方がいいかな…と私も思ってしまいました。七巻もとてもよく出来ていて良かったんですけど、そろそろ飽きてきたかなあ…と。久世と桂木はもうこれ以上ないほど愛し合っているし信頼しあっているので、BLとしてはもうやることがないような…。この話って最初は久世を憎んでいた桂木が落ちるまでが楽しいと思うので。でもこの…

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