色悪作家と校正者シリーズ番外編 コミコミ特典書き下ろし小冊子 色悪作家と校正者の山月記

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色悪作家と校正者シリーズ番外編 コミコミ特典書き下ろし小冊子 色悪作家と校正者の山月記
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×21
  • 萌1
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

70

レビュー数
1
得点
7
評価数
2
平均
3.5 / 5
神率
0%
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イラスト
 
媒体
小冊子
出版社
新書館
発売日
価格
非売品
付いてきた作品(特典の場合)
小説Dear+2019年ナツ号(コミコミスタジオ購入時のみ)
ページ数
12ページ

あらすじ

菅野彰デビュー25周年記念特集
コミコミスタジオ購入限定特典書き下ろし小冊子
東堂と塔野が不思議な体験をするお話です。

表題作色悪作家と校正者シリーズ番外編 コミコミ特典書き下ろし小冊子 色悪作家と校正者の山月記

東堂大吾・文学賞獲得に意欲を燃やす人気小説家
塔野正祐・東堂の小説の校正を担当する校正者

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レビュー投稿数1

東堂の大人げなさがよく出た小話です

本品は『小説Dear+ vol.74 2019年ナツ号』のコミコミスタジオ限定
特典小冊子になります。

内容は雑誌掲載作である菅野先生の『色悪作家と校正者』シリーズの
番外編で、2人が白洲と伊集院の関係を知った後のお話です。

夏の土用入り、所謂土用の丑の日。東堂は西荻窪南口に戻りながら
色悪を通り越して極悪人の様な高笑いをあげ、情人であり担当校正者
である塔野を呆れさせていました。

東堂が高笑いを放った理由は、毛嫌いしている作家の白洲絵一が
伊集院宙人に肩を抱かれていたことによります。何があったのかは
皆目わからなくても状況だけで笑えてくるらしく、気持ちとしては
東堂に同意でも塔野は2人が気の毒になります。

しかも東堂の言動の根底にはあるのは10年も文学賞を掻っ攫って行か
れている悶々であり、塔野が白洲と文通してその上強い執着を持たれ
た事をも未だに根に持っている有様なのです。

人様の愛情を笑う東堂を諫めれば塔野の事までそしる始末で、自分の
悪辣さの責任まで転嫁し、いつまでも文学賞に拘り続ける東堂の執着
心にこそ塔野は憤ります。

ヒートアップする2人の口論に、高級自由宅街であるはずの松庵にも
関わらず、かなりの罵声まで飛んできて、塔野は中島敦の「山月記」
を思い出します。

誰よりも自尊心が高いのは白洲先生ではなくあなたですよ

白洲のことなど言えた義理ではないと東堂を非難する塔野でしたが
いつもなら反射で来るような反論が聞こえません。不貞腐れている
のかといよいよ呆れる塔野でしたが、顔を上げた先の月明かりの
下には雄々しい虎が佇んでいて!?

A5判カラー表紙(文庫カバー同イラスト)2段組12頁のボリューム で、
塔野が不思議な体験をするお話になります。

塔野は言わんこっちゃないと言いたいのをぐっとこらえ、とりあえず
人目につかない様に東堂の家に慌てて虎を連れ帰り、大きなため息を
ついてしまいます。

東堂は生まれた時から虎であったかのような威厳で横原を畳につけて
座り、あれこれ言い合いますが、東堂が最も困るのはこの手では
キーボードも打てず、ペンも握れない事だと前足を舐めます。

塔野は袁惨のように代筆を買って出て東堂は虎になった心境を綴り出
しますが・・・目覚めると東堂はすっかり人間姿でした。全てが夢であっ
たならきっと現実の東堂があまりに酷いので願望が見せた夢なのかと
思う

・・・という夢オチ系のお話でした。でも結局は塔野が愛する人は人間
でも虎でもただ1人なのだという幕引きなので、読後感は悪くはない
です。

確かに東堂は虎になってもさもありなんな男ですけど、そんな男が
好きな塔野もどっこいどっこいな性格ですよね。そういう意味では
面白いお話でしたが、いちゃつき具合が微妙~ _(>_<)/

「中立」でもいいくらいですが、虎バージョンでの掛け合いは笑え
たのでオマケして「萌」としました。

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