穂波ゆきねさんのレビュー一覧

育生&国立シリーズ(3) Focus 小説

菜槻さあり  穂波ゆきね 

独特な世界観のある話。

 どうも、この人の作品、好きになれなくて。
 どうしてなのか、微妙にずっと考えていたんですが。
 この本を読んで、なんでそんなに好きじゃないのかが、ようやくわかりました。

 多分、この人が書いている話の登場人物たちの価値観と、私の価値観とは大きくずれてるんだよね。
 僕には、この人が「小悪魔」というものが、「小悪魔」に感じられないし。
「怖い」というものが「怖くない」し。
「愛」だ…

1

その時ハートは盗まれた コミック

金丸マキ  穂波ゆきね 

そろそろまんがも描いて欲しい

ネット環境になるまで、隠れオタである私の唯一の情報源だった『ぱふ』。
この雑誌のおかげで出会えた作家・作品は数えきれません。
穂波さんもその中のひとり。

はがきを投稿されていた頃からファンなんです。
梶原にきさんと描かれた、学園祭のお知らせはがきも覚えています。
あの頃から抜群に上手かった。


さて本題のこのコミックス、もちろん私も皆さんと同じで『接吻スキャンダル』が好きです…

1

僕の悪魔-ディアブロ- 小説

成瀬かの  穂波ゆきね 

ゴッドファーザーの世界です

ファミリーをテーマにしたシチリアマフィアのお話です。
映画ゴッドファーザーを見たことのある方なら、あのシチリアの空と風景と雰囲気がそのまま浮かんでくること間違いありません。

「おとうさん」に外国に連れてこられたリク。
目が覚めるとそこは、見たこともない外国の風景。
あたたかいマンマと元気な女の子キアラ、そして優しいクラウディオ、無骨だけど優しい笑みを返してくれる男たち、そんな彼らに包ま…

7

うちの巫女が言うことには 小説

神奈木智  穂波ゆきね 

巫女じゃないです、禰宜なんです!

CD化するということと、穂波さんの表紙、そしてあらすじを読んで購入しました。
だって…ツンデレな美貌な禰宜って!!しかもメガネ!買っちゃうでしょー!

ある事件で高清水神社を訪れた刑事・冬真。
彼はそこで、一人の禰宜と出会う。
辛辣な物言いと、地味なようで実は綺麗な顔を持つ神社の息子、葵だった。
二人の出会いは最悪だったが、冬真は葵が気になって仕様がなく(一目惚れ)、
事件を通して二…

3

年下の彼氏 小説

菱沢九月  穂波ゆきね 

俺はあなたの一番好きな毛布みたいになりたいんです・・・って言われたぁいv

お互い両想いなのが最初から駄々漏れv
駄々漏れなのを、にやにやしながら読む。
そんな感じのお話です。

包容力があってやさしくて素直な今の彼氏は年下。
ちょっと強引で俺様な昔の彼氏は年上!

つきあって、ラブラブで、昔の男登場で揉めて
同性の恋人であることに悩んで、年下の彼のために身を引こうとして・・・
内容的には、そんなにあっと驚く仕掛けはほどこされてないんですが
菱沢さんの…

2

甘える覚悟 小説

鹿住槇  穂波ゆきね 

うほっ、かーわいい♪

ああやっぱ、鹿住さんの書かれる「オトナが主役のお話」、かなり好きです。
攻め視点というのも鹿住さんにしては珍しくて、新鮮な気分で楽しく読むことができました。(後半は受け視点になりますが)
オトナと高校生の年の差カップルものです。
めっちゃ可愛くてきゅーんと切なくて、面白かったです。

同居することになった生意気な義理の甥っこに惚れてしまう、攻め。
オトナの自制心を総動員して甥っこへの思いを殺そうと…

0

その時ハートは盗まれた コミック

金丸マキ  穂波ゆきね 

絵が好きだ!とくに裸体が美しい…

原作の金丸マキさんが好きなので購入したんですが、絵の美しさに惚れました。
とくに、男性の裸体が美しい。エッチなシーンのときの、絡み具合いが美しい。肩のラインが美しい。二の腕のラインが美しい。うっとり見とれました。
局部は隠れてるし、なまなましさのない絵です。私はモノがしっかり描かれてるより、こういうのほうが好きかも。エロは好きなくせに、意外と自分はメルヘンなんだなーと、改めて思いました。チラリズム…

1

ヤバイ気持ち コミック

鹿住槇  穂波ゆきね 

可哀そう

主人公が可哀そう(>_<)
ずっと好きな男は特定の彼女を作らない遊び人の涼司。
そんな涼司に興味本位にやってみたいとか言われて、
迷うけど関係を持ってしまって・・・
涼司は罪な男ですね(*_*;
透の気持ちに気付かず抱くなんて
ホントに透が可哀そうで(>_<)
好きな人とつながっても気持ちがつながってないなんて切ない(>_<)
涼司はなんて相手を…

5

桜雨は仇花の如く 小説

神奈木智  穂波ゆきね 

地に足着いた遊廓シリーズ

萌萌。(MAX:萌萌萌:神に近い)
馴染みの客で老舗骨董屋の若旦那・久弥×裏看板を張る男花魁・佳雨(かう)、の仇花シリーズ3冊目です。

たった19歳だということをつい忘れてしまうほど聡明で気丈な売れっ子娼妓・佳雨。
眩しいほどの挟持をもって男花魁として裏看板を張る佳雨に惚れ、ついには思いを通わせ合った馴染みの客の久弥。
それでも、この二人はあくまで客と娼妓のまま。
このシリーズを面白…

2

ヤバイ気持ち 小説

鹿住槇  穂波ゆきね 

おい涼司!(`□´)

「俺、おまえ見てるとなんか欲情する」と、ある日突然告げられた透(受)。
相手は透が密かに想いを抱いていた親友・涼司。

この涼司が鈍い。鈍すぎる!それが仇となって、一度透を失いそうになる涼司の喪失感がよく書かれていたと思います。

女の子と付き合ってるにもかかわらず、透を抱きたいと言ってくる涼司。なんでも、イク瞬間も一人でヤる時も女とヤってる時も、透の顔が浮かぶんだとか。

そんな涼…

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