加東セツコさんのレビュー一覧

恋のはじめ コミック

加東セツコ 

店長の色気に全部持ってかれた(好みの具現化大魔神でした)

「恋人だけが思い出せない」がめちゃくちゃ良かったので、表紙が非常に美しい本作も読破。
全部で3CP(3話+2話+1話)収録された短編集です。

一言言わせてください。
「店長がテライケメンーーー!!!」
髪型が好みドストライクです!!巻き毛!!
カッケェ・・・色気がパネェ!!
(↑一言の範疇軽く超えてた)
タバコシーンまであるなんて!
コーヒーを飲む時に胸元の義経(またの名を胸筋…

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恋人だけが思い出せない コミック

加東セツコ 

とにかく絵がどストライクな、ミステリー系

ものすごくキレイなMyどストライクな絵を描かれる方だな、とずーっと前から気になってたんです。
初めて作者を知ったのは「Only mine」なんですが、唐突なえrの差し込み方が合わなくて断念していたし、本作は他サイトで賛否のピ側レビューがいくつかあったのでなかなか手を出せずにいましたが、30%オフだったのでポチリ。
すごく良かった!!
「世にも奇妙な物語」や「週刊ストーリーランド」のような作品…

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恋のはじめ コミック

加東セツコ 

あまりにもまっすぐな恋心

表題作とそのスピンオフ作品、別の短編が収録された短編集。

「恋のはじめ」
「恋のつづき」
主人公は大学生の内藤。
長く続けているバイト先(レストラン)に、学内でも有名なお金持ちの息子・筒井が入ってくる…
…と始まります。
要は「格差恋愛」なんだけど、ぼんぼんの天然なずれっぷりととても素直な恋心が可愛らしいお話。

「めばえる恋は」
視点は、内藤と筒井のバイト先レストランの店長…

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よろこびは腕の中 コミック

加東セツコ 

その名は葵

「よろこびは膝の上」のスピンオフ。
アノ!名も無かった康毅の兄のターンです。
その名は「葵」。
弟・康毅を絶望的に想いながら自分よりも年上の男・相良と関係を持っているんだけど、いちいち突っかかっている。
相良は葵/康毅の母親の元部下。そして相良は葵の康毅への歪愛を知ってる…
いつもイラついて悪態ついて、手負いの獣のように扱いづらい。なのに行く場所も帰る場所もない迷子のように途方に暮れてい…

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よろこびは膝の上 コミック

加東セツコ 

不協和音の変奏曲のように

元々大好きな加東セツコ先生の作品。
作者様の作品は奇妙なサスペンス風味が魅力の一つですが、私にはここでもその空気感が感じられてそこが大好きです。

登場するのは二組の兄弟。
仲の良い菱谷充・譲兄弟。
そして、主人公の織戸康毅とその兄。
充が弟の友達である康毅を誘惑し、恋人になる。
本作はこの「康毅x充」の年下攻め誘い受けCPがメインのストーリーなんだけど、途中で思いもかけないあるエピ…

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溶ける コミック

加東セツコ 

ギャップが可愛い

1冊丸ごと表題作のお話です。
私は電子版特典付きで読みました。
病院の院長の息子とその病院に医療機器を販売している若手営業とのお話です。
今回もスーツ、そして白衣が沢山して眼福でした。

若いけれど腕が良くて患者にも親身に接し信頼されているけれど、担当営業には注文が多く不愛想な五十嵐先生と前担当が五十嵐先生のご機嫌を損ねて急遽担当になった吉野君。
まるでリスのようにクリクリした瞳が可愛…

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オーバーテイク コミック

加東セツコ 

曖昧なストーリー運びが好き

中編2作品と短編1作品収録。

「オーバーテイク」
成績不振の年下の幼馴染・賢吾の家庭教師を引き受ける図書館勤務の史也。
賢吾は史也に追いつきたかったという。
それ以上にどこか熱い視線を感じる史也だが…
この賢吾くん、自分に自信がないのかな。きちんと言葉にせずに史也に無理をする。
追いつきたい、それだけで背伸びをしたり落ち込んだりする恋心。
でも史也だって。
…というお話。
絵…

1

ひみつのみずたまり 小説

砂床あい  加東セツコ 

治るものも治らないおそれ

電子短編。挿絵の加東セツコ先生推し。
内容は…
ズバリ「おもらし」もの。みずたまりって…ソレ!

主人公はちょっと不真面目な高校生の久瀬。
映画が大好きで、マイナー映画専門のミニシアター映画館でバイトをしている。
ある日、窓口にクラスの優等生・蝦名が女の子と一緒にやってくる。
その時は蝦名と映画の趣味が合うのかも?なんて思っただけだったんだけど、映画館のトイレを掃除していたら蝦名が飛…

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情愛恋華 小説

華藤えれな  加東セツコ 

ストイックな若き華道家元

電子短編。挿絵の加東セツコ先生推し。
著者は華麗なヨーロッパやスペインなどのイメージがある華藤えれな先生ですが、本作はしっとりと京都の華道家元の物語です。

若くして伝統ある流派の家元になった怜史。
子供の頃から「家」と「花」の事ばかり、家元になってからは尚更無理やりに笑顔を作り人々に穏やかに接するが心の中は…
そんな時、TVで見たのが新進気鋭の華道家・水嶋。
自由奔放な明るく楽しくカ…

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深海に差す光 小説

西江彩夏  加東セツコ 

不条理

電子短編。挿絵の加東セツコ先生推し。
内容は…
作品紹介で記されているあらすじとはちょっと…いやかなり、印象が違います。
短編だけど、これどうなるの?どう進んでどう決着するの?と先の見えない読書体験となりました。

主人公は、OA機器営業主任の仁坂。
自分で自分のことを「精悍な色男、間違いなく見栄えのする男」なんて自覚してる。
部下の大江は、真面目で気が利いて、時間厳守、身なり清潔、…

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