麻々原絵里依さんのレビュー一覧

「ラプンツェル王子の通い妻」電子限定SS 特典

克己視点です。

本編の最後の最後に克己に駅まで車で送ってもらい「じゃあ、ありがとう。行ってきます。遅くなる時は連絡するね。」と克己との別れを惜しむシーンがあり、本編は昭良視点でお話が終わっていますが、電子限定SSは克己視点でその先が描かれています。

本編で昭良はわざと振り返らずに姿が見えなくなる位置までさっさと歩いていたけれど、克己は当然、見えなくなるまでいて、後ろの車にクラクション鳴らされる始末。
その…

10

ラプンツェル王子の通い妻 小説

小中大豆  麻々原絵里依 

結構シリアス

麻々原さんのポップな表紙でラプンツェルの方が攻めなの?とコメディータッチを期待すると裏切られます。芸術家×一般人のBLって結構あるけどもれなく受けが苦労しちゃうパターンが多い。攻めの方には悪気が全くないのもタチが悪い。この攻めは受けより一回り年上にも関わらず。

通い妻のタイトル通り受けは健気に集中するとご飯食べるのも忘れちゃうような画家の攻めに尽くしまくります。でも途中で美貌の男性モデルが攻…

5

初恋列車 小説

久我有加  麻々原絵里依 

ほほえましくて可愛い二人

攻めのお育ちの良いおっとりワンコぶりが良かった〜。
けっしてハフハフしてる訳ではなく、いつも静かに寄り添ってる毛並みの良いワンコ。ボルゾイみたいな気品溢れる系。

受けは筋金入りの鉄道オタクで全国の路線制覇を夢見ている子なので、ただ鉄道に乗る事だけが目的みたいな旅が好きなんだけど、そこにいつでもニコニコと楽しそうにくっついてくる攻めの姿がいいんです。
攻めは全く鉄道に興味はないけれど、好き…

0

ラプンツェル王子の通い妻 コミコミ特典ペーパー 特典

一途な恋人の操縦法

本品は『ラプンツェル王子の通い妻』のコミコミ特典ペーパーです。

本編後、 同棲生活を始めた2人のお話です。

昭良は克己と同棲を始めてからまめまめしく世話を焼かれています。
同棲してからの克己は昭良の食事をつくり、片づけ、買い出しに掃除、
洗濯、アイロンかけ、風呂に入ればバスタオルとパジャマが用意され
ている日々。

実家でもここまでされた事がないほどのお世話ぶりに昭良もだい…

8

ラプンツェル王子の通い妻 小説

小中大豆  麻々原絵里依 

カバーイラストイメージとはちょっと違う

今回は生活能力の低い画家と恋人の世話し続ける会社員のお話です。

攻様のモデル探しで知り合った2人がモデルの登場をきっかけに
関係に波風が立ち嵐となり凪ぐまで。

受様はゲイだと自覚しつつもデビューは大学生になってからでした。

ぱっちりとした大きな目が実年齢よりも幼く見せるのか、庇護欲をそ
そるタイプが好きな年上の男性に好かれるのですが、愛想と外面は良い
モノの受様の実態はせっ…

7

ラプンツェル王子の通い妻 小説

小中大豆  麻々原絵里依 

攻めザマァに切なさの涙

元々、出来上がったカップルのお話が大好きなんですが、最近身内の離婚があり、当人でない私自身もとても疲れ複雑な気持ちでいっぱいでした。
そんなタイミングでこの本を読んだのですが、最後には克己のしつこさに、とうとう涙が出てきてしまいました。

変わりたい、変われない、変わったら。

そんな簡単なもんじゃないんだよなと。
読んでて胸が苦しくなりました。

あんなことがあれば、克己が重い男…

11

ラプンツェル王子の通い妻 小説

小中大豆  麻々原絵里依 

個人的見解です!

まずは先にレビューを上げてくださった姐さま方にお礼を申し上げます。
この作品と出会わせてくださって本当にありがとうございました !!

✳️
こちらの作品、書影が発表された当初、
小中さんと麻々原さんという大好きな作者さま達のタッグだというのに、
なぜか食指が動かずチェックするに到りませんでした。

そして発売後。何か読むものないかなーとちるちるの巡回中に
作品のレビューが上がっ…

27

ラプンツェル王子の通い妻 小説

小中大豆  麻々原絵里依 

人生こんなもん

先生買い。表紙からコミカルなのかと思っていた→全ての挿絵を先に見た→はは、ヘタレってるわ!とウキウキ読みだしたところ、なんと、かなり切なかった・・・むっちゃ胸が痛くて、やめとけ!と何回も叫びそうになったお話、本編220P+あとがき。安堵感やハピハピ感が少し足りなく感じたので萌2にしました。

雑木林の中、食材がぎっしり入った袋を抱え、真冬の道をてくてく歩く昭良(あきら)。社会人1年目で仕事がて…

9

ラプンツェル王子の通い妻 小説

小中大豆  麻々原絵里依 

小中大豆節〜♡

本作は同人作品に加筆されたものだそう。麻々原先生とのタッグにシビれます〜!

紙書籍と電子同時配信でしたので、通販でも発売日当日に配送されない地方住みのわたしにはありがたく、夜中に読み始めて一人キュンキュンジタバタゴロゴロしてましたー!

自称売れない画家と、ゲイバーで彼に一目惚れした大学生の逆転劇。

もうもうもう、小中先生の片思いが大好きで、本当はお互いに思い合っているのに、攻めの…

9

ラプンツェル王子の通い妻 小説

小中大豆  麻々原絵里依 

これでもか!!というほどの容赦ない攻めザマァ

読む前はあらすじを見て、精々、痴話喧嘩程度かと思っていたけど、そんなもんじゃなかった。
読み終わった今、こんな簡素なあらすじじゃこの本の良さが全く伝わらない……!!と思わずやきもきしちゃってます。

一つのカップルがスレ違いから別れを経て、その愛が奥深いところに辿り着くまでを丁寧に描いていてすっごく良かったです。

そして盛大な攻めザマァ。
攻めザマァ好きの方には是非とも読んでほしい本…

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