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仙道はるか 陵クミコ
ミモザサラダ
ネタバレ
わかってはいたんです。 天然受け、お子様、は地雷なんです。 でも三十路だし、ちょっと暗めのお仕事の匂いもしたし。 でも!なんなんでしょうこの人。 モノローグまで見事に自分が真ん中。 モノローグだからいいのか。 それにしても… 実子だと信じていた子が実は他人の子とわかったのに、 どーでもいいらしいし、 容姿がコンプレックスといってるわりには あっさりメガネもとっちゃうし、 …
茶鬼
不倫、離婚、ヤクザ、ストーカー、潜入捜査、、、 結構重いものがわんさかと堀を埋め尽くしているのにこの軽さは一体何? それに、登場人物は主人公が三十路の大人で、相手も厳しい世界に身を置いている者なのに、まるで高校生の会話ですか?みたいなこの会話と展開。 もし、これが主人公の本物天然の影響だとすると、神様級の天然なんですが・・・(大汗、、) ただ、読みやすくするために軽い展開なのか、それともそ…
真崎ひかる 陵クミコ
satoki
八年越しの恋を実らせた加賀と水沢。 平穏な日々を送る二人だったが、水沢の店に雑誌の取材が入ったことにより急に店が忙しくなり二人は少しずつすれ違い始めた。 しかもその時取材にきたカメラマン、羽村に水沢が目を付けられてしまい…… 再会して、恋人同士になった二人の前に次々と現われる障害。 相変わらずのメロドラマっぷりですが、それがこのシリーズの醍醐味だと思います。 すねたり暴走したり、次第…
いつも友人達に囲まれている明るい高校生、佑真にはなかなか人には言えない事情がある。 一つはたった一人の家族である父親が入退院を繰り返していること。 そして、異性に興味を持てないこと。 自分の異質さを悟られないよう必要以上に明るくふるまう佑真のバイト先にやってきたのは二つ年下の後輩、武川。 年齢以上に大人びた武川に次第に引かれていくのを必死で隠そうとする佑真だったが…… 高一×高三の年…
砂原糖子 陵クミコ
むつこ
最後の最後まで、モヤモヤとした気持ちのまま読了しました。 どうしても最初に感じた違和感を拭えなかったです。 一つ目の違和感は、この受けに、読者から圧倒的な指示を得られるような恋愛小説を書けるとは思えないこと。 二つ目の違和感は、ここまで変人な受けが、簡単にガチガチのルーチンを変えたことに違和感が。 エッチの場面でも我流を貫く変人ぷりは好きだったんだけど。 もう一つのカップルのほうが好きでした。 …
ふじ枝
今まで読んだ小説の中で一番泣いてしまったのですが。 純粋、という一言では言い表せない、ある種デリケートな題材である受の人物像があり。 書かれた砂原さんも、読み手も難しものと思います。 これを私はずるいとも、悲しいとも、単純に美しいとも感じました。 卑怯なまでに美しいので、私は酷評出来ないのかもしれません。ずるいと思いつつも感じ入ってしまう( ′`)…。 駄目な方は駄目だろうし、読み込んで…
どうにも攻めが苦手でした。 受けはアスペルガーっぽいなと思いました。何事もスケジュール通りじゃないと気がすまないタイプ。強迫神経症。 そんな受けに向かって、攻めは天真爛漫な言動を繰り返します。決めつけ発言もガンガンやる。 「お話」として結果的にうまくいってるからいいけど、アスペルガーな人とか本当に強迫神経症な人に対して本当にこれをやったら、逆にストレスを与えて、パニック発作一直線だろうな…と苦笑…
遠野春日 陵クミコ
しの
即物的すぎる。 そして、やっぱり一目惚れ。 ホント遠野さんのお話にでてくるカップルは、みんな顔と雰囲気に惚れて、それを愛だと言い切ってセックスして、快楽に溺れていよいよ離れられなくなる、そんなんばっかり。 それを異口同音で純愛風に書いてくれますが、全部が体目的の同じ話にしか見えなくなってきました。 初エッチの文章が淡々としすぎて、なんだか触診のようにしか感じられなかったです。 この受…
再会モノ。 高校時代の時間の密度と焦燥感がいい。 優等生だった水沢と、金持ちの坊ちゃんで不良だった加賀。 正反対な押しつけられたボランティアがきっかけで恋をする二人。 けれど、その濃密な時間は加賀の家や水沢の母親によって壊され、引き離されてしまう。 状況が許さなかったすべてを自分のせいのように感じている水沢が切ないです。 子供のころは守れなかったもの。 そのあたりの展開は昼メロちっく…
茅島氏の主治医・聖司さんの物語。 しかし、これは攻め目線なので聖司のことは”そういうことがあった”という事が語られるのみで、聖司の気持ちは語られない。 兄から玩具のように他の男達に提供されていたり、また兄も聖司を抱いたりという姿を茅島氏の物語の中で垣間見せていたので、どんな悲惨な・・・と思ったのですが、遠野さんの特徴である温度の低い淡々とした文章でつづられてしまっているので、盛り上がりには欠け…