宝井理人さんのレビュー一覧

テンカウント 1 コミック

宝井理人 

全巻読破済。過去の恋愛や潔癖症の原因に関するネタバレあり

全巻読破済。

全体的にとても好きな雰囲気の作品でした。

一つ難点を挙げるとしたら

一巻の距離感を、三巻分くらいぶっつづけで見たかったです。

それくらいじわじわと近づいてから、縮まってくれると神だったな〜〜〜という印象です。

あと潔癖症と思いきや正確には潔癖症ではないのは広告詐欺!><ってなりました。(別にいいのですが)

エロに移行するまでが早く感じた…

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テンカウント 1 コミック

宝井理人 

タイトルから秀逸

潔癖症の受けと、それを治療するカウンセラーの攻め。
「潔癖症を克服するために、他人との距離を少しずつ縮める10項目をクリアしていく」という設定に沿いながら二人の関係性は深まり、そして性的描写も……!?
項目は「ドアノブに触る」「自分の私物に他人が触る」などから始まり、「素手で人と握手をする」さらには「飲み物のまわし飲み」そして「部屋に他人が入る」……!!項目を見ているだけでとても楽しい妄想がで…

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花のみやこで コミック

宝井理人 

『花のみやこで』泣きます /『花のみごろに』必見です!

『花のみぞ知る』のスピンオフの作品です。
『花のみぞ知る』でも重要なポジションにいらっしゃった辻村教授のお話です。
辻村(基晴)教授と御崎くんのお祖父様(蓮見晶)は小さい時に知り合い、ずっとお互いが好きなのに結ばれることが出来ない…。

一緒に逃げることも引き留めることも出来ない…基晴もどんなに辛かったか…。
家族や婚約者の期待を裏切れない…晶もどれだけ苦しかったか…。
お互いずっと好…

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花のみぞ知る (3) コミック

宝井理人 

御崎くんが幸せになってくれて良かった♡

花のみぞ知る(3)は御崎くんが有川くんのお部屋にお泊りをする続きからですが、お互いの気持ちを確かめ合った2人なら、自然にそんな雰囲気になりますよね。
途中まで行為に及びますが、有川くんは御崎くんが経験のないことを知ると「御崎が慣れるまで我慢するから」と中断します。
御崎くんは大切にされていますね♡

中盤で川端氏登場です。
川端氏の存在が不気味なのは髪型のせいもあるのかも?
メガネで黒…

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花のみぞ知る (2) コミック

宝井理人 

有川くんは王子様

花のみぞ知る(2)では、御崎くんのストーカーである川端氏の存在が明るみになります。
御崎くんはご家族が事故や病気で亡くなり、ほぼ天涯孤独状態です(親戚はいると思います)。
そんな御崎くんを守りたい川端氏が不気味に描かれているので、有川くんの王子様っぷりが眩しいです。

途中、有川くんが自分の気持ちを自覚するまでの繊細な心の揺れが読んでいるこちらまで切なくなりました。
ただ、御崎くんが病気…

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花のみぞ知る (1) コミック

宝井理人 

出会う運命だった2人

最近BLを読むようになり、自分にとっての神作品だと思った3作品中の1作品(シリーズ)です。
花のみぞ知るはBL初心者の方はもちろん、BLに興味が薄い方にもおすすめします!

宝井先生の綺麗な絵と繊細なストーリーで、2人の気持ちの変化や少しずつ縮まる距離感に引き込まれます。
有川くんの天然王子様と御崎くんのドジな美人さんの大学生設定がとてもいいです。
おそらく2人の通っている大学のモデルは…

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花のみぞ知る (3) コミック

宝井理人 

綺麗な幕引き

途端に激甘です。1,2巻でベタベタした甘さがなかったのに、どろっどろに甘い。突然の少女漫画。

川端にも意味は違いますが甘い展開でしたね。彼にこういった形の救済があるところは珍しいかもしれない。当て馬を救済するのは、スピンオフでのお相手さんであることが多い気がしますが、ここでは完全に主役たる御崎が川端を救って完結します。なんでここまでサイコ野郎になってしまったのか謎な人。20歳そこそこで自分の…

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花のみぞ知る (2) コミック

宝井理人 

独特な当て馬

初めて読んだ時の感情がはるか前過ぎて忘れてしまった。結構前の作品なので、ひょっとしたらこの雰囲気のBLモノはこの作品が走りだったのかもしれませんが、いま読むとよくある展開に思えてしまう。これが売れたから類似品が増えたのかもな。BL史には名前が残る作品だと思う。

川端(御崎の祖父の教え子)はなかなか面白いキャラです。家庭の抑圧で〜って設定はありきたりなのですが、ここでガッツリ手を出すことはなく…

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花のみぞ知る (1) コミック

宝井理人 

宝井先生らしい繊細さ

宝井理人先生らしい繊細な作品です。3巻完結なので心理描写に存分に時間が使えるのが強いですね。編集に愛されてるなぁ。

この時点ではまだそんなにハマってません。絵は綺麗で、人物の背景を徐々に見せていく感じや、大学の農学部と法学部という舞台の使い方はとてもうまいです。でも、好きなタイプの作品かというと繊細で綺麗で優しすぎて違う。もっと人間の嫌な部分が見え隠れするような作品が好きなので、少なくとも1…

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テンカウント 1 コミック

宝井理人 

高評価を裏切らないお話です!

なるべくネタバレしないように書いたつもりですが、少しだけ2巻以降にも触れてますのでご注意ください!

臨床心理士×潔癖症 という組み合わせだけで、潔癖症なのにどうやって距離を詰めていくの?! 臨床心理士の攻めに潔癖症の受けがどんどん触れていくの楽しみ! と、設定だけで萌えが詰まっている作品だと思います。
読んでみても、読むまえのドキドキ感を裏切らない面白さでした!

最初は、秘書という仕…

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