小椋ムクさんのレビュー一覧

恋する遺伝子~嘘と誤解は恋のせい~ 小説

小林典雅  小椋ムク 

騎一のキャラの確立が清々しい



大好きな小林先生の『騎一(攻)』話…!

お馴染み、ジンジンとユイユイが出てきた十数頁でもう既に笑ってにやにや幸せに(笑)
そこでの騎一によると『最近(?)かなりウザい』ジンジンと『○クミツル的なグッズコレクター』ユイユイ、は本編後の短編で変態度を増していちゃいちゃいちゃいちゃしている姿がみられます。というかユイユイがジンジンの変態にまだ気付いていなかったことに驚きです。ジンジンはも…

2

嘘と誤解は恋のせい 小説

小林典雅  小椋ムク 

期待しすぎた

笑いのツボがはまれば面白いのだと思います。
アンケは確かに面白かったです。
が、ここでレビューを読んで期待しすぎたからか、さほどの面白さでは
なかった。
また受けが女性のような・・というと言いすぎかな
男っぽさがないタイプなのと、後半で攻めのマニアックぶりにちょっと
ついていけず中立評価となりました

2

鬼瓦からこんにちは 小説

松雪奈々  小椋ムク 

鬼の大福、うまそうやん

人外系ファンタジー、今度は「鬼」と「能力者」のバトル物です。
先代のじいちゃんに鬼瓦に封じ込められていた鬼の大我。
ある日、偶然、鬼瓦の封印が解けて…。

封印されながらも、ずっと陽太を見続けていた大我。
あんまり長いこと、陽太を見続けていたので、大我の方は陽太を当然自分の物と思い、思いのままにするけれど、陽太にしてみれば、そもそも鬼瓦に鬼を封印って、それも自分に鬼をどうこうする力がある…

0

職業、王子 小説

砂原糖子  小椋ムク 

いろんな意味で衝撃。

初っ端から、なんとぶっ飛んだ設定なんだと衝撃が。
アラブの王子さまはなぜか真っ白美肌の金髪蒼眼。
綾高大地はそんな王子に気に入られ拉致され、アラブ小国まで運ばれ、性奴隷となれと命じられ…犯されるっ?!と思いきやなんと犯されたかったのは王子なのでありました。

攻め視点から始まり、時折受けであるリインの視点が入ります。

真面目で正義感が強く一本気のアヤは王子だろうがなんだろうが間違って…

4

おさななじみから 小説

椎崎夕  小椋ムク 

青春だぁ

初読みの作家さまでしたが、小椋さんの表紙に釣られ購入してみました。高校生同士の恋。高校生ゆえの若く、青い二人の恋心が描かれています。

高校2年生の時に交通事故に遭い、入院・リハビリしていたために出席日数が足りなくなり留年することになった祐弘。今までの友達は高校3年生になり、受験生ということもあって何となく疎外感を感じて。新しいクラスにもなじみ切れない彼は、夏休みに大伯母の住む瀬戸内海の土地へ…

5

アイズオンリー 小説

一穂ミチ  小椋ムク 

見えるけど見えないこと 見えないけど見えること

とても異色な話でした。

子供の頃に目が見えなかったが手術により完治した編集者と相貌失認という症例で人の顔が認知できない在宅ワーカーのCGオペレーター

登場人物の身分や職業が変わった設定は数あるけれど、生かされていない場合薄っぺらでとってつけたようで面白みがないけれど、この作品の場合はとてもうまく背景が生かされていると思います。

幼い頃の目の見えない数馬と人の顔がわからない縁との出…

4

会社は踊る 小説

鳩村衣杏  小椋ムク 

素晴らしいお仕事もの

いや~、鳩村さん初読みでしたが非常にレベルが高く感心しました。
お仕事もの大好きなんですが、ありがちなのは、お仕事描写しっかりしてるけどカップルの人間としての交流に関連してこないケース。
こちらは、恋愛がむしろサブかというくらい、お仕事上の絡みが人間関係にダイレクトに関係してきていて、その辺の構成がうまいな、と思いました。
強引なエピソードも無理な感情描写もなく、最後まで楽しんで読めた作品で…

6

君に触れたら 小説

松幸かほ  小椋ムク 

あたふた子ネズミ

憧れの人に好きになってもらいたい一心で擬態する真咲を可愛いと思うかどうかでストーリーの印象が変わってくると思う。私は可愛いと思った。
あたふた子ネズミが、一生懸命クールな女王様を装ってても、時々漏れる本来の姿、甘いもの好きだったり、好きな人に手作りの料理を食べてもらって喜んだり、そういうのが可愛かった。
貴尚も実は溺愛系で、本当は素の姿で相思相愛なのに、二人して擬態してたわけなんだけど、自分は…

4

空色スピカ 小説

かわい有美子  小椋ムク 

初々しい!

丸ごと一冊、ひとつのストーリー。

久しぶりに、なにコレ!と叫びたくなるほどの
純情ワカモノ初恋物語、的なお話でした(笑)

いやもう、めっちゃ好きです、こういうの。

たくさん読んでいると、ドロドロしたものとか
どどどえっちぃのとか、色々あります。
もちろんそれらも大好き(笑)なのですが、
たまぁにこういうのを読むと、
ムズムズムズムズする感じで体をよじり、
終いには恥ず…

2

初恋の、それから 小説

渡海奈穂  小椋ムク 

あとがきはあとでよんでね!

「初恋」、そして爽やか過ぎる表紙!期待せずにはいられません。

高校一年生の有馬は、小さい頃から泣き虫で、周りから守られてきていました。ずっと面倒を見てくれていた従兄の重荷になっていたことを知って、高校では一人で強く生きていくんだと必死です。先輩である爾志と吉原の出会いが有馬を変えていきます。

最初の頃の有馬は「守られたくない」「一人でいい」と、まるで周りが全部敵のようなとげとげしさがあ…

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