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21/28(合計:272件)
田倉トヲル
フランク
ネタバレ
「ラムネのシャララ」 このタイトルを見て、あ!なんか良さそう!と感じた方は読んだほうがいいです。 絶対にその期待を裏切りません。 夏のプールで繰り広げられる二人のお話。 恋する気持ちをラムネの泡に例えたり、恋をラムネの中にあるビー玉に例えたり、友情をラムネ瓶になぞらえたりとタイトルにもなったアイテムの使い方が非常に上手でした。 タイトルの通り、シュワシュワしたはじけるような清涼感…
秋山みち花 田倉トヲル
香子
大雑把にまとめちゃうとcoccoの“幸せの小道”みたいなお話です。私的には。 森の中で暮らしていたセレスに、バルビエ帝国の皇子キリアンが一目惚れしちゃうけど、このキリアンには実はある思惑があって・・・。 好きな感じのストーリーでしたが、後半部分がやたら駆け足で進んでしまったのが残念です。助けられていきなり「好き」っていうのはどうなのさ。シエルの目のこととかオリヴィエについてのこともあるので…
gamis
百年に一度、国の王子が婚姻を結ぶ──。 自分の出生が実は自国の皇子、しかも忌み嫌われていた双子だと聞かされたセレスは、毒を盛られ失明の危機にある兄の身代わりとして式に臨むことになり──。 婚姻相手のキリアンに身代わりがバレていることや、そのことでキリアンにいいように翻弄されることなど、楽しい展開。 セレスのキャラもキリアンのキャラもとってもいいのですが…最後がちょっと惜しかった…。 …
義月粧子 田倉トヲル
sst
文章が稚拙すぎて読めなかった。ヨーロッパの色んな国の名前が使われてるのも違和感。
らっきゅ
本当の本当の兄弟。 ただの同性愛どころのタブーではありません。 好きだけど、突き進むわけにはいかない。 わかっているけど断ち切れない。 そんなじりじりした気持ちを丁寧に丁寧に描いてあります。 巻末のイラストを見るに90年代初頭が舞台なのかな? それにしてはさらにノスタルジックな感じがしましたが 絵がとっても綺麗で、畳の匂いや彼らの生活音 夏の湿度まで感じられそうなほど。 …
reki
道で倒れた釜地を助けてくれた鈴屋。お礼を言いそびれてしまい、もう一度会いたいと思っていた釜地が弟をプール教室へ送りに行くとそこにいたのは... 人も背景もすべてがキラキラしていて、カラッと晴れた夏の爽やかさを感じます。この作家さんの絵は夏がよく似合う。 5年ほど前に描かれた作品とのことですが、絵も綺麗で中身もあり、40ページとは思えない満足感がありました。 恋する気持ち、光を反射させ…
愁堂れな 田倉トヲル
ふばば
前作「オカルト探偵堕ちたる天使」で、高校時代からの親友で今は探偵の清水麗一から告白されたヒラ刑事の三宮(告白の前に奪われちゃってますが…)。清水が近付いてくると頭が真っ白になって、拒む気もないけれどちゃんとした返事もできないでいる。 そんなある日「泊まりに来ないか?」と誘われてどぎまぎ。案の定食事の後イイ雰囲気になったところに呼び出しの電話が! さて今回の事件は、予約3ヶ月待ちの人気占い師「水…
オカルトっぽいお話を読んでゾクゾクしたいなぁ〜と思って購入しました。 で、オカルト探偵って何だ? 見えないものが見える、特殊能力の持ち主。有名イタコの孫。眉目秀麗・成績優秀・スポーツ万能・性格も明るい、そんなパーフェクト人間清水麗一。彼こそオカルト探偵であります。 相棒は高校からの親友、三宮。平々凡々な所轄の刑事さん。 事件は新興宗教「聖なる泉」絡みの奇妙な連続自殺事件。 教祖様は少女の…
菅田
数年前に表紙で買ったものです。 血の繋がる者同士特有の葛藤をベースに物語は進んでいきます。 兄弟互いにブラコンで、読んでてほっこりする物語だと思います。 季節も夏が舞台となってるので、どこかしら切なく感じました。 田倉先生らしくストーリー重視な作品です。 おセッセの描写は無く、中盤に少し触れ合う程度。 少しだからこそ気持ちがこもってるというか…そんな気がしました。 幼なじみの女の子や…
Krovopizza
義月粧子さんの花嫁モノは初読み。 (既刊に「宿命の婚姻~花嫁は褥で愛される~」という作品があるようですがそちらは未読) 花嫁モノらしい甘さもありますが、俺様攻め×健気聡明受けという義月作品おなじみのカップリングは健在で、受けの暗躍による頭脳戦っぽい展開も楽しめる一冊です。 王宮の事務官・カイ(受け)は、侯爵の息子で近衛隊隊長のギルバート(攻め)に花嫁として嫁ぐことに。 王暗殺計画容…