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菅野彰 麻々原絵里依
シルバームーン
ネタバレ
菅野先生の作品は初めましてです。 設定は面白いし、何よりもプロローグが気に入りました。まさか小説上の登場人物の話しとは。。 ちらほらと文学作品情報が出てくるのも面白く勉強にもなりました。 私には相性が良かったようで、読みやすい文章でした。 ただ、BL的にはあんまり。。 正祐視点だから仕方ないとはいえ、大吾が無責任に手を出した風に見えました。 なんだかずっと、正祐が憐れでした。二人の…
あーちゃん2016
本編で一度お食事会をなさった(いやいやかも)大吾、正祐、宙人、篠田の4人。 何の因果かもっかいやる羽目になった時のお話です。4人まとめてめんどくさい方々(爆)。 前の食事会の時に話題になった夏目漱石の「吾輩は猫である」の結末部分。ビールを注文したが故に思い出してしまって、猫に思い入れのある宙人と正祐が涙ぐんでしまい、篠田も地面にめり込む勢いなんですよ。ああ、めんどくさいw この部分だけはし…
きたざわ尋子 麻々原絵里依
fiona0109
表紙を見て年の差カップルかなと思って読み始めました。 男前でクール、外資系のトップ企業に勤めるエリートとかなりドジで天然の大学生という取り合わせ。 2人の出会いは全くの偶然なのですが、女性にもすごくモテて女性がダメと言うわけでもない裕一郎が失敗ばかりして放っておけない睦紀に惹かれるというのに今一つピンとこない感じがありましたが、睦紀の真っ直ぐな所や、脇キャラの海里や真誠も個性的で魅力的でした。…
てんてん
本品は『色悪作家と校正者の純潔』の フェア書店限定特典ペーパーです。 本編続編後、 本編で中華飯店の卓を囲んだ4人が 鳥八に集うお話になります。 藤堂大吾の11月刊行の新作が 正祐の手元にやってくる直前の某日の夜。 大吾が策略を尽くして ピータンを食したメンツが 居酒屋鳥八のカウンターにいました。 元々、正祐と大吾が待ち合わせ、 正祐と打ち合わせていた宙人が…
本シリーズは 人気小説家と彼の校正担当者のお話です。 攻様がライバル視している作家と 受様が文通していた事から始まる騒動と 老作家の死に端を発する 2人の文学者論議の顛末を収録。 攻様は出版不況と言われる中 時代小説でミリオンセラーを飛ばす 人気小説家です。 今も年2本程度文芸作品も書きますが 文芸新人賞を受賞してデビューして以来 文芸の賞を取ったことがありません…
シリーズ3作目。私としては「めんどくさい!」の一言につきるカプ、だけど大好き。ううーんと煮詰まった時に、さっくりガス抜きしてくれるサブキャラ(宙人w 2作目から登場)が3作目も引き続き登場してくれて、篠田もご活躍+新キャラ登場!で楽しかったです。噴き出すこと数回、正祐の愛の深さ?に染み入るところもありましたが、2作目より私が落ち着いてしまったので神寄り萌2にしました。2017年ディアプラス掲載分1…
染井吉乃 麻々原絵里依
『ハート・サウンド』シリーズ3冊目でシリーズ最終巻です。 前作が終わった直後、ニューヨークのシーンから始まっています。 もし読まれるならシリーズ1巻目の『ハート・サウンド』から読まれることをお薦めします。 この作品がシリーズのラストなのですが、個人的には3冊中一番萌え度が低かったです。 主人公の一人、宝は控えめで健気な所がいいのですが、今回はそれが裏目に出たかなと思いました。 シリー…
『ハート・サウンド』シリーズの2作目です。 おおまかな前作のあらすじがお話の中で出てくるので、前作を読んでいなくても理解できるとは思いますが、主人公2人の詳しい馴れ初めまでは書かれていないので、気になる方は前作の『ハート・サウンド』から読まれることをお薦めします。 この作品は前作が終わった直後からお話が始まっていて、1冊丸ごと舞台がニューヨークになっています。 名前と台詞がある登場人物が…
この作品を読む直前に染井さんの他の作品を読んでいたのですが、その作品とは文体がかなり違って、私はこちらの作品の方がかなり好きでした。 主人公達が28歳と25歳という社会人で大人なキャラ達なので、落ち着いた雰囲気なせいかもしれませんが…。 主役の2人はバンドメンバーであるスイとシンセサイザーのエンジニアの宝で、芸能界を舞台にしているので、華やかな雰囲気があります。 スイが所属するバンドは活…
火崎勇 麻々原絵里依
火崎さんも麻々原さんも好きな作家さんなので、期待して読みました。 理由も告げず突然姿を消した若手画家の紺野が2カ月ぶりにアメリカから帰国するところからストーリーは始まります。 密かに身辺整理をし、都心から姿を消した紺野を見つけ出したライバルの飾沢は空港に迎えに行くのですが、紺野の側にはアレンというアメリカ人が付き添っていて、紺野の恋人だと告げられます。 紺野視点で語られているのですが、冒頭か…