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夜光花 榎本
マキヲ
夜光花さんの作品で主人公がミドルティーンというのはとても珍しいと思い、ワクワクして読みました。 導入部分こそ面目躍如とも言える不穏な雰囲気ですが、それぞれ幸せとは言い難い家庭環境で育った二人が補い合うようにゆっくりと心を添わせていく様子が嬉しく、切なかったです。また、舞台が学園寮に移ってからは二人の心情の変化とともに切なさも増してキュンとしました。学園寮モノを夜光花さんが書くとこんな感じにな…
AshNY
ネタバレ
期待以上でした! 正直あらすじを読んだ時に「性欲処理って…おいおい」っと思ってまして、 それでもって読み始めの冒頭からびっくりの連続で「はぁ〜っ?」っとなりまして、 解っていた事とは言え「おまえら頭おっかしいんじゃないのっ?」状態。 しかも一輝も春也も13歳? 冒頭から全力疾走で、唖然となりました。 でも最初それだけ落とされたので、 その後の2人が読んでて楽しかった。 子供なが…
夜光花 高階佑
渋茶
興味のあるものには抜群に行動力のある困ったちゃん作家、串田センセーが再登場。 前巻では守の実家で起こった事件がきっかけで成立したカップルではあったが、冒頭では串田と守がすったもんだしながら日々を送っている様子をすんなり受け入れて読めた。 今回もミステリーツアーから本物の殺人事件に発展してしまって…って流れで謎解きが主流になってはいるが、難解なものではない。 予想外のトラブルが起こって、村…
夜光花 小山宗祐
またもやすっかり夜光花さんに騙されました(いい意味で)。 サスペンスもののBLです。 殺人方法に「こういう仕掛けがあったのかー」とかはあまりないので、 サスペンスのそういうものを期待して読むと、ちょっと違うかも。 いやはやしかし、自白させるのにそういう攻めって…。 BLだからなぁ〜、そうなるかーそうだよなー。 ちょっとそこが多くてだれてしまった。 後、私はどうしても獣姦とか物とかとい…
夜光花 門地かおり
まぎぃ
作者さんの名前をみなければ夜光花作品だと気づかないほど。初期の作品でしょうか?まだ文章がこなれてない感じがありますが、ノー天気に楽しめるコミカルな再会ものでした。 セフレの元彼から頼まれていやいやしていた女装。ばったり出会った初恋の人、藤崎に一目惚れされてしまい、体の関係に。というおいしい出だし。 色々な誤解はあるものの、純情な受けがほだされていく様と、ちょっとがさつ系な藤崎が執着する…
ふばば
「眠る劣情」に登場した天然オトコ、本名久緒静(ひさお しずか)、ペンネーム「串田蓼生」がメインキャラとなっております。 ゲイの担当編集者神凪守と、守の出身地である瀬戸内海の孤島「女凪島」での怪事件を推理する…という筋立て。 女凪島は横溝正史ミステリー的な舞台で、普段は警察も医者もいない島で、7年ごとの大きな祭祀があり、女系家族である神凪家が島の秘密を握っている…島を離れた守は、島のしきたりや神…
Krovopizza
ミステリー作家串田寥生シリーズ、第2巻。 新刊ですが、原稿自体は3年前のもので、諸事情によりお蔵入りになりかけていたそうです。 変人攻め×強気受けという組み合わせは夜光さん作品の鉄板。 攻めの串田のマイペースすぎる言動に、受けの神凪が容赦なくツッコミまくるという関係性が面白く、二人のやり取りに終止笑わせてもらいました。 あらすじ: 「からくり人形館」で働く内野(『眠る劣情』の受け…
「ミステリー作家串田蓼生の考察」を購入したところ、本書「眠る劣情」のスピンオフだ、という事を知り、まずはこちらから、と読ませていただきました。 しかし。どこに串田が出てくんのよ〜と焦る。 「串田蓼生」はペンネームで、この「眠る劣情」では本名の久緒、としての登場なんですね。で、当然脇役です。終盤までほとんど意味のあるような登場はありません。 ではメインストーリーはどうなのか。 妹が誘拐され、…
夜光花 香坂あきほ
うーむ、もぅそう思っちゃうんだからしょうがないよな〜というのが、読んだ後の感想でした。 もうこれは喬一の性格、 誰と恋愛してもそうなんだろうなぁと思いました。 好きって言われても何処か冷めた目で見てて、 「まだ今だからだよ」とか、 「騙されてるな〜」とか思っちゃう気持ち。 どうやったら騙し続けていけるだろうとか。 悲しいなぁー、きついなぁー。 そんな恋愛、付き合ってても楽しくないし…
KRAFT
読後は放心状態。 おきざりの私という感じです。 途中、ホラーのようになったりミステリーのようになったりしながら、最後はきっと物凄く壮大なオチが隠されているんだろうなと頑張って読んでみましたが、最終章の「真実」を読んでもオチがあまりパッとせず、そんなことでこんなに話を引っ張ったのかとガクッとしてしまいました。 最後の圭一の言葉がなんだかもの悲しくて余計に。 エロシーンよりも、人がバタ…