夜光花さんのレビュー一覧

オガクズで愛が満ちる 小説

夜光花  水名瀬雅良 

オガクズしか詰まっていない心とは?

おもしろい、そして年下攻め(これは大きかった)と聞いて買ってみた本です。
初・ガッシュ文庫、初・夜光花さんでした。

ワンコで必死な年下攻めに流される年上の受け、という図が好きで、そんな私にとってこれはよかったです。あんまり年下、な感じのしない子でしたが…
ただストーリーの根幹は結構ありきたりなものなので、鋭い方にはすぐに先が見えてしまうのでは…?
でも私は先を読むのは苦手なので、矛盾な…

2

シャンパーニュの吐息 小説

夜光花  みずかねりょう 

ミステリー

レストランのオーナーと、そこで働くギャルソンのお話です。視点が二人を行き来しながら、謎が少しずつ明らかになってくるミステリー仕立てのストーリーになってました。
私は途中まですっかり騙されてました。

オーナーの矢上(攻)が、自分の持ってるレストランで出会ったのは、ギャルソンの瑛司(受)。
瑛司は10年前に死んだ弟にそっくりだったのだ。
興味をひかれて交流するうちに、お互いに惹かれはじめる。
でも、…

2

ラブ☆コレ 4th anniversary 小説

いおかいつき  愁堂れな  夜光花  國沢智  奈良千春  高階佑 

おとくです。

ラブ・コレ4thアニバーサリーということで3作品の番外編が載っています。
それぞれの先生・作品のファンの方にもいいですが、ちょっと興味があるなぁというかたにもいいのでは?と思います。チラッと読んで面白そうだと思ったらその本を買ってしまうのもいいんじゃないでしょうか?

【1】「新宿退屈男~快楽の祭典~」愁堂れな/奈良千春  より『black tie』
 便利屋・早乙女×元刑事・竜野友紀のお…

5

姦淫の花 小説

夜光花  水名瀬雅良 

周りにはいえないけど・・・らぶらぶw

前作「堕ちる花」の続きです。
「堕ちる花」にて故郷での事件をきっかけに異母兄・尚吾と恋人同士になった誠。
異母兄の尚吾との生活が続いていくのかと思い聞きや、父の事故、誠の誘拐などいろいろと事件が起きてしまいます。
また、尚吾の母の死の真相などが明らかになっていきます。
前作で二人の故郷の秘密についてはピリオドかと思いますが、まだお話は続くようです。
最後の最後にはまた自作への伏線が・・・…

0

夜を閉じ込めた館 小説

夜光花  小山宗祐 

雪の洋館

ミステリー用語でいうところのクローズドサークルものです。
雪に閉ざされた洋館のなかで、一人また一人と死んでいく。
ネタバレはしませんが、犯人探しにワクテカしながら読むのはやめたほうがいいかと思います。ぶっちゃけミステリーとして考えるとショボいので…。

主人公はドールハウス職人(受け)。
とある洋館に招かれ、そこでドールハウスを作ることになる。
攻めはその洋館の持ち主です。
その洋館で起きた過去の…

3

水曜日の悪夢 小説

夜光花  稲荷家房之介 

SF

SFでした。
アイデア自体はよくあるものですが、こういうのを使いこなして小説書くのって夜光花さんらしいなァと思います。

主人公はバイオリンの先生(受け)です。交通事故で、バイオリニストの道を閉ざされた過去がある。
相手役は高校生(攻め)。
受けは攻めのバイオリニストとしての才能に惚れ、自分の夢をたくすことを決意する。
ただ高校生の家庭は複雑で、虐待にあってて、ある日その高校生は父親を殺してしまう…

6

跪いて、永遠の愛を誓う。 小説

夜光花  奈良千春 

立場逆転

雄太は橘グループの御曹司。その恵まれた環境に甘えて、なんでも好き放題やって遊び呆けていた。そんな雄太を連れ戻すのが雄太の父の秘書でもある孝彰。孝彰と雄太は従兄弟の関係。しかし雄太は孝彰がゲイであることを馬鹿にして、避けていた。
そんな雄太はある日、仲間と事件を起こしてしまう。
そこに駆けつけた孝彰はこの事件を自分が隠蔽するかわりに服従しろと雄太に言い放ちます。

今まで孝彰に好き放題言って…

4

オガクズで愛が満ちる 小説

夜光花  水名瀬雅良 

心にオガクズが詰まった男

美形の喫茶店のマスターの三沢玲人と、そこでバイトする生真面目な大学生、鳥羽秀一の話です。
三沢玲人は泣いたことがない。ときどき制御できない激しい衝動に襲われ、キレて、破壊衝動が起きてしまう。
過去にあった事件のトラウマのせいなんですが、彼はそれを封印して生きています。
ある日、酔った勢いで、玲人と鳥羽は寝る。

玲人のヒネクレっぷりと好対象で、鳥羽はまっすぐです。
鳥羽のまっすぐさに少しずつ癒され…

1

姦淫の花 小説

夜光花  水名瀬雅良 

愛と欲望とサスペンス

「堕ちる花」の続編になります。

前回で目出度く?くっついた俳優の兄・尚吾と大学生の弟・誠。
絶対にそんな日が来ることはない、と思っていたせいもあって、今回欲望の箍が外れてしまってます(^^;
そのせいでエロエロ度もかなりアップ……(笑)
最初読んだ時にはちょっとびっくりしてしまうくらいでした。

そして、大人しい筈の弟の大胆な発言&行動には兄のみならず、こちらもビックリ。
普通、…

1

ずっと君が好きだった。 小説

夜光花  文月あつよ 

流され侍

主人公の性格が流され侍でした。水城せとなさんの「窮鼠~」に出てくる恭一を彷彿とさせるw
ノンケで、女の子に告白されたら断れないから付き合って、付き合ってる最中に他の女の子に迫られたら浮気して、フラれて…みたいな。ダメ男。
そんな主人公は五年前に男から告白されて、「お前が俺を五年好きだったら、俺もお前を好きになるかも」みたいな返事をして、その後は言ったことすらすっかり忘れてチャラチャラしてます。
五…

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