加東セツコさんのレビュー一覧

Only mine コミック

加東セツコ 

セリフが少ないだけに緊迫感すごくて。

表題作はビックリです!ドライバーにとって。特に真面目な新妻さんにとっては抵抗があった筈。いくら優しいイケメンだからといって、そんなに簡単に流されちゃって…

同時収録の「思いめぐらす」は加東先生には珍しいラスト。

「ぼくの自慢の恋人です」はBLには多いテーマ、親しい人たちに恋人が男性だと伝えにくいという話。シリアス味は無く、ほのぼのかな。

いつもの様に。セリフが少なく、表情やふとし…

3

お届けします コミック

加東セツコ 

じわじわと、恋に成るまでを描いたショートストーリーたち。

出てくる人、出てくる人、揃いも揃って、不器用な人たち。
コミュ障なのか。不思議ちゃんなのか。カプの一方が常識人だったりするので、衝突事故の様に、巻き込まれる様に、恋に落ちて行く。
表題作は、配達先のぶっきらぼうな男が配達員に好意の示し方が分からなくて…変な態度を取ってしまう話。意識し過ぎて、もぅどうしたらいいのかわからないんだろうけど…

同時収録の「思うがままの」が短過ぎですが。可愛いで…

2

灯を落としたあとで コミック

加東セツコ 

美しいテーラーの青年、訪れた社長に喰われるの巻。

店を訪れた社長に(余裕の無い感じで)ヤラレてしまう、美青年。
もちろん同意の上なんですが。
大人の筈の社長の必死感が良いです。加東先生ならではの美しい筆致で、いつもながら緊張感のある展開。社長は忙し過ぎて、こんな風に心を揺さぶられたことが無かったんだと思います。
加東先生の作品はいつも。潔いほどに説明が無く。まるで詩を読んでいるような美しさで迫って来ます。なので、登場する人物の心情は推し量る…

2

思うがまま コミック

加東セツコ 

不思議の国のサラリーマンたち。

加東先生ならではの、端正なスーツ。サラリーマンたちの短編集。
表題作は小さなサイキック。あまりにも日常的に溶け込んだ超能力なので、例えなのかな?と思うほどの。「仕事がうまくいった」「(好きな)村上が誘いを受けてくれた」と、「俺が超能力者だから。」と無邪気に喜ぶ秋月。え?本当に?超能力って一体…
そして、村上の身に起こったこととは…
秋月に圧されて、受け入れる村上がドエロいです。尻から太腿にあ…

2

溶ける コミック

加東セツコ 

セリフの無いページの緊張感。

加東先生の、綺麗な中にもリアルな肉感の感じられる、カラダとカラダがエロいです。
首が太いんだか、顔が小さいんだかのスタイルの良さにも見とれます。白衣。スーツ。
セリフの無いページの緊張感、心情や説明の極端に少ない表現にも唸るものがあります。
ですが…今作は極端過ぎて。攻めの五十嵐先生が欠陥人間過ぎて(または不思議ちゃん?)。志鶴さんで無くてもドン引きです。いや、ドン引きだからこそ、恋に落ちた…

3

オーバーテイク コミック

加東セツコ 

しっとりと湿度の高い絵柄と。悔しい程にアッサリと終わるストーリーと。

加東セツコ先生の端正な絵柄は時に、不思議な緊張感を伴います。
その不思議な緊張感に包まれた、身近な生活感のあるオムニバスです。
全てキレイな感じでふわぁーっと終わるショートショートなのですが。
「くものあみ」だけは足りない、足りな過ぎるんですよ‼︎
伊勢が可愛いのもあるけど。も少しそこに浸っていたかったかな。と、言うか、わざわざ実家まで追いかけて来た戸川さんの気持ち‼︎戸川さんはオトナだか…

2

恋のはじめ コミック

加東セツコ 

お坊っちゃまの恋

表題作の【恋のはじめ】 【恋のつづき 】【恋のゆく先 】が一番好きでした。
父親の系列会社のレストランで、社会勉強のためにとバイトする事になったお坊っちゃまの筒井と、そこでバイトする苦学生内藤との恋。
お坊っちゃまはやはり世間ずれしているんだけど、根が素直で真面目なので好感がもてます。

代々の執事がいるようなお金持ちと、両親を事故で亡くしてバイトの給料日前は昼食のパンすら事欠くような貧乏…

2

恋のはじめ コミック

加東セツコ 

大学生(金持ち)×大学生(貧乏)
飲食店店長×執事
社会人×幼馴染

1作目の素直な攻めと、2作目の受けがだんだん恋を自覚していくところがとてもよかったです。

とても綺麗なのですが、表情があまり変わらない画風が合わず、残念でした。

2

思うがまま コミック

加東セツコ 

美しく寸止めの萌え

短編集です。
読む人によっては、この何とも萌えるんだか萌えないんだかという感じの曖昧さ、この登場人物何考えてるの?激情あるの?冷めてるのどうなの?みたいな雰囲気が、どうにもハマれないと感じるかもしれません。
でもコレがいいんだなあ。何とも上品です。と私は思うのですよ!

「思うがまま」
超能力BL。というと意味がわかりませんが、読んでも果たしてどっちが本当に超能力があるのか曖昧です。しか…

2

Only mine コミック

加東セツコ 

こんな曖昧さが好きです

短編集です。
加東セツコさんの作品には「もっと萌えを!」という感じの寸止め感があって、こちらの作品も例外ではありません。ですが、ここにはもう一歩、洗練されたと言ってもいいような上品な曖昧さが加味されて、「これが加東セツコ!」という世界が現れてきたような気がします。

「オンリーマイン」
黒と白の使い方がちょっと変わりましたか?タクシードライバーの制服の表現が印象的です。
指名常連の客が誘…

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