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一穂ミチ 小椋ムク
江名
ネタバレ
あまり一般には馴染みのない特殊な障害を持っているため、 他人に興味を持たずに生きてきた28歳の主人公・縁(受け)と、 子供のころ全く目が見えなかったけれど、 手術により視力を得た、縁より2つ年下の数真(攻め)。 このふたりの、再会の物語。 まだ、小学生1年生と3年生だった頃のふたり、 全盲の「かず」に本を読み聞かせた「ゆかりちゃん」の話が、間に語られます。 この「かず」が賢く…
marun
登場人物の微細な心の変化を抜群な文章、構成で描いている切なくてどこかほのぼの 心にじんわり臆病な恋心と切なさが染み入ってくる作品だと思います。 それにイラストは小椋ムクさんとくれば、まさに最強タッグなのでしょうが、 個人的にはじんわり&もしかしたら涙もじんわりくるかもしれないこの手の繊細な それも、障害をテーマにした作品は苦手かも知れません。 なんだろうね、どこか素直に作品の良さを受…
東雲月虹
待ちに待った、ミチさんのスピンオフ作品ではないお話! どんなキャラが出てくるのか またどんな素晴らしいエピソードの数々が!?と 心躍らせながら読み進めました。 (気持ちを落ち着かせようとしてもそんなの無理) 会話・感覚等、抜群のセンスで やっぱりぐいぐい惹きこまれて行くのですが 縁の病気、私はこれが想像出来なくて 縁の苦しさがわからなかったのです; とても丁寧に例えを用いて説…
サガン。
貴尚の昔の写真を見せてもらった真咲。 今度は真咲の中学生の頃の写真を…ということになるのですが。 結局のところ、真咲が心配するほど真咲の容姿はブスなわけでもないし、ホントはかわいいんだろうな。 ただ真咲の性格的な部分でついネガティブになりがちなだけで。 なので、ちょっと貴尚が険しい顔をしただけでもビクビク。 彼の好みではないところを見つけられたと怯えてしまう真咲ですが、貴尚が見てるの…
松幸かほ 小椋ムク
大好きな先輩のために先輩が付き合っていた彼氏のように振舞うことを覚えていった真咲。 そうして偶然の再会の後も近づいていって…。 なんだろう。 健気なんだけど、最初の方とかちょっぴりあざとくも見えたり。 軽く振舞おうとするするんだけど、だんだんそれが辛くなってきたり。 「初めて」を「初めてじゃなく」見せるための努力とかもあるんだけど。 それ、相談するのはどうだろう…と思ってみたり。 …
ハイ爺
まず受けの設定、人と関わりを持つのを避けているのに、常習で女をお持ち帰りしてヤってるのが矛盾してる気もしたし…加えて攻めの最初の誘いが 試してみない?的な言い方で(あとから理由があったと説明されるのですが)それでヤっちゃってるのが、わたしにとっての苦手に感じました。 Hシーンに多くページが割かれてるせいか、常の一穂作品に比べ人物の心情やその変化してゆく過程などが掘り下げられてない感がしました…
snowblack
一穂ミチ先生、初の新書判ノベルズ。 新鮮な感覚というか、下ろし立ての糊の効いたワイシャツのような、 肌に馴染まなさというか、そんな微妙な違和感を感じながら読み終わった。 ただし、これは私という1人の一穂ファンの個人的な感覚であって、 相変わらずエピソードやちょっとした小道具を積み重ねて作られる世界や、 繊細に心情が掬い取られた文章は魅力的で、良作だとは思うのだが… んー、結構初…
小椋ムク
メイプルシロップ
擬人化ものでファンタジーな作品。大好きです。 猫系で特に好きなのは、フジ(猫)×比呂(物書き)のお話です。 比呂のことが好きすぎて、比呂のことを守りたくて頑張っているフジが とても愛おしい。猫の姿でコーヒーを淹れようと奮闘する姿も 愛らしすぎてどうしようかと思いました。 人間になっても猫っぽくて可愛いです。 あと、萌えたといえばやはりリーマンものでしょうか。 社長×社長秘書の…
小鳩めばる 小椋ムク
御影
チームの総長、トオルは毎週水曜日になると、早々にどこかに消えてしまうのです。副総長のコテツはそんなトオルを不思議に思い、後をつけると、なんとトオルはパブへ消えて行くのです。父親のパブを手伝うトオルですが、コテツとも両思いになれたようで、温かいお話です。 女装パブで働き出した、るいが主役のお話です。るいはどうしても女装している自分に自信がもてないのですが、相手のしゅうに押し倒されてしまうの…
石原ひな子 小椋ムク
もこ
スピンオフのほうがものすごく好みだったので衝動買い。 雰囲気は好きですが、ん~・・・そこまで盛り上がらなかったかな それがちょっと残念です(´ε`;)ウーン… 近所を賑わせる黒くて大きな犬。 なんとか捕獲せねばと奮闘する受なのだが・・?! なお話から始まります。 大きな犬はなんと狼で、しかも人狼。 懐かれて、好きだと言われて、自分も好きになってて でも狼は自然にあるべきだから・…