薄雲
全部まるっと解決、てんこ盛りの最終巻です。
継彦を倒すため、忍との恋愛関係を解消することで
御剣家に戻った香司。
前半の香司の忍に対する態度が
心変わりじゃないとわかっていながらせつないです。
もっとうまく立ち回ればいいのに、と思いますが、
香司もまだ高校生(この時点では大学生)で
子供なんだなという気がします。
最終巻まで読んで思うことは、
忍に「もっと自覚しなさい!」と言…
忍が「女に見える呪い」を解くための百日百夜の清めの儀。
しかし、その呪いこそが実は忍を護っていると前巻で静香に言われ、
じゃあ無闇に呪いを解くわけにもいかねいよね
っというわけで清めの儀はとりあえずお休み。
この巻は忍の呪いを解く方法を探し出す旅的な要素が強いです。
呪いを解く試練に芥川の「杜子春」を思わせる
(私だけかもしれませんが)描写があったりしておおーぅと唸りました。
巻の初…
とうとうレビュー一番乗りになってしまいました(涙)。
じいの円山にに泣きつかれて、
綾人がモデルを辞めることにしたのはいいとして、
その方法が偽装で事故死ってのは展開がかっとびすぎじゃないかしら。
なんか嫌な予感しかしないというか。
フラグ立っちゃったんじゃない!?
怪しいニオイがプンプンするでしょ!?
期待に違わず(?)偽装のはずが
綾人が本当に行方不明になってしまう‥。
…