穂波ゆきねさんのレビュー一覧

りぼん絵日記 小説

五百香ノエル  穂波ゆきね 

男女エロばっかりの話

「りぼん記念日」に続き、2作目です。
パレット文庫恐るべしというか、BLなのか迷うようなとてもマニアックな話です。
受けが普段女の子なので女の子らしいのと、本命以外とする時は女の子の身体なので男女エロが多いです。
淫乱受け、男女エロ、レズ、ショタ、ロリが苦手な方は、ご注意。

青年実業家・姫乃木春明 俺様攻め×男の子から女の子になった窪田りぼん(高校一年)天然無邪気淫乱誘い受け
特異遺…

4

てのひらの星座 コミック

桜木知沙子  穂波ゆきね 

てのひらの星座レビュー。

穂波さんの絵柄は「ヤバイ気持ち」でアングルの良さと、線の細さにときめきました。
今回も、体のラインとか可愛すぎない受のさわやかさとか、良い意味で淡泊で良かったです。

お話のメインは従兄弟、大学生同士、年下攻です。
数年ぶりの再会で戸惑う二人は、お互い歩み寄りたいのにうまくいかない。
だけど「星を見るのが好き」という気持ちはお互い昔のままで、ぎこちなくも二人の距離は縮んでいく。 円冶の…

2

ボクのお城においでよ 小説

鹿住槇  穂波ゆきね 

アパートものです

ご近所・アパートもの、というのかな。
鹿住さんは、王道な設定を王道キャラと王道ストーリー展開でまとめあげるのが上手いですねぇ。
プラスアルファがほしいところなんですが、楽しく読めました。

主人公は両親を亡くした高校生です。
ずっと育て親である叔父に恋してたんだけど、その叔父が結婚したのを契機に、一人暮らしをはじめます。
一人暮らしの場所は、亡くなった両親が残してくれた小さなアパートです。
アパー…

1

ヤバイ気持ち コミック

鹿住槇  穂波ゆきね 

ヤバイ気持ちレビュー。

色んなレビューサイトさんで高評価だったのでずーっと気になっていました。やっとこさ入手したのでレビューします!

ドラマCDを先に聴いていたんだけど、可愛い絵柄で青春って感じだった。
要約すると一途な主人公と、主人公の恋心に全く気付かず身勝手下半身男の恋の顛末…を、描いた話かな。
青い炎は赤い炎より熱いとか、主人公が絵や色遣いに託した想いのエピソードが好き。膨れる気持ちを絵にした、それ…

3

年下の彼氏 小説

菱沢九月  穂波ゆきね 

年下攻め萌え~

表紙を見て、甘々かなほのぼのかななんて思ってたんですがちょっぴり切なかった。

受けがネガティブというか「自分の幸せより他人の幸せ」みたいな考え方で、「いつか終わりがくる」とか「自分のせいで~」とかばっか考えてました。
両親もいないし自分はもう終わった人間みたいな言い方するのが切なかった。
攻めは年下ワンコwとにかく真っ直ぐな性格でとても好感持てましたw
でも受けの元彼の辻が現れて、攻め…

1

群青に仇花の咲く 小説

神奈木智  穂波ゆきね 

遊郭もの嫌いの私でもこれはいいと思った

実は遊郭ものって私が苦手なジャンルのひとつなのですが(セックスワークという行為をめぐって友人たちがあーでもない・こーでもないとケンカ状態に陥っている)、その私が読んでもこれはいいなと率直に思える作品ではございました。

花魁に「なる」ということと「させられる」の絶妙な違いを神奈木さんはさらっとしたタッチで描き切り(主人公佳雨は前者である)、そして「凛とした花」のようないでたちにはほかの数多ある…

3

ヤバイ気持ち 小説

鹿住槇  穂波ゆきね 

確かにヤバイ、ヤバイほどの胸キュン小説でした

私がよく見てるBLレビュー系の某個人ブログで、学園もののオススメ作品として紹介されていたので、読んでみました。
めっっちゃ!胸キュン小説でした。心臓がおかしくなったのかしらと思うほど、キュンキュンキュンキュンしまくりました。
こういう王道の青春学園小説、大大大好きです。

主人公は高校生(受け)。素直でノホホンとした可愛いタイプです。同じクラスの親友(攻め)に恋してます。親友くんは俺様タイプ。
そ…

4

てのひらの星座 コミック

桜木知沙子  穂波ゆきね 

切なくキラキラした世界観が素敵です。

私、穂波さんの漫画が好きです。
と言っても原作付きのしか読んだことが無いのですが、ぜったい穂波さんの味はそのなかにも醸し出されていると思っているのです。
出された原作をただなぞるだけじゃない、穂波さんのオリジナリティ。
それが感じられるのでとっても好感を持っています。

主人公の瑞穂の心理の揺れが凄く丁寧に表現されています。

従弟の円が出て行くことになって、泣きたいはずな…

2

てのひらの星座 コミック

桜木知沙子  穂波ゆきね 

一寸深読み

表紙にデザインされているのは天秤座と獅子座の
星座記号。
星座自体も恐らく獅子座と天秤座と思われます。
かなり簡素化されていますが。
何故この二星座が表紙に描かれているんだろうと
言うのでつい深読みをしてしまいます。
瑞穂と円治の誕生星座…にしては殆どと言って
良い程接点が無いんですね。ただ詳しく分類すれば
恐らくどこかに惹かれあう共通要素が出てくるの
だろうか…と。

物語…

3

てのひらの星座 コミック

桜木知沙子  穂波ゆきね 

すれ違う恋

互いに好きなのに、
互いに好きな人が居ると勘違いして、
恋人が居ると勘違いしたりして。

この作品は、
二人がお互いに好きなのに、すれ違う、そんな内容です。

見ててもどかしい様な反面、
この先の展開に期待してしまう。
この作品に引き込まれる様な感覚でした。

後、瑞穂が幼い頃、円治に渡した手紙ありましたよね。
あれがとっても可愛らしいなぁと思いました。
子供特有の幼さが…

2
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