穂波ゆきねさんのレビュー一覧

伯爵と革命のカナリア 小説

櫛野ゆい  穂波ゆきね 

カナリア革命

母親が有翼人種だった貴族と不遇な有翼人種の光源氏的な物語です。器用過ぎない溺愛執着攻め大好物です。
シルヴェストルが最初にノワールに対して恋愛感情を持ったのって、やっぱりクロワッサンサンドを食べてるところ(カラーの口絵あるよ)なんですかね?あのときノワールはまだ子供でしたが、シルヴェストルがあの場面で『自分のも咥えてほしい』とか『今すぐ抱きたい』って思ってたら変態っぽくて萌えるわぁ。
ノワール…

1

伯爵と革命のカナリア 小説

櫛野ゆい  穂波ゆきね 

歌を忘れたカナリアは

フランス革命時のベルサイユを思わせる感じの、金髪イケメン伯爵攻めと、奴隷のように売買されている有翼人種「カナリア」の少年受けとのお話です。

翼を持ち、美声で歌を奏でるカナリアという種族の受けは、見世物小屋で鞭打たれながら無理やり歌を歌わされていたところを、美貌の貴族に身請けされます。
その冷たそうな表情に、もっとひどい目に遭わされるのかもと怯えきっていた受けですが、もちろんそんなことはなく…

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伯爵と革命のカナリア 小説

櫛野ゆい  穂波ゆきね 

超過保護攻めの溺愛っぷりに萌えます!

貴族の青年×養い子の、革命の中で花開く恋といった感じの物語です。
この革命というのが、ちょっとフランス革命を思い起こさせました。…の緩い感じ。

攻めに庇護され狭い世界で生きていた受けが、自分の意思で立ち上がり…と主人公の成長物としても楽しめるのですが、一番のお薦めはその甘々っぷり!!
受けを溺愛している超過保護な攻めと、そんな攻めをこれ以上ない程大好きな受け…という組み合わせなので、とに…

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片思いアライアンス 小説

月村奎  穂波ゆきね 

ぐるぐるして攻めを振り回す受け

実はちょっとむっつりな包容力のある大人な男 × 王子様のような美しい見た目に反し中身が地味なことに悩んでいる受け

家柄がよく、完璧に美しい見た目のせいでずっと周りから期待されてきた悠馬。
実際は地味な性格をしているのに、礼儀正しいしっかり者の長男であろうと演じているうちに、中身とのギャップはどんどん大きくなり周りからは完璧な王子様だと思われるように。
悠馬はそれをすごく重荷に感じています…

1

恋愛前夜 小説

凪良ゆう  穂波ゆきね 

よかったです。

内容はとても面白かったです。
ラストはヤコ先生がすごくいい人でよかったし、ナツメも人の優しさがわかる人になれてよかった。と思いました。
たぶんヤコ先生が嫌な人でも面白くなかったし、ナツメがヤコ先生の優しさを甘受しているだけだと、ナツメはトキオと離れてから何したのってなっちゃうし。
個人的な好みを言うと、ショタ好きなので小さい頃のシーンが多かったのが嬉しかったです。 北斗七星のほくろとかある人…

2

片思いアライアンス 小説

月村奎  穂波ゆきね 

かーわーいーいー

可愛かったー
穂波先生の挿絵狙いでGET。
現代もの、リーマンものは優先度低い方なんですが、これは可愛かった!
昨日の夜、ふろ上がりに読み始め、止まらず、一気読み。
(だって薄いんだもん・・・)

攻めさんの性格、容貌が大好き!
大人で、じんわり優しくて、うーん、ハイジの犬(セントバーナード)的安心感・・・
想いが通じ合ってからの (ネジがどっか飛んだらしい(本人談))
やんちゃ…

4

街の灯ひとつ 小説

一穂ミチ  穂波ゆきね 

ほっこり

キュンキュンしましたー!
ヘタレ×器用なリーマンもの。
ずーーーっと受けの子が好きで一途。受けの子はそれを受け入れる。キュンキュンポイントです。
しかも受けの子が積極的な作品でエロシーンがお気に入りです。恋愛上手だな。怖い怖いと思いながら。受けの子、いろいろ上手なんです。
良いものを読んだ。
読んだ後にほっこりする素敵な作品でした。
一穂先生の田舎の描写が好きなのですけど、今回も景色を…

2

同い年の弟 小説

菱沢九月  穂波ゆきね 

タイトルと挿絵萌え〜

タイトルが意味深ですよねぇ。双子か義兄弟か、妹の夫か…。読む前から妄想が広がりんぐで止まりませんでした。これは大学生の義兄弟、ケーキとユキのお話。すっきりと読めて甘めな展開。ダークさはありません。

小学校卒業と同時に親の再婚で兄弟となった白崎雪宏(ユキ)と景輝(ケーキ)。二人の出会いから思春期、そして大学生となった現在に至るまでの軌跡が描かれています。大学生になってもベッタリな白崎兄弟ですが…

2

憂える天使~アンジェロ~ 小説

成瀬かの  穂波ゆきね 

イヤ=もっと

『僕の悪魔』も良かったですが、今作の方が私は好きです。
というのも、前作で里玖は確かにクラウディオの心を射止めたものの、彼がマフィアのボスである事と容姿端麗なイタリア人であるということに一抹の不安を感じていました。里玖を抱く前は多くの女性を侍らせていたし、甘い言葉を囁き、相手を陥落させる事は彼にとっては息をすることの様に容易いんじゃないかと。
でも、クラウディオは本当に里玖を愛しているんだなぁ…

5

他人じゃないけれど 小説

樋口美沙緒  穂波ゆきね 

酔っ払った勢いで…?

樋口美沙緒さんの作品を初めて読んだのはこの本だったかなぁ。義理の兄と弟のような関係の二人のお話です。

攻が幼い頃から長年密かに受のことを愛しく想っていて何かのキッカケで暴走してしまう展開が好きなので、篤史視点で進むにも関わらず忍のやるせない気持ちが伝わってきて、その切なさに萌えました。篤史自身は義理の父親ポジションである養父に恋していると思っていて、それがさらに忍を悩ませているのですが篤史に…

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