明神翼さんのレビュー一覧

極上御曹司の恋愛成就方程式 小説

神香うらら  明神翼 

この場合どんなにクールな攻めでも、鼻血の一つや二つは出して欲しいのです

毎度お馴染みアメリカ人セレブ×日本人美青年のシリーズで、ロックハート家の御曹司第四弾になります。
「極上御曹司の初恋略奪方程式」の攻め・キャメロンのお兄ちゃんが今作の攻めと言う繋がりですが、単品で問題無く読めます。

で、今回、受けの行方不明になった友人を追って主役二人でニューヨークからマイアミへ。
そう、「救出大作戦!」って感じのお話なんですよね。

えーと、パーティーでウェイターを…

8

映画監督の寵愛メソッド 小説

神香うらら  明神翼 

にやにやしながら読みました

疲れたときに読みたくなる神香さん作品。
変な当て馬も出てこないし、攻めも受けを試したりクズいこともしない。

出会ってお互いにピピッときちゃった二人の、「なんて清楚なんだ‥‥」「なんて逞しい胸……」みたいな、お互いがお互いにぽーっとなってる様子をニヤニヤしながら読む。
ここがいい。

両片思い、両視点、という超〜わかりやすさ。
おまけにめちゃくちゃ甘い。
プラスちょこっとした事件・…

3

貴公子アルファと桜のオメガ 小説

弓月あや  明神翼 

じんわり心が温かくなるオメガバースもの。

あらすじと、オメガバースものだという点に惹かれ購入。

弓月さんというと薄幸受けがスパダリに愛され幸せを手に入れる、という王道のシンデレラストーリーを多く書かれる作家さま、のイメージが個人的に強く、そのためか弓月さん×オメガバースものってすごくしっくりくる組み合わせだと常々感じていますが、今作品もそのイメージを損なうことの無いオメガバースもの、そしてストーリーでした。

ネタバレ含んでいま…

5

極上御曹司の初恋略奪方程式 小説

神香うらら  明神翼 

一目惚れ同士


百戦錬磨のアメリカ人御曹司と友人の彼氏代行をしていたゲイの日系大学生とのお互い一目惚れの初恋。


読み始めて気付いたのですが、ロックハート家御曹司のお話第3弾でした。
あとがきには書いてありました。
それぞれ従兄弟という関係ですが、内容自体は絡んでいないので、前作を読んでいなくても大丈夫です。

親友のクレアにパーティーに彼氏として参加してほしいと頼まれた森谷巡(受け)。
お…

0

もふもふ狼王の寵愛花嫁 小説

真崎ひかる  明神翼 

いつも惜しい

萌える要素はたくさんあるはずのもふもふ物なのに、今回もあっさり風味で呆気なく読み終わりました。
これってレーベルの特徴でしょうか?


ただ前作の攻めとは違ってこちらの蒼月には好感が持てましたし、受けの花楓も前向きな良い子でした。

不満を挙げるならば確信に触れないままに、ごまかし躱しながら進んだお話にだと思います。
最後に明かされる真実に目新しさも驚く事も無くて、長々と引っ張って置…

1

御曹司の溺愛家族計画 小説

神香うらら  明神翼 

黒髪美人受けの清楚な色香の破壊力

甥っ子ショーンの面倒を見ている星(受け)の元へ、伯父を名乗るクレイグ(攻め)がやってきて、一緒に暮らす事になり……というやつで、「+子育て」とあるけど、子育て感は薄いので子育てものが苦手な人でも読めるかと思います。
というのも、攻めと受け二人三脚で家事に子育てに奮闘!みたいな描写がないんです。

なぜなら子供(甥っ子)は10歳。
手がかからないし、攻めは大富豪ゆえに、ちまちま家事する必要も…

2

御曹司の天使溺愛計画 小説

神香うらら  明神翼 

バカップル化一歩手前の両片想いをニヤニヤしながら読める

作家さん買い。
こちらの作品は、私の考える「これぞ!神香うらら作品」の典型だと思いました。

・外国人大富豪×清楚系日本人
・攻めが一目惚れして、初っ端から受けにメロメロ。
・両片想いだけど、お互いモダモダしてる甘酸っぱい様子を、交互の両視点でニヤニヤしながら読める。
・ただの溺愛ラブストーリーなだけではなく、途中でミステリー要素も加わるので謎解きも楽しめる。
・初心いクセにアナニー…

3

もふもふ狼王の寵愛花嫁 小説

真崎ひかる  明神翼 

惣領が望んだ花嫁は

今回は山犬族の頭領と彼に花嫁に指定された青年のお話です。

姉に代わりに嫁いだ受様が攻様と名実ともに夫婦となるまでと
ラブラブな後日談短編を収録。

この世界は純人に純獣、混合種の3種族で成り立っています。
山の麓に住む民は純人、山の奥に住む山の民は神域に住むと
言われる狼の神様によく似た山犬の混合種と言われています。

受様は7つの時に子供には禁止されている
収穫祭の本祭事…

1

もふもふ遊郭の初夜花嫁 コミコミ特典SS小冊子 閑雅なお茶会 特典

人はそんなに急に変われない

またしても言葉足らずで紅茶を淹れてくれた銀花に誤解を与えてしまっていた貴仁でした。

独占欲でルークにヤキモチを焼く前に、銀花をデロデロに甘やかして欲しかったです。

それでも今回のお話では貴仁の届かなかった手紙から、銀花への切ないまでの思いが伝わって来たので良かったです。

銀花の事が好きで好きでしょうがないのが伝わって来ました。

ただ気になってしまったのが、相変わらずな銀花の…

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もふもふ遊郭の初夜花嫁 小説

真崎ひかる  明神翼 

攻めが好きになれるかで印象の変わる作品

とても楽しみにしていた作品でしたが、どうしても攻めの貴仁が好きになれませんでした。

貴仁と銀花のすれ違いの切なさを書きたかったのだと思いますが、父親の楼主に踊らされ過ぎてて銀花への態度が余りにも酷すぎました。銀花を疑う前に何故あんなに怪しい父親を疑わないのかと疑問に思いました。

また楼主の言いつけを守って遠慮して貴仁に何も言えない銀花にもイライラしてしまいました。

貴仁の学友とし…

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