宝井理人さんのレビュー一覧

teenage blue 小説

月村奎  宝井理人 

思春期のリアル心理描写

高校1年生の時期に父親が一回りも年下の相手と再婚し、複雑な思いに駆られる。
そして入学式に行くために義母と出かけた時に義母が怪我をし助けてくれた先輩梶に
凛太は一目惚れをしてしまう。

梶への恋心と思春期故の義母や父親に対する複雑で自己嫌悪に落ち込む気持ちが
実にリアル、特に家族に対しての気持ちは読んでると暗くなってくるくらいです。
この主人公の凛太くん、義母にイラつき父にイラつき好き…

4

teenage blue 小説

月村奎  宝井理人 

先輩甘やかしすぎ

物語と登場人物とイラストの雰囲気がとてもマッチしていました、
父親の再婚で新しい母親に心が開けず卑屈になっている高校生の一目ぼれした先輩とのお話。


入学式、アクシデントに見舞われた義母を助けてくれた上級生、それが梶。
彼のさりげない優しさに一目ぼれした凜太。
それから一年、部活に所属していない生徒が塾やバイトへ行くまでの間時間をつぶす「帰宅部」の仲間になって、恒に凛太は梶を追ってい…

8

teenage blue 小説

月村奎  宝井理人 

月村さん史上初


不作でした。


月村奎さん、今月二冊目の新刊です。
月村ファンの私としては年の終わりにご褒美を頂いたような心持ちです

月村ファンとか言ってしまいましたが、本当に月村さんの作品は大好きなんです。
特にcherryなんかは私の商業BL作品の中で不動の一位!
月村さんに外れはない!

って思ってはいたのですが…

うん…ううん?
今回の主人公……あまり好きになれなかった…

6

Dear+&Cheri+ LOVERS+ 特典

内容は大満足

Dear+の誌面広告でみて、通販しました。
届いてびっくり。
思っていたよりも大きくてかなり分厚い。
かなりお買い得感あります。

私はコミックス派なので、今まで「是」のシリーズと「クロネコ彼氏」シリーズくらいしかちゃんと読んでいませんでした。
そのふたつの番外編だけが目当てで買ったようなものでしたが、読んだ事が無かった作品の番外編もちゃんと楽しめました。
LOVERS+きっかけで、…

1

Dear+&Cheri+ LOVERS+ 特典

ゴージャスな一冊

好きな作品の番外編が載っていると聞き、どうしても読みたくなった本。
豪華なのは聞いていたものの、実際に見てビックリ!
写真ではなかなか分からないんだけれど、銀色の地のきれいな表紙、
(手垢が付きそうでドキドキする……)
A4版の分厚い本でした〜!

コミック27編、小説4編の中から
いくつかの作品に関して簡単にコメントしたいと思います。
他のレビュアーさんが既にお書きになっている作…

5

花のみぞ知る (2) コミック

宝井理人 

当て馬の微妙さが残念

1巻を読んで、受けも攻めも好きになれた今作。2巻目も二人の
距離感だったり表情が可愛らしく、面白かったです。

御崎は、あれ?ツンデレどこいった?ってな感じで有川に恋してる
空気が半端なかったんですが、有川も有川で1巻とはだいぶ変わって
ました。1巻ですでに御崎に好意は持っていたものの、2巻では
川端さんの挑発の甲斐もあり、その感情がもっと濃く、そしてリアルに。
そのため、自分を上手…

1

花のみぞ知る (1) コミック

宝井理人 

すごく好き

優しい感じがしてすごく好きです。
ガツガツ系ばっか読んで来たので
なんかゆったりしてる感じでいい。
絵もモロ好み。
まだ一巻しか持ってないので
続きが早く欲しいです。

2

恋はドーナツの穴のように 小説

砂原糖子  宝井理人 

SWEETで、きゅん!!

砂原糖子さんって、
いつお見かけしても甘そうなお名前だなぁって
実は思っていたのですが、
今回のお話はドーナツが絡んでいたので
尚更文庫から美味しそうなにおいが漂ってきそうでしたw
(甘いにおいが仕掛けられているとかじゃありませんがw)

仕事に忙殺されそうなドーナツ屋・雇われ店長と、
そこへ普段なら採用しないであろうタイプの高校生・凛生を
うっかり雇ってしまった事によって進むス…

8

きみが好きだった 小説

凪良ゆう  宝井理人 

高校生の恋から~

まさにタイトルどおり「きみが好きだった」の三角関係ものでした。

最初の方は高校生の時って恋ってこんなんだったな~とささいなことで好きになってたな~と昔を振り返りつつ読ませていただきました。
ただ諏訪というキャラクターは読んでて苦手な方は苦手だろうなと思います。
家庭の事情とはいえ寂しさから浮気したり舞い戻ってきたり、
でも一応愛は本物だと思います。ちゃんと嫉妬もしてたと最後の方でわかり…

3

恋はドーナツの穴のように 小説

砂原糖子  宝井理人 

穴があるからドーナツはおいしい

29歳のちょっぴり生きる希望を失くしているような、そんな雰囲気がするドーナツ店の店長と、実は心に根っこがあった不思議少年めいた高校生の歳の差モノ。
こうした大人と子供の組み合わせは、自分的に地雷を踏む事がおおいのですが、大人にも子供にもそれぞれの事情がある、という設定がその地雷をなくしてくれ、
そして読み進めるうちにいつの間にかのめり込んで行きました。
”うん、この二人の組み合わせなら自分許…

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