吉田ナツさんのレビュー一覧

執着社長の初恋 小説

吉田ナツ  森原八鹿 

言葉のチョイスが面白い

中編2編
表題作+「世界は君で満ちている」

表題作はやり手社長の道本(攻め)と立体造形作家の香西(受け)の二人の幼馴染が長い両片想いの末くっつくお話。

道本は早くから香西に恋していましたが、芸術的センス以外ポンコツの香西は道本に恋していたのに、恋心がわからずスルーしてしまいます。失恋したと思った道本は親友ポジションだけは死守しようと親友に徹しています。
ある時、香西の作る作品の理解…

1

アクアリウムの中の恋 小説

吉田ナツ  北畠あけ乃 

中学生で芽生えた思い

デビュー作から順に拝読していて、とりわけこのお話が好きです。スルスルと読ませてくれるストーリーで惹きつけてくれる作家さまですが、本作はもう、挿絵効果も相まって一番好きな作品といってもいいかもしれない。吉田作品で北畠あけ乃先生の挿絵に出会えるなんて全く予期してませんでした。北畠あけ乃先生コレクターとしては嬉し過ぎる取り合わせです。

全体的にサラっとした印象なのに、ツボる作家さま。まるで癖がなく…

3

アクアリウムの中の恋 小説

吉田ナツ  北畠あけ乃 

受けキャラがひじょうに良かったです

攻め視点の作品です。
イラストは北畠あけ乃さんで、カラーとは真逆の白と黒のコントラストの強い挿絵が大好きです。

**********************
攻めの沢田は、彼女もいる普通の大学生。
整った容姿とリーダーシップでつねに人に囲まれているものの、自宅で熱帯魚を飼育し本来は一人でいるのが気楽な質。

受けは専門学校でデザインを学ぶ椎名。
中学時代から無口で人と群れず、外見…

2

執着社長の初恋 小説

吉田ナツ  森原八鹿 

なんか、好き!

電子書籍版を購入。
表題作とその後の二人を描いた「世界は君で満ちている」が収録されています。。

またもや、ツボりました。
神評価です。

この作者様の『一途な独占欲』にはまり、自分の中で吉田ナツ祭りを開催中。
最新のものから過去作品まで、いろいろと読みあさってます。

いいですね。
いちいち、ツボります。
木原音瀬さんの作品が大好きで、ぬるい激甘溺愛系は苦手だったはずなので…

3

一途な独占欲 小説

吉田ナツ  周防佑未 

切なくて、楽しくて、甘い……全てがツボ

電子書籍版を購入。
表題作、後日談の「一途な週末」、単行本未収録SS「君といつまでも」が収録されています。
挿し絵あり、あとがきなし。

神評価です。
いや~、全てがツボりました。
攻めのスマートさも、受けのキャラクターも。
そして、表題作もその後のSSも。

スーパー完璧マンで少し強引な俺様なのに、受けにだけヘタレな(優しいだけ?)攻め(でも、ネガティブうじうじ系ではない)。

5

大好きなんです 小説

吉田ナツ  六芦かえで 

「えいっ」がたまらなく萌えツボ

萌えて笑ってキュンキュンしました!後日談(書き下ろし)の後半にはちょっとバカップルっぽい描写もありますが、全体的には真っ直ぐに恋する二人の甘くてちょっと切ないお話でした。

都石(受)は、女の子と見紛うほどの可愛い見た目に暑苦しいほどの熱いハートを秘めた二次元オタク。大学デビューとばかりに恋やオシャレを頑張ろうと奮闘する大学一年生です。主人公の津田は同じ大学の四年生で、サークル勧誘の場で都石と…

5

執着社長の初恋 小説

吉田ナツ  森原八鹿 

執着社長が受けのこと好き過ぎて最高!!

久しぶりの神作品です!!
オススメされていなければ絶対に手に取らないであろう甘々な表紙ですが、予想を裏切る面白さでした。
キャラクターやストーリーにただの執着物とは一味違ったオリジナリティがあります。
まずとにかく攻めの受けへの愛情が凄い!!
攻めはポヤーっとした受けに対して言いたい放題ですが、自分だけのものにしようと強引に奪うのではなく、まるで世話焼きオカンのように、好きで好きで、ただ笑…

6

執着社長の初恋 小説

吉田ナツ  森原八鹿 

笑えて、泣けて、ほっこりしました

答姐トピで「受馬鹿の攻のお話」とご紹介いただいて読みました~。「執着社長の初恋」…このタイトルと、執着社長側で書かれてるっぽいあらすじだけだったら自分ではきっと手に取らなかったと思います。読んでみたら…久しぶりに会心の「神」評価でした!面白かったです。笑えて、泣けて、ほっこりできて、萌えました。

香西(受)と道本(攻)の視点が交互に登場します。二人は幼なじみですが、ありがちな「両片思い」では…

6

ダブル・ベッド 小説

吉田ナツ  海老原由里 

攻めに遠慮する受け

中編2作品が収録されています。
遊び人の攻めと、ワガママを言わない受けが、恋人になったことで変わっていく様が素敵な作品でした。

表題作「ダブル・ベッド」は佐伯(攻め)視点。恋人に突然フラれるという状態で始まります。
続編「アイム・ホーム」は実里(受け)視点。家族とのしこりが解消されます。

最初は職場恋愛ですし、逢瀬より仕事重視な二人ですが、恋人を蔑ろにはしてません。会えなくて寂しい…

1

一途な独占欲 小説

吉田ナツ  周防佑未 

社会人カップルの甘い作品

表題作「一途な独占欲」は、夏目(愛称「ユキ」・受け)が主人公の長編です。
同時収録「一途な週末」は、伊佐(攻め)が主人公の後日談ショートです。

タイトルがピンク色でキラキラ輝いてますが、そこから受ける印象そのものの内容でした!

「一途な独占欲」では、夏目は小学校から思い続けていた幼馴染・新倉の結婚を知ってショックを受けます。妻となる友美の妊娠も知り、傷心を隠して親友として向き合わなけ…

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