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木原音瀬 街子マドカ
マキヲ
表題作、同時収録作(スピンオフ)合わせて、木原音瀬さんは世のタブーに挑戦することを命題としているのかな、と思わせる一冊でした。 これを面白いと感じる自分、どうなの?と思いつつ迷いに迷って「萌x2」にしました。まあモラルだなんだと言い出すとBL界隈ではキリがないので、ラブコメと思って読めば(ガチ兄弟が地雷という方以外は)楽しめる作品だと思います…。街子マドカさんのイラストで背徳的な雰囲気がかな…
木原音瀬 藤田貴美
さぼ
あらすじをみて無理かもと思い、手を出せずにいた作品。 コノハラーとしては、避けては通れないということで、意を決して手に取りました。 で、感想は、「深い!!」の一言です。 何かね、色々と考えさせられましたよ。 心を揺さぶられましたよ。 是非とも、様々な人々に手にとって貰いたい。 本作を読んで、考えて貰いたい。 よくBLでこのテーマを取り上げたなぁと感動しました。 そりゃ、他社でボツに…
木原音瀬 ヤマシタトモコ
FlozenLychee
目が‥目が本気で溶けるかと思いました。泣きすぎて。 私の中で「神」の中でも最高峰です。 ドラマCDを聴いて原作へ。 本当に「どうしようもない」クズな人生を歩んできたモモ。 堅物で「空気が読めない」ロンちゃん。 「悪いことをしたら、とロンちゃんがいなくなる」から、 ただ、それだけに縋って生きようとするモモ。 想いが通じてからも、自分にロンちゃんは釣り合わない、 自分の幸せはロンち…
木原音瀬 祭河ななを
muccu
「COLD SLEEP」「COLD LIGHT」に続く第三弾(ついに完結) 藤島の一番恐れていた展開。 透が過去の記憶を取り戻し、今度は記憶喪失だった6年間を忘れてしまいます。 このままでは終わらないと分かっていたものの、「COLD LIGHT」で二人が幸せに向かって進んでいただけに、何ともせつない。 日々繰り返される暴力も激しくていたたまれません。 あんなにも藤島を好いていた透がそ…
「COLD SLEEP」に続く2作目。 藤島と透の二人の生活が始まります。 透は自分に親切にしてくれる藤島のことがどんどん好きになり、特別な関係を求めてきます。 一方の藤島は透との過去の苦い思い出から、心をひらききることができず葛藤しますが、透の明るく素直な性格についに付き合うことを決心。 二人の初々しく甘い日々がなんかだ平和すぎて木原さん作品としては逆に不安に感じてしまいます(^_^…
木原音瀬 日高ショーコ
たった
ネタバレ
心に残るような残らないような微妙な作品でした… 最初から最後まで恋愛の物語、とありますがまさに終始恋愛に振り回される2人の話です。 上巻では松岡に何故早く男だということを言い出さないのかともやもやし、寛末への苛立ちは少なかったのですが(むしろ最初の方では少し空気は読めないが優しい人間だと感じていた)、 下巻では寛末の視点になることで逆に彼が駄目な人間だとイライラしてしまいました。視点変更…
高校生の藤島の家に、高久透がやってきます。 父親の愛人の子供とおもいきや、父親が母親を苦しめるために連れてきた赤の他人の子供。 なんともゆがんだ家族構成です。 そして想像とおり藤島の母親の透への虐待がひどい。 そんな母親は、藤島を溺愛するあまり藤島の行動をすべて管理する異様な愛情。藤島自身もある意味被害者と言えます。 とにかく藤島と透を取り巻く幼少期が痛い。 そんな中ですれ違っ…
こぐーまん
夢中になって読めました。幼児退行してる攻めのお兄ちゃんが可愛くて可愛くて。なんだかんだ振り回されてる弟の父性も男前な感じがして好きです。萌えとかじゃないんですが、こども特有の素直さやまっすぐさ、健気さにキュンとしてしまった。兄弟の背徳感とか全然感じないので、そこは期待しないで読んでください。兄貴のかわいいワンコっぷりに、ただただ幸せにおなり……と見守る感じです。 終盤、兄貴の記憶が戻ってかわ…
エミィ
木原さん大好きです。木原さんが書かれる執着攻執着受が大好きです。 COLDシリーズの中で一番心が痛い巻です。 この最終巻は読んでいる途中からつらい、しんどい、苦しいと三重苦で「萌え」とは程遠い感情なのですが、時間が経つとまた読みたくなってしまう不思議な作品です。 COLD LIGHTでのラブラブから一気に急降下する空気で始まります。 透目線でお話が進んで行くのですが、暴行されたり、無理…
kanaichi
木原作品でBL小説でした。 このジャンルお初がこの作品だったのですが、BL小説を読むきっかけになった作品でもあります。 人の複雑な心情、心の移り変わりを見せるのにこの二人のキャラクターを設定する辺り、意地悪だなと思いましたw どちら側に立っても苦しいし辛いししんどいんです、それでも最後まで読ませる素晴らしい作品だと私は思っています。 まどろっこしくじれったく、心を沿わせるまで。 心が追い…